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松田山ハーブガーデンから酔芙蓉の道

今日も東京は晴れ
シルバーウィークも後半を迎え、ラジオからは高速道路の渋滞予想も上り線の情報が伝えられています。
昨日は新松田まで足を延ばして、ハーブガーデンと酔芙蓉の道を歩いてきました。

急行だと小田原の1つ手前の新松田。御殿場線とレールが繋がっていて、JRとの直通運転も行われている鉄道ファンには馴染みのある駅ですが、降りるのは初めて。
JR松田に近い口から出ると、目の前にはなぜか「マニラ食堂」。お休みのようで暖簾もなく、日に焼けた看板(左側)には「中華」の文字も読めるのですが、帰ってからネットで調べても詳細は不明でした。

さて 御殿場線のガードをくぐり結構立派な「町民会館」を横目にしながら東名高速下の真っ暗なトンネルを抜け、つづら登りの山道を20分ほど行ったところが、松田山ハーブガーデン。

眼下に松田の市街を見下ろしながら、新宿ベルクで調達したベーコン・ドックとソーセージ+野菜のベジタブル・ドックの軽めのランチ(2人分)


ランチを終えて下る山道の途中には トラノオや蜜柑がびっしり。





東名やR246を横切った先には酒匂川。 落ち鮎狙いの鮎師たちが竿を繰り出していました。

さらに道を進めると、酒匂川の豊富な水量を活かした田圃には稲穂が頭を垂れています


水路に沿って歩いた先の「あしがり郷 瀬戸屋敷」は、代々この地域の名主を勤めてきた瀬戸家の屋敷で、1,800坪の屋敷内には茅葺の大きな主屋、土蔵、薬医門、水車小屋、井戸などがあって、広間にはお月見飾りが設えられ、水車小屋の裏手には彼岸花が咲いていました。



羽がぶれていますが、黒揚羽蝶

あまり馴染みのない「あしがり」という地名は、『万葉集』に出てくる「あしがら」の別名で、巻14の3368には次のような歌がありました。
   阿之我利能 刀比能可布知尓 伊豆流湯能 余尓母多欲良尓 故呂河伊波奈久尓
   (あしがりの 土肥の河内に 出づる湯の よにもたよらに 子ろが言はなくに)

稲刈りを終え はざ掛けが進む田圃の畔には彼岸花。 








酔芙蓉が咲き乱れる小道の先では白鷺の親子?が翼を休めていました。

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