平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

乃木坂46のベスト曲は「君の名は希望」だと思うんだが、どうだろう?

2021年12月15日 | アイドル
 本日は乃木坂46・10周年ベストアルバムの発売日。
 もう10年か……。
 ファーストシングルから追いかけて来た古参ヲタとしては感慨深い。
 最近は現場にまったく行かなくなったけど……。

 さて、乃木坂46の楽曲の中で、どれがベスト曲か?
 あくまで個人的な見解だが、
「君の名は希望」をあげたい。
「インフルエンサー」と迷ったんですけど、やはり僕は生駒里奈推しなので。

 

 この曲の内容は──
 ひとりの孤独な少年が心ときめく女の子に出会って、
 今まで拒絶していた世界が一変して、光輝くというもの。

 秋元康、あんなおっさんのくせによくこんな詞を書けるな。笑
 ……………………………

 それはともかく、「君の名は希望」は歌詞もいいが、曲の構成がすごい。

 1番
 A→A→B→A→A→サビ
 2番
 A→A→B→A→A→サビ
 大サビ→サビ


 ともかく『Aメロ』を聴かせまくっているのだ。
 完全なAメロ推し。
 このAメロ推しはイントロやラストでもおこなわれていて、ピアノで展開されている。
 フツーの曲ならサビを推しまくる所だが、この曲ではAメロ。

 では、なぜ作曲の杉山勝彦さんは、こんなにAメロを多用したのか?
 Aメロでは、ひたすら少年の孤独なつぶやきが語られる。
 そう、孤独なつぶやきを語るのはAメロでなくてはならないのだ。
 Aメロの孤独なつぶやきを積み重ねることによって、
 世界が一変するサビが感動的になる。
 溜めに溜めたものが一気に爆発する。

 周到な計算ですね。
 音楽は数学なんですね。

 この構成を作り出したのは、秋元康さんなのか? 杉山勝彦さんなのか?
 詞を書いている中で、秋元のおっさんが「これでは少年の孤独がまだ伝わらない」と考えて、Bメロ後のAメロの追加を提案したのかもしれない。
 あるいは杉山勝彦さんが、このAメロの旋律を気に入っていて、もっと入れたいと考えたのかもしれない。
 あるいは3番の歌詞が存在していて、制作過程で3番に入れるより、1番・2番に入れた方がいいと杉山さんが考えたのかもしれない。
 いずれにしても、このAメロの多様が『君の名は希望』を名曲にした。

 それでは聴いて下さい。

『君の名は希望』バースデーライブ・ヴァージョン(YouTube)
 ※ここに映っている一期生のほとんどが卒業してしまったんだよなあ……。
  大サビの冒頭では、2期生が歩いて来るのだが、鈴木絢音さんが幼い。


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