![誕生](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/db/2e5ebcb492c9c7590b07dc458d9cd5e7.jpg)
昨夜 9時半に お嫁ちゃんから電話がありました。
「20分間隔になりました」
「タクシーで家まで来て 駐車場入り口で降りて うちの車に乗り換えなさい」と
夕方別れ際の話をもう一度 口にして 私もスタンバイ。
トトに電話すると 同じころに帰り着くという。
結局 我ら夫婦と 息子一家そろって 病院へ。
チビチャンとトトは そのままUターンして 我が家へ。
チビチャンが生まれるときは 破水してから どんどん陣痛が進み 4時間足らずのスピード出産でした。
そこで 今回は もっと早いかもしれないと 私と息子は待合室で待つことに。
しかし お産に予測はつかないものです。
どんどん時間は経過し 夜が明けました。
お嫁ちゃんのお母さんも8時過ぎには到着。
プーサンも到着。
それでも生まれたとの連絡なしです。
9時ちょっと過ぎに息子の携帯が 鳴りました。
?と思いながらも電話をとると なんと 陣痛でウンウン言っているはずのお嫁ちゃんからでした。
「初めての授乳中です」 とのこと。
生まれた時間は 8児14分。
8時間もかかった長いお産でした。
さらに30分ほどして 新生児と対面。
みんなでガラス越しに見つめている間にどんどん 顔が変わっていきます。
小粒だけど 長い指をよく動かす元気そうな女の子です。
さらに1時間ほどして ママとも面会。
お嫁ちゃんのお母さんが 何回も 「ママが無事でよかった」と口にしていました。
もちろん 私もその思いは十分にありましたが、その思いを器に入れて計れるならば
きっと何倍もお母さんのほっとされた気持ちが 強かったことでしょう。
ママも赤ちゃんも 無事でほんとにほっとした一日でした。
しかし 今回は 妊娠がわかった時から 世の中の妊婦さんと同様 大変苦労の多いことでした。
世の中 産科が 不足しているのを いやっというほど 昨日今日と痛感しました。
昨日は次々に生まれてくる赤ちゃんに 産科病棟はベッドが足りず
なんと七人の経産婦が病室に入れずに 出産前の待機室入り。
もちろん新生児室もラッシュ時なみの混雑ぶりです。
お嫁ちゃんも もちろん例外ではありません。
お産のあとも分娩室の一部コーナーをカーテンで仕切っただけの待機室入り。
今夜もここで夜を明かすのだそうです。
次々にお産が始まっても すぐそばにいるので 全部筒抜け。
これでは 出産後の安静など 望めそうもありません。
しかし ベッドが足りないと言うだけではないというのが 夕方もう一度面会に行った時に解ったのでした。
その話は 次回に。