平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

指原莉乃、『笑っていいとも!』に出演!~新しい<さしこ伝説>が始まる

2012年06月19日 | アイドル
 HKTに電撃移籍した指原莉乃さんが、18日レギュラーの『笑っていいとも!』に出演した。
 オープニング。高まる緊張感。
 さっしーが何をしゃべるんだろうと、皆が注目する。

 するとタモリさん。
 「HKTに移籍することになって、来週から来ないんだろう?」とジョーク。
 これに対して、さっしーは「そんなことありませんよ。これからも博多から通います!」ときっぱり。
 これで、張りつめていた場の空気が和(なご)んだ。
 <笑い>には、緊張を解いて場を和ませる力があるんですね。

 この後も、月曜いいともメンバーは、さっしーに対して、笑いのエール。
 千原ジュニアさんは「何かあったんですか?」とボケるし、ゲストが誰かを当てるコーナーでは、SMAPの香取慎吾さんが『HKTの子』とボケ解答。
 スポーツ新聞の<さっしーのスキャンダル記事>を紹介するかと思いきや、披露されたのは<スギちゃん、入院の記事>。(笑)
 後半のコーナーで、さっしーが「お店に入って何も買わないで出ていった時、店員さんから『ありがとうございました』と言われるのが申し訳ない」と答えると、爆笑問題の田中さんは、「お前、イメージアップしようとしているだろう?」とツッ込む。

 というわけで、適度なボケとツッコミの笑いで、この問題を処理した月曜『いいとも』メンバーの手腕は実にお見事!
 一歩、間違えば、暗く重い話題になりかねなかった。
 さっしー自身も、笑いのネタにされることで救われたんじゃないかな?
 先程、書いたように笑いは、心の緊張を解くものだから。
 笑うことで癒されるから。
 それにタモリさんや月曜メンバーの愛情を感じただろうし。

 一般の視聴者も、さっしーを受け入れたんじゃないかと思う。
 逆に<指原莉乃>という名前が、しっかり刻み込まれた。
 世間の好奇の目を浴びながら、生放送でがんばる姿は共感するものがあったし、若い女性などは「思春期の子に恋愛を禁じること自体が間違いで、この処分は厳しすぎる」と見る人も多いようだし。

 ただし、アイドルとしては甘い。
 プロのアイドルなら、たとえそんなことがあったとしても、表には出さずに、完ぺきに<アイドル>を演じるはず。
 プロなら、応援しているファンを失望させたりしてはいけない。
 この点、柏木由紀さんなどはプロのアイドルだ。
 実生活でもスキャンダルはないだろうし、『一生アイドル』と決めて<アイドル道>を極めようとしている。

 さっしーのことに話を戻すと、秋元康さんが「指原莉乃は寒ブリだ」という発言したようだが、確かにこの試練を乗り越えて、さらに大きな存在になってほしい。
 松田聖子さんがそうであったように、スキャンダルを栄養にしてしまうくらいの人間でないと、ビッグにはなれない。

 そして、何だかんだ言って、僕はさっしーのことが好きだし、注目してしまうんですね。
 指原莉乃の新しい物語が始まる。
 がんばれ、さっしー!!

コメント
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