半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

佐倉市美術館に 『オランダデザイン展 挑発する色とかたち』 を見に行きました。

2009-08-23 21:58:51 | 美術館、展覧会
家族4人で佐倉市美術館まで、 『オランダデザイン展 挑発する色とかたち』 を見に行きました。





私がオランダのデザインと聞いて思いつくのはヘーリッヒ  (ヘリット) ・トーマス・リートフェルトの椅子やフィリップスの家電製品、ミッフィー?程度でしたが、決してそれだけじゃありませんでした。コンパクトな展覧会だったものの、予想以上に楽しませて頂きました。



残念ながら会場内は撮影禁止。しかし、ロビーには無造作にリートフェルトの代表作、ジグザグとレッドアンドブルーが置かれており、自由に座ることができるようになっていました。もちろん私も座らせて頂きました。背後にローエのバルセロナが見えちゃっているのはご愛嬌 (笑) 。







恐らくカッシーナの物だと思いますが、建築にも椅子のデザインの歴史にも全然興味のなさそうなオジサンがドシンと座って、 「なんだよ、座り心地が悪いなぁ」 などと感想をいっているのを聞いてしまうと、ちょっと複雑な心境です。 


入り口の横ではレッドアンドブルーの模型を組み立てるコーナーがあったので、さっそく我が家でも挑戦。簡単だと思って舐めていたら、意外に苦戦して15分も掛かってしまいました。









同じ部屋にオランダ製の自転車も展示されていました。かなりゴツイ造りが印象的。9月20日に試乗会もやるそうです。






ミュージアムショップでオランダの女性デザイナー、サミラ・ブーンがデザインした動物顔のマスク、《おだいじにマスク》 を販売中。我が家でもアザラシを一つ購入してしまいました。



さっそく、我が家のアザラシに付けてみました。似合う?
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MLAIC カナダ環太平洋選手権報告 その5

2009-08-22 22:00:00 | 前装銃射撃、古式銃
最終日の15日は日本チームの参加する種目はなしだったので、アワードまでバリーの市内を観光しました。実はバリーはシムコー湖のほとりにある美しいリゾート!。波が無いので、ヨット遊びには最高の環境のようです。アザラシに似た怪獣?、イゴポコも出没するとか。

今度来ることがあったら、観光船にも乗りたいですね。






アワードはANAF (アーミー・ネイビー・エアフォース) ホール。世界選手権とは違ってドレスコードも緩いので、かなりカジュアルな雰囲気です。




マッチロックの種目に関しては、日本チームの大山選手がプレゼンターを務めました。和服だったので皆大喜び。




アワードの後はディナー。結構なボリューム。




左端がバリー・ガンクラブ会長のディノ・エバンゲリオン氏と奥様。昨年バリ島にバカンスに行ったとき、日本にも立ち寄ったそうです。




カナダの会長、C.E.マーティン氏。クレー射撃の選手です。今回は色々とお世話になってしまいました。




USAの会長、ゲイリー・クロフォード氏。いかにも退役軍人(USAF)といった感じの方ですね。親日家でプリウスに乗ってます。



さて、来年はポルトガルで世界選手権です。私の目標はTanzutsuでドイツのカール・ハンマンの持つ世界記録、86点を破っての優勝。9月のプレ国体が終わったら、早速トレーニングを開始することにします。
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RISTORANTE La Ciau(リストランテ・ラ・チャウ)でディナーを食べました。

2009-08-21 22:43:52 | 食べ歩き
今日はカミさんが五反田で仕事だったので、子供達を連れて田町で待ち合わせ、RISTORANTE La Ciau(リストランテ・ラ・チャウ)でディナーにしました。イタリアンではありますが、ピエモンテ料理なので我々の感覚ではフレンチに近いですね。































う~ん、さすがです。メインの鴨に使用されていたソースは内臓を使用したもの。好みが分かれる料理のようで、馬渡シェフはわざわざ写真持参で「どうされますか?、ソースは他のものにされますか?」と確認にいらっしゃいました(笑)。もちろん半谷家的にはノープロブレムであることはいうまでもありません。鶏の鶏冠は生まれて初めて食べましたが全然癖のない味で不思議な食感。兎も私好みの味付けで堪能させて頂きました。今回も大満足。また寄らせて頂くことにします。
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MLAIC カナダ環太平洋選手権報告 その4

2009-08-20 22:00:00 | 前装銃射撃、古式銃
8月14日。競技2日目。いよいよ日本チームが競技に参加する日です。私は

10:00 Tanegashima
13:00 Tanzutsu
14:00 Hizadai

という結構タイトなスケジュール。まずは50m射場で9:00からの1回転目で撃っている選手の様子を偵察します。

この方はUSAのゲイリー・クロフォード会長の奥様、ドナさん。女性ですが、マッチロックに関しては、アメリカで最強の射手の1人です。スタンディングはこのように独特なフォームで撃ちます。




私は2回転目。当然のことながら、自分が撃っている画像はありません (笑) 。これは私が撃った標的の画像。午前中は逆光だったので、監的スコープを使わなくても裸眼で弾着が確認できました。




午後は25mのピストル射撃場に移動してTanzutsuからスタートです。皆さんもご存知の通り、私が一番力を入れている種目がこれ。もちろん今回も優勝を狙っています。これは私の射座から撮った画像。




日本チームの大山隆一選手。和装での射撃です。




この方がUSAの会長、ゲイリー・クロフォード選手。ついに念願のOriginal Tanzutsuを入手!




前回の環太平洋選手権の優勝者、トム・ワラバック選手。参加するすべての種目で私とほぼ互角の腕前。




環太平洋記録保持者、フランクリン・マイヤー選手。この巨大な銃を片手で撃ちます。ボルドーの世界選手権では公式練習時に92点!を撃っています。




Tanzutsuが終わったら、すぐに撤収して50m射撃場に移動。Hizadaiの準備をします。Tanzutsuの終了からHizadaiの開始までわずか30分しかなかったので、残念ながら写真を撮っている暇はありませんでした。

何にも絵がないと寂しい?ので、大山さんに撮ってもらった練習時の私の画像を貼っておきます。

荷物を減らしたいのと準備の時間を少しでも短縮したいので、2003年以降は思い切って射撃コートを着るのを止めました。当然のことながら銃の止まりは悪くなりましたが、不思議と点数はあまり変りませんでした。私は制限時間内に撃ち終わるのが精一杯なので、気象条件が練習時と大きく変っていない限り、競技の本番では監的スコープすらセットしません。




日本人はホテルに帰ってから銃のクリーニングをする方が多いのですが、アメリカ人は試合が終わるとすぐに射撃場で銃のクリーニングを始めます。もう皆顔見知りなので、お互い手伝いながらの作業になります。このときが貴重な情報交換の時間でもあります。




結果はこのように発表されます。さて、私の成績はどうかな?



Tanegashimaが82点でクロフォード夫人 (87点) に次いで2位。Hizadaiが85点で優勝。

しかし、肝心?のTanzutsuは64点で、マイヤー選手 (84点)、クロフォード選手 (81点)、ワラバック選手 (74点) に敗れてまさかの4位に終わりました。

“言い訳” は無し。これが現在の私の実力ということです。

もちろんちゃんと理由があってのことなので (笑) 、次回にはきちんと対策します。
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MLAIC カナダ環太平洋選手権報告 その3

2009-08-19 22:00:00 | 前装銃射撃、古式銃
8月13日。競技初日に参加する種目がないという状況になってしまったので (笑) 、大山選手と一緒に博物館巡りをすることにしました。

まず最初はこちら。射撃場の近所にある 『シムコー郡博物館』 。4年前に来たときよりも綺麗になって、展示物も増えていました。




屋外には1834年のログハウスや学校、教会、鍛冶屋、パン屋などの古い建物が移築され、屋内にも当時の生活や町並みなどが再現されています。駅は4年前には駅舎だけでしたが、今年はレールが延びて機関車も展示されていました。






しかし、ここの見物は旧い建設機械や農業機械が動態保存されているということ。蒸気式のパワー・ショベルやトラクター等、日本ではあまり見られないものが色々あって、ちゃんと定期的に動かしている形跡がありました。







午後はレンタカーで1時間ほど走ってトロントに移動。途中でこんなものに遭遇しました。観光用の水陸両用バスです。この次は乗ってみたい!




目的地はここ。 『ロイヤル・オンタリオ博物館』 。北米で5番目に大きな博物館ということで、この日も色々な国の方が来ていました。




恐竜の化石標本だけで50体以上!






こちらは鉱物標本の部屋。奥には宝石のコーナーもあり。




武器のコーナーには年代順にその変化を解説する展示もあり、珍しいホイール・ロックの銃だけでも4挺ありました。






その他、先住民のコーナー、古代エジプトのコーナー、日本のコーナー、中国のコーナー、アールデコの家具のコーナー、ウェッジウッドの食器のコーナー、ガラス器のコーナー、年代別の部屋の様子を再現したコーナー、生物のコーナー……正に博物館の名の通り、何でもありですね。ちゃんと見ようと思ったら、とても一日では足りません。


個人的に一番面白かったのはこれ。銀食器のコーナーに展示されていたドールハウス。何と食器は全部本物の銀食器です。




そしてこれがドールハウス用のミニチュア銀食器。どんな子供がこれで遊んでいたのでしょうか?



さて、いよいよ明日は私が参加した競技会の様子をご覧に入れることにしましょう。
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MLAIC カナダ環太平洋選手権報告 その2

2009-08-18 22:00:00 | 前装銃射撃、古式銃
今回の会場はオンタリオ州バリーにあるバリー・ガンクラブの射撃場。トロント・ピアソン国際空港からクルマで北へ約1時間の距離にあります。2005年の環太平洋選手権も同じ会場でした。参加国はカナダ、USA、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ共和国、日本の6カ国。南半球の方々は来るのが困難なので、数年前より南半球と北半球は別々に開催し、成績を比較して順位を決めるという方法を採用しています。




今回の大会のスケジュールは11~12日が公式練習。12日の夕方から開会式。13~15日が競技。15日の夕方から表彰式とディーナーというもの。現地に着いて確認してみたら、私が参加する3つの種目はすべて14日に集中していました。本来はもっと早く入国して時差などに体を慣らす必要があるのですが、今回も仕事の都合で最短スケジュールでの参加になってしまいました。来年のポルトガルでは、もう少し何とかしたいと思います。




これが射撃場の射座の様子。一応仮設のテントはありますが、ご覧のように足元は地面のままで凸凹です。国際大会のときは、毎回射撃場の条件が大きく異なります。光線、風、テーブルの大きさや高さ……一つとして同じ射撃場はありません。そういった条件に臨機応変に対応することができなければ、国際大会で “自分の点数” を出すことはできません。






公式練習の後で、開会式に参加しました。こちらが主催者のカナダ・チーム。右端が会長のC.E.マーティンさん。




こちらはUSAチーム。来年の世界選手権の予選を兼ねているので、トップクラスの選手は全員来ていました。




射撃用の装備を運ばなければいけないので、いつもやや大きめのクルマをレンタルします。今回の現地での足はこれ。シボレー・タホのGMC版であるユーコンのSLT。




今回もキッチン付きで自炊が可能な長期滞在型のホテルを選択。さっそく近所のスーパーで食材を買い込みました。



外食するよりも時間やお金を節約できます。今回もレンタカーやガソリン代を除いて、2万円も使いませんでした。
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MLAIC カナダ環太平洋選手権報告 その1

2009-08-17 22:00:00 | 前装銃射撃、古式銃
先程、無事に?カナダのバリーから戻りました。




これが今回の射撃場。日本の射撃場とはかなり雰囲気が異なります。色々な意味で開放的ですね。広大な敷地の中にライフル&ピストルのアウトドア・レンジが7箇所。クレー射撃場が5面、ピストル&ライフルのインドア・レンジが1箇所、アーチェリー・レンジが1箇所ありました。




こんな看板でもないと、間違って人が入ってきてしまいそうです。




結果は参加3種目で金メダル1個、銀メダル1個。詳しくは明日から何回かに分けて報告させて頂きます。

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『ヒエログリフ解読史』 を読みました。

2009-08-16 22:00:00 | 
ジョン・レイ著、田口未和訳の 『ヒエログリフ解読史』 (原書房) を読みました。

タイトル通り、ロゼッタストーンに書かれたヒエログリフの解読をめぐる歴史を書いた本です。



最初はヤングとシャンポリオンの解読競争について書かれたものかと思って購入しましたが、実際はロゼッタストーンやヒエログリフの解読の歴史について、分かりやすくまとめた入門書といった感じの本ですね。

とても読みやすく、妙なバイアスもかかっていないので、この話の全体的な背景を知りたいと思っている方にはオススメの一冊です。
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ブラックベリー&ラズベリー・ゼリーを作りました。

2009-08-15 22:00:00 | ケーキ、洋菓子
今年はブラックベリーが大豊作で、ジャムにしていたら、いつの間にか50本以上できてしまいました。でも以前にも書いた通り、ブラックベリーのジャムは香りがイマイチ。そこでラズベリーのジャムと混ぜて、ブラックベリー&ラズベリーのミックス・ジャムを作ってみることにしました。



ブラックベリーとラズベリーを3:1の比率で混ぜたにもかかわらず、ほとんどラズベリーの香りになりました。ラズベリーっていうのは、予想以上に香りが強いということなんでしょうね。


ジャムばかりでは面白くない?ということで、カミさんがブラックベリー&ラズベリー・ゼリーにチャレンジ。



お湯で溶かしたゼラチンにジャムを混ぜ、そのまま冷やせば出来上がり。でもご覧のように色は綺麗ですし、味も中々のもの。子供達も大喜びでした。

シャーベットほど手間が掛かるわけではないという点でもポイント高いですね。
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VW1200スタンダード 過去の所有車 その2

2009-08-14 22:00:00 | VW 空冷
私が初めてVWビートルを手に入れたのは意外に遅くて、94年2月のことでした。それがこの写真のクルマ、68年モデルの1200スタンダードです。



実はこのクルマ、自動車趣味の先輩からタダでいただいたものでした。

「半谷君、家にまだクルマ置く場所あったよね?」
「ええ、ありますけど・・・・・・」
「じゃ、これあげるから持ってって」

当時はまだ庭が広くて12~3台は楽に置ける状況だったので、ありがたく頂戴することにしました。


実はこのクルマ、私の所に来るより以前から知っているクルマでした。しばらく芝浦のヤナセ本社の屋上パーキングに放置して?あったので、首都高速を走っている時にその姿が見えたのです。でも、その時はまさかそのクルマがきっかけで自分か空冷VWにはまることになるなんて、夢にも思ってもいませんでしたね。




これは自宅の庭でダンパーを交換しているところ。アルバムを見直してみたら、何故か?ほとんどがメンテナンスをしている写真でした。他の所有車(アルピーヌA110 1600SC、ローバー・ミニ1000、ジネッタG15S)より信頼性が高かったこともあり、当時は一番頻繁に乗っていましたね。たった34PSの非力なエンジンだったけれど、奈良まで日帰りで往復したこともあったんですよ。“チンチラグレー”というボディカラーもお気に入りでした。



このVWビートル、クルマが増え過ぎてしまったので手放してしまいましたが、後になって激しく後悔することになりました。そして、その2年後、現在のVWビートルを手に入れることになりました。
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