これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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三輪明宏 おしゃれ大図鑑 … 癌研 有明病院で読んだ本

2010-10-21 | 日々の雑感
今日は 術前検査のMRIなどと 診察の日。 

お昼すぎからの予約で、出かける前の時間は比較的余裕があったのに、帰宅後のことを考えて、バタバタと家事をしていたら、あっという間に、出かける時間になってしまった。

必要な書類などの確認をしていたら、待ち時間に読む本とトークマスターをカバンに入れ忘れていた。

自動受付の後、入院手続き。 病室は満床だという。 差額ベッドはどの程度のものを希望するかを決めなければらない。

個室だと最低 一日三万円。 最高十六万円。 さすがの日本一に属する病院である。

どんなに頑張っても 一日三万円が 我が家の限度。 第一希望は 4人部屋の差額五千円のベッドにする。 しぶしぶ第二希望に個室を入れておく。


MRIは 初めてだと思ってそのように申告していた。 

ところが、寝台に横になり 狭い筒のようなトンネルに体が入っていき 検査が始まってから思い出した。

以前 歯のインプラント治療のために 2回もMRIを撮っていたことを。

こちらが不安になるほど 丁寧な説明(万が一のトラブルなど)があったけれど、30分ぐらいの検査時間は何の問題もなく、途中眠くなるほど落ち着いたまま 終了。

続いて 肺機能検査。

その後 診察まで2時間以上の待ち時間があり、一階のターリーズカフェで遅めのお昼を調達し、あちこちに置いてある ブックシェルフの中から 三輪明宏の一冊をとる。

面白そうな長編小説や、癌に関連した本や 宗教関係?の本もあるものの、さらりと読める本を選んだ。

三輪明宏のあの燃えるような黄色いヘアカラーは 私と同じベルジュパンスだとは 行きつけの美容院できいていたけど、 本の中で 黄色を選んだのは 縁起がいいからだと書いてあった。 健康・仕事・マネーなど あの燃えるような黄色にしてから いいことが続いているそう。

だからといって 凡人の我々は ちょっと真似できません。

活字数が少なくて読みやすいし、書いてあることは納得できることが多く、待ち時間に読むには最適だった。

例えば、きれいなことばは 使う人をきれいにし、周りを明るくする。 とか

きれいなもの 美しいものは 自分を美しくしてくれる。 とか。

いい音楽は 自分をきれいにするとか。

人生は 自分を演じることであるとか。(これは 寺山修二の言葉だったような 引用されていた?)

身につけたりする色には それぞれがエネルギーを持っているから その色の力を借りたらいいとか

病んでいる身にとって 病院で読むには 有りがたい内容だったと思う。

ただし、彼の美意識には ちょっと真似できないところがあるのだけれど。


診察予約時間を30分ほど遅れて やっと呼び出しのPHSが鳴り 診察へ。

前回の針生検で ちょっと不安だったことを口にすると 私の思い違いであったことを それは丁寧に説明してくださった。

前回は 初回で 針生検など痛い思いもして 緊張もしていた。

今日は ゆっくりと説明もしてもらえたし、質問もできた。 

この先生には 自分の体を任せられると思ったし、 すごく安心感を与えてくれる先生である。


会計が終わった頃に 一階のフロアで ホスピタルコンサートが始まった。

奈加靖子さんという元タカラジェンヌのソロコンサート。



アイルランドに魅せられているらしい。

歌は どれも ホスピタルという名にふさわしいものばかり。

全部 何回も聴いたことのあるメロディー。

♪ The Water Is Wide

♪ The Last Rose Of Summer (庭の千草)

♪ Danny Boy

♪ Eleanor Plunkett

♪ Greensleebes

♪ Amazing Grace

♪ You Raise Me Up

アンコールは スミレの花

 
最後の You Raise Me Up は とくにいい歌詞で いいメロディー。

ほんとに癒されるいいミニコンサートだった。



コメント
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