・鈴の音
・竹筒
・悲惨な事件の新聞記事
なるほど、これで<即身仏>か。
右京(水谷豊)さんの想像力ってすごいですね。
これだけで背後に隠された意味を読み取ってしまうなんて。
即身仏になって世を救おうとした真智子(柴本幸)の父・伏木田辰也はまさに<善意と理想の人>だった。
辰也は、前科者や心に傷を持つさまざまな人たちに手を差しのべ、救っていた。
彼の<善意と理想>は高じ、今度は世界中の悲惨を救うために<即身仏>になろうとした。
この辰也の人物像が面白い。
こういう辰也みたいな人、これから現実に出てくるんじゃないですかね。
格差社会は進み、社会はどんどん荒廃し、不安になって来ているから。
ただし<善意と理想>は、今回の事件のように、時として罪を犯す。
理想を実現するために、その狂信者たちが暴走する。
享(成宮寛貴)を暴行した『まろく庵』の人たちがそうだ。
テロや戦争を行うイスラム原理主義者たちがそうだ。
現在、日本の右傾化が心配されていますが、カリスマ性のあるリーダーが誕生したら、この国の人たちも狂信的に暴走するんじゃないかな。
それが心配。
真智子のように暴走を止める人がいてほしい。
それにしても、最近の『相棒』はオカルト要素が多い。
右京さんは合理主義者で幽霊なんて信じないだろうと思っていたけど、案外幽霊好き、どうしても幽霊を見たいらしい。
それから警察上層部のやりとり。
享の不祥事に
「この件は私は聞かなかったことにしよう」
「そんなこと通りませんよ」
「通るんだよ。タテ社会では十分に通じるんだ」(笑)
・竹筒
・悲惨な事件の新聞記事
なるほど、これで<即身仏>か。
右京(水谷豊)さんの想像力ってすごいですね。
これだけで背後に隠された意味を読み取ってしまうなんて。
即身仏になって世を救おうとした真智子(柴本幸)の父・伏木田辰也はまさに<善意と理想の人>だった。
辰也は、前科者や心に傷を持つさまざまな人たちに手を差しのべ、救っていた。
彼の<善意と理想>は高じ、今度は世界中の悲惨を救うために<即身仏>になろうとした。
この辰也の人物像が面白い。
こういう辰也みたいな人、これから現実に出てくるんじゃないですかね。
格差社会は進み、社会はどんどん荒廃し、不安になって来ているから。
ただし<善意と理想>は、今回の事件のように、時として罪を犯す。
理想を実現するために、その狂信者たちが暴走する。
享(成宮寛貴)を暴行した『まろく庵』の人たちがそうだ。
テロや戦争を行うイスラム原理主義者たちがそうだ。
現在、日本の右傾化が心配されていますが、カリスマ性のあるリーダーが誕生したら、この国の人たちも狂信的に暴走するんじゃないかな。
それが心配。
真智子のように暴走を止める人がいてほしい。
それにしても、最近の『相棒』はオカルト要素が多い。
右京さんは合理主義者で幽霊なんて信じないだろうと思っていたけど、案外幽霊好き、どうしても幽霊を見たいらしい。
それから警察上層部のやりとり。
享の不祥事に
「この件は私は聞かなかったことにしよう」
「そんなこと通りませんよ」
「通るんだよ。タテ社会では十分に通じるんだ」(笑)
近頃の「相棒」は
ほとんど ながら見なのですが
昨夜のは 本当にひどかったですね。
心底 アホくさ! と思いましたもん。
つまらないネタを前後編に分けて 御大層なことでした。
「宗教による暴走」の怖さだけが印象に残りました。
「かろうと」なる名詞を知ったことが 唯一の収穫です。
さっそく 検索しましたよ。
葬儀用語だったんですね。
それと
>警察上層部のやりとり。
ここだけは 面白かったです。
こういうものなんでしょうね。
縦社会の弊害のツケが私たちに廻ってくるかと思うと
腹が立ちますが どうにもなりませんし・・・ね。
いつもありがとうございます。
おっしゃるとおり、今回は前後編にした弊害が出ましたね。
昨日、事件は21時40分で解決。
あと10分何を描くんだろうと見ていたら、結構ダラダラ。
それに『相棒』の場合、明らかに犯人がわかっている場合の話はイマイチなんですよね。
現在は視聴者の目が肥えているため、要求されるレベルも上がり、作り手は大変だとは思いますが。
コメントありがとうございます。
作品の評価は人それぞれ。見る人の価値観によって違ってくる。
だからこそエンタテインメントは面白いんですよね。
今回の話は、記憶喪失になったのが享でなかったら、おそらく1話で収まる話。
だから間延び感は否めない。
右京さんも、<鈴の音><竹筒><悲惨な事件の新聞記事>=<即身仏>という答えが既に出てしまっていて、実は解決の過程がていねいに描かれていない。
犯人を追いつめたのも、<声紋><髪の毛><角田課長たちの協力捜査>でしたし。
ただ、法を守ることについて右京と享が同じ価値観を持っていたこと、瀕死の享に対する伊丹たちのリアクションなどはよかったですね。
今回は推理ドラマというよりは、「相棒」のキャラクタードラマとして見るのが正解なのかもしれません。