平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

しくじり先生~大事MANブラザースバンドの立川俊之さんが自分の歌とJ-POPを斬りまくり!

2015年02月13日 | バラエティ・報道
 以前の「しくじり先生」(テレビ朝日)に、大事MANブラザースバンドの立川俊之さんが出演されていた。

 大事MANブラザースバンドと言えば、名曲『それが大事』。

 JASRACの関係があるので、歌詞を転載できませんが、
<負けず、逃げ出さず、投げ出さず、信じ抜くことが大事だ>と表現した歌。

 ところが、この歌を歌い続けてきた立川さん、最近、この歌詞の内容はウソだと思っているらしい。

 つまり、生きるとは、
<気持ちに負けて、現実から逃げて、すべてを投げ出して、誰も信じられなくなる>ことではないか、と。

 わかるわーー、これ。

 年齢を重ねて、ある程度の失敗や挫折を重ねると、<負けず、逃げ出さず、投げ出さず、信じ抜くことが大事だ>とは素直に言えなくなる。
 逆に年齢がいっている人が、<負けず、逃げ出さず、投げ出さず、信じ抜くことが大事だ>と信じているとしたら、あんた、どういう人生を送ってきたんだよ? と言いたくなる。

 立川さんは、自分の歌だけでなく、他のJ-POPもこき下ろしていた。

♪君を守り抜くよ♪ ←ウソつけーーーっ!(立川)
♪一生離さない♪  ←んなわけあるかーーーっ!(立川)

 そうそう、こういう言葉に共感できるのって、10代、20代ですよね。

 立川さんが考える<ミリオンヒットをつくる魔法のフレーズ>というのもあるらしい。
 それは、次のふたつ。

♪桜が舞い散る♪  ←春になると必ず出て来る歌詞。花びらの掃除が大変っ!(立川)
♪ずっと、きっと♪  ←このふたつしかボキャブラリーがないのかーーーっ!(立川)

 いいぞ、いいぞ、立川さん!

 というわけで、僕は立川俊之さんに大いに共感するわけであります。
 そして、こういう心境になった立川さんが逆にどういう歌を歌うかを聴いてみたい。

 立川さん、人生を重ねた大人の歌をぜひ聴かせて下さい。


※追記
 「しくじり先生」は、明後日の日曜日、スペシャル番組として放送されるらしい。
 楽しみなのは、フィギュアスケートの浅田真央選手の姉、舞さん。
 天才の妹の陰に隠れた<しくじり人生>を赤裸々に語るらしい。

 「しくじり先生~俺みたいになるな~SP」2月15日(日)21:00~ テレビ朝日系列


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2 コメント

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Unknown ()
2015-02-14 09:09:51
「それが大事」はいい曲だな、と感じていたので驚きました。歳をとると感じ方も変わっていくのですね。
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人生の苦みや悲しみ (コウジ)
2015-02-14 10:07:34
沼さん

コメントありがとうございます。

バラエティ番組でのことなので、多少の脚色はあるのでしょうが、立川さん自身がそれを言っているのが、面白いですよね。
番組では「あんたがそれを言ったらダメでしょう」と芸人さんにツッ込まれていましたが。

歳を取ると、人生の苦みや悲しみを歌った歌に共感するようになって来る気がします。
青春や人生真っ盛りの方の場合は、前向きな理想を歌った歌だと思いますが。

共感する歌って年齢や置かれた状況によって変わってくるものなんですよね。
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