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暮れの京都(第2日) 京都Winsから六波羅蜜寺へ

divo-divaでちょっぴりウェイティングだったので、食事を終えたら そこそこいい時間…
2014年を締めくくるGrand prix 有馬記念の発走は15:25なので、チョッと急ぎ足で団栗橋を渡って、祇園のWinsに滑り込み
いつも混んでいるWinsですが、今日の混み方は半端じゃない混み方で、チョッと身の危険を感じるくらい。馬体重など十分チェックする暇もなく、早々に窓口での購入を断念して、携帯からの電話投票。
結果は 鹿毛の5歳牝馬・ジェンティルドンナが4番人気に応え見事に優勝。 引退への花道を飾ることが出来ましたが、私の一押しゴールドシップは残念ながら3着。「祇園で芸者を揚げてどんちゃん騒ぎ」の夢はあえなく霧消


(JRA HPから)

さて競馬は少々残念根結果に終わりましたが、一年の煩悩を拭い去るべく小雨の中 宿で借りた傘を差しながら向かったのは「六波羅蜜寺」
六波羅蜜寺は、天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子光勝 空也上人により開創された西国第17番の札所です。
ここで年末13日から大晦日まで行われる 重要無形民俗文化財の「空也踊躍念仏」の起こりは 念仏が弾圧を受けていた鎌倉時代。 薄暮時 密かに、「南無阿弥陀仏」の念仏と分からないよう「モーダーナンマイト~」と唱え、鉦を打ち鳴らしながら独特の動きで本尊の十一面観音を回り、今も当時の姿を伝えています。


(六波羅蜜寺HPから)

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暮れの京都(第2日) 上賀茂神社からdivo-dinaへ

暮れの京都(第2日)の朝は薄曇り   夜は雨の予報ですが、日中はもちそうなので、家人が楽しみにしている上賀茂神社の手作り市にやってきました。
まずは門前の「神馬堂」の「やきもち」をつまみながら、鳥居をくぐって境内の市を散策。 買い物を終え、二の鳥居をくぐって神域にある細殿前の立砂の脇に 見慣れない青竹が並んでいます。



4本並んだ青竹のてっぺんには松の小枝が依代のように上を向いてついていました

参拝を終え、途中 ナカガワ小麦店でまた翌日用のパンを買い足し、バスで三条河原町で下車。  さか井さんおすすめの 蛸薬師通高倉東入のイタリアン divo-divaで チョッとウェイティングして遅めのランチ。

グラスワインをいただきながら、家人は牡蠣と九条ネギのスパゲッティ、私はラザニア(写真)をいただきました







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暮れの京都(第1日)

27日、定刻に東京を発車した「のぞみ」は、途中名古屋で先行列車の安全確認のため、2分の遅れで京都着。

宿に荷物を預け 四条高倉までバスに乗って、11時頃 定番の「さか井」に到着して暖簾をくぐって…といくはずの暖簾がでていない。。。。。普段なら こんな(↓)風に出ているはずなのに、店内の灯りも無し…
恐る恐る引き戸を開けてみると、常連の先客が一人、明かりも点けずに座っているじゃないですか。 他に行くあてもないので、仕方なく家人も含め3人で「今日はどうなってんだろ~」「お節の準備もあるとはいえ、休むはずないよね~」などと話しているところへ、大将と女将さんが登場。 なんでも 魚屋の来るのが遅くて、お節の仕込みで少々遅くなった…との 女将さんのマシンガントークを聞きながら、目の前でふっくらと炊きあがった穴子や 塩焼きの鰆や 西京漬けにした鰆で軽く一杯。
「お造りも食べてみる?」との大将のお奨めでいただいたのが、鰆のお造り
春の魚と書く鰆の旬は春だけでなく、暮れから2月頃の寒ざわらは脂がのっておいしい時期と聞きますが、身が傷みやすいので、関東ではお刺身で食べることはまれな鰆。 身に含まれる赤色色素が少ないため 見た目は白身に見えますが、鮪などと同じ回遊魚で味は濃厚。 チョンと山葵を載せて醤油でいただきました。
旬を迎えた鯖は 生寿司と棒寿司  

お腹も一杯になったので、三条のイノダで一服。 先斗町Liecaのギャラリーを眺めた後、宮川町の「裏具」で翌年のカレンダーを求め、いったん宿に戻り 持参したタブレットのWifi設定を確認して、翌日の有馬記念に備えます。

頃合いをみて 紫野東藤ノ森町の「かね井」を目指して再びバスで移動。 ここ数年、インターネットの料理サイトやミシュランなどでも知られ、予約は取らないポリシーもあって昼食時は長蛇の列ですが、夜は他のもう少し重ためなお店に流れる人が多いのか、5時ころからの夜の部は比較的空いていることが多いかね井さん。 
この日も先客は2組で、ゆったりと出汁巻などをいただいて 身体の芯からほっこりと温まり、今出川のプチメックで朝食用のパンを買ってから 〆の一杯と思って何も考えずに二条木屋町のK6へ…
カウンターで渡されたお品書きに「年に一度のお客様感謝祭」の文字 忘れていましたが、クリスマスイベントの終わった翌日(26日)からの5日間は、採算度外視 600円均一のメニューがビッシリ
この「アルフレッドグラシャン98ヴィンテージ」・樽熟成のシャンパンもなんと600円!と聞いては飲まない訳にはいきません  普段食べることの少ない、茹でたヒツジの内臓ミンチ、オート麦、たまねぎ、ハーブを刻み、牛脂とともに羊の胃袋に詰めて茹る詰め物料理の「ハギス」も、スコッチに合うと聞けば これまた頼まない訳にはいきません

家人ともども、K6に再訪を誓った、暮れの京都の1日目です。
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