着物仕立てや 着物関係で使っている 手作りのハンガーです。
長襦袢やコート生地なのを巻いてある 芯の太さが このハンガーにかけた時に 二つ折りにならずに
折山などの折りぐせを防いでくれる 優れもの。
実際には
仕立て前の裁断した反物をかけたり( 画像は袖部分と衿 )
これは 二部式長襦袢の下衣の方
あるいは 着物を着た後の帯 をかけたりしています。
作り方は いたって簡単
材料 は 針金ハンガー と 巻き芯
道具 は 針金を切れるほどのニッパーか ペンチ キリ
反物が巻いてあった芯の蓋を外し 中の不要なものを取り出します。
ほとんど 新聞紙などが巻いて入れてあります。
蓋の中心に キリで穴を開けます。
針金ハンガーの下の中心部分をペンチやニッパーで切ります。
蓋を筒に戻し入れ、ハンガーの切断した部分を 少々開いて 蓋の穴に入れ込みます。
入れ込む時にハンガーの形が歪んだら 元の形に戻して出来上がり。
ところで 我が家の場合 この手の針金ハンガーで クリーニングに出した物が戻ってこなくなって 10年ほどです。
今では プラスチックのハンガーで リユースするようになっています。
主に洗濯ものを干すとき用に 使っていました。
プラスチックのハンガーに切り替わってからは
捨てずに取ってあった ストック品です。
この針金ハンガーがなければ 作れないのが 惜しい所です。