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終戦の日に、、、

8月は旧暦のお盆というだけでなく、先の戦争にも関わって亡くなられた人々との距離が縮まるような気がします。今日は「終戦の日」。職場でも全国戦没者追悼式に合わせて、正午に1分間の黙祷をしました。


(写真はAsahi digitalから)

話しは変わりますが、8月6日に日付が替わってすぐの深夜帯でしたが、日テレの「ただいまと言えない… ~原爆供養塔に眠る814人~」という番組(制作/広島テレビ)のナレーションを吉川晃司が行なっていましたが、彼の「実家」は原爆ドームとして知られる広島県産業奨励館の川を挟んだ斜め向かいで戦前「吉川旅館」という割烹旅館を営んでいて、父親は原爆投下の際は疎開して直撃こそ免れましたが、直後に疎開先から戻って被爆したそうです。
ここらへんの事情は去年放送されたNNNドキュメント「4400人が暮らした町 ~吉川晃司の原点・ヒロシマ平和公園~」に紹介されていますが、番組のHPには…「父親たちが疎開をしてなかったら私はここに当然生まれてないわけですよ。この距離だから、影も形もないわけでしょう」
そして彼は、敢えていまこのようなドキュメンタリー番組に参加したことの意図をこのように語る。そこには、過去に起こった悲劇から学ぼうとしない現政権への怒りがあった。」と彼の言葉が紹介されていました。

天皇制の是非はありますが、全国戦没者追悼式で天皇さんが読み上げた「おことば」(…戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い…)が、ひと際胸にしみました。
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