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ラ・ネージュ東館 1月9日の夕ご飯

今日の東京は 、日中は風も無く暖かな一日でした。

日記の方は、9日から行った白馬の続き。
ゲレンデで一滑りしてからラ・ネージュ東館でいただいた 夕ご飯です♪

軽くシャンパーニュで口開けのあとは、セッブ茸のフリカッセとイベリコハム インゲンのサラダ添え。



イベリコ豚のハムがタップリと盛られて見えませんが、ハムの下に美味しく煮込まれたセッブ茸もタップリ♪
インゲンのサラダの塩加減も◎!


お魚料理は、鱸のポワレ ノワールソース。



お皿に描かれた黒の絵の具のようなのがノワール=黒 のイカ墨を使ったソース。
結構濃厚な味。 カリッと焼きあがった鱸の皮も美味しい♪

ここで飲み物をシャンパーニュからエルミタージュに♪

いよいよ本日のメイン! 森鳩肉のロースト。



レバーソースとワインの相性もバッチリ!
前にいただいたカカオソースより、レバーのほうが好みですね♪



今夜の食卓を飾ってくれたワインたち!
窓の外は雪がシンシンと降り続いていました。

チーズをいただいた後のデザートは、林檎のタルト キャラメルアイス添え。



滑らかなキャラメル・アイスと、信州らしい林檎の美味しさに ン~ 脱帽!
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難波散歩 たこ焼き@わなか&自由軒の名物カレー

1月1日、大阪城を眺めていたら、そろそろお昼時。

ビジネスパークの中のホテルに、うどんで有名な道頓堀の今井が入っていたのでチョッと覗いてみましたが、やっぱりホテルの中のお店は風情が無いので、天王寺で大和路線に乗り換え、JR難波(旧湊町駅)へ出ることにしました。

しかし、この大和路線って呼び方、なんか馴染みませんね~
やっぱり関西本線でなくっちゃ! 

なんてことを呟きながら戎橋筋の商店街をフラフラしていたら、プ~ンと香おばしい匂いが漂ってきます♪

ふと目を転じると、威勢のいいお兄ちゃんがたこ焼き屋の呼び込みをやっていました。 

小腹が空いてきたこともあって、6~7人の行列の最後に並びます。
美味しそうなたこ焼きが、1間ほどの鉄板一杯を使って手際よく焼かれています♪



焼きあがると すぐ隣でソース(好みでお醤油もあり)や青ネギ・おかかなどのトッピング! 



見ていても気持ちの良い手さばき! 

熱々のたこ焼きを頬張ると、外はカリッとしていますが中はトロトロ・ふわふわの熱々!
ウッカリ頬張ろうものなら火傷しそうです♪ 



たこ焼きで小腹を満たして、さらに難波界隈をお散歩。 

チョッと横丁をはいると壁になにやら「鳥居」の印・・・最近東京では見なくなった「立小便禁止」の意匠ですよね?!
こうゆうと「標識」があるってことは、まだやっちゃってる人がいるってことですよね?? 



叱られるかもしれませんが、さすが難波! ディープな街です♪ 

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少し繁華街へ戻ると、どこかで見たような暖簾が見えました! 



事前に調べていった訳じゃないのに偶然出合った「自由軒」♪
さっそく中に入って、注文したのはモチロン織田作好みの「名物カレー」!

お店のHPにありますが、一言でいえば「混ぜカレー」。
ご飯にルーを混ぜた状態で、真ん中に生卵が落とされて出てきます。 

たまたま相席になった年配のオッちゃんは、連れのオバンのカレーの黄味だけすくって食べちゃってました!

黄味を食べられたオバはん、「えろう辛いわ~」とか云いながら結局全部たいらげていました! 

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先ほどの織田作之助は「夫婦善哉」の作者として有名ですが、毎日のように自由軒のカレーを食べて構想を練っていたそうです。 

織田作以上にユニークなのは、4代目?の名物女将!
ポスターにあるとおりの、真っ白な「塗り壁」状態の古典的メイク! 

奥の調理場から料理が出来上がるたびに「お運び」のオバはんたちは「何々あがりました~」と云って、入口の帳場に陣取っている女将の指図を受けるタテマエになっているらしいのですが、お正月とあって店内は相当混雑していて、女将は全体を把握できずに頭の中が大混乱! 
 
イラついた女将が「伝票点検してんか~!」とか叫んでも、ベテランのオバはんたちはどこ吹く風!
「座っとるだけで ど~しょ~もないわ」などと女将の悪口いいながら、勝手に運んでました♪ 



こんなガサガサした自由軒ですが、お味のほうは〇! 気取らない庶民の味方でした! 
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玉造稲荷から大阪城

さて、日記の方はやっと元日を迎え、投宿先の大阪のホテルで今年の第1食をいただいてから、大阪市内をひと巡り。

大阪駅からほど近い「お初天神」は初日に回っていましたので、初詣に選んだのはこれまた歴史のある「玉造稲荷」。

正しくは、玉造稲荷神社(たまつくりいなりじんじゃ)といいますが、大阪の中心に位置し、社伝によれば「垂仁天皇18年(紀元前12年)に創建され、当時は比売社と称してしていた。蘇我氏と物部氏の戦いの際、蘇我氏方の聖徳太子がこの地に布陣して戦勝を祈願し、戦勝後当地に観音堂を建てたという伝承がある」そうです!

この神社の特色は「勾玉」。
近くに「難波宮(なにわのみや)」があることからも想像できますが、5世紀頃の遺構も多く、朝鮮半島からの文化を伝えた渡来人も、この近くの「難波津(なにわつ、旧:なにはつ)」に渡ってきたことでしょう。

そんな訳でこちらのお狐さんは、首に素敵な勾玉の飾りをつけています♪



社務所には、こんな可愛らしい 狐+ハート型の飾りもありました。



大坂城を根城にしていた豊臣氏も、このお稲荷さんを守護神として崇めていたようで、「豊臣秀頼公奉納鳥居 慶長8(1603年)年3月吉日銘」がある鳥居は、慶長20年(1615年)の大坂夏の陣、1945年の第2次世界大戦の空襲と2つの災害に耐えてきましたが、1995年1月17日の阪神淡路大震災のときに倒壊し、現在は上半分のみが社の奥の方に祭られています。



さて、玉造稲荷を後に、看板にあるような歴史の散歩道を「難波宮」方面に歩いていくと…



右手に銭湯と思しき煙突がみえます。



通りからチョッと裏手に回ると、煙突に「法円坂温泉」とあります。
古い鉄筋の公営住宅が並ぶ中に、古色蒼然とした銭湯がベストマッチ!

難波宮を通って、大阪城公園内にある豊国神社の茅の輪をくぐって、またまた「初詣」



境内で、暖かい甘酒の接待があって◎
やっぱ 大阪ですね!

褐色のスクラッチタイルに立派な車寄せのある建物は市立博物館。
旧陸軍の第4師団司令部に使われていたそうですが、フランスの古城を思わせる意匠ですね!



そういえば、今の大阪城公園一帯は戦前は大阪砲兵工廠。
最後は大阪陸軍造兵廠と言われていたと思いますが、梁石日の小説の舞台にもなった場所です。 

環状線をくぐる狭い通路など、いかにもそれっぽい風情が残る場所もありました。

さて、午前の散歩の締めくくりは、大阪城。



大坂と大阪、時々混用されていますが目安として、廃藩置県前は大坂でそれ(明治)以降が大阪とするのが一般的です。

この「大阪城」、現在の天守閣は1930年に着工し翌年完成した鉄筋コンクリート造のもの。
やっぱり、古くからあるお城とはチョッピリ趣きが異なりますね!
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