おとわ(柴咲コウ)と龍雲丸(柳楽優弥)。
このふたりはお互いによく理解し、それぞれの生き方を尊重し合っている。
龍雲丸はおとわに向かって、
「おらさぁ、あんたがやって来たことがようやく実を結ぶと思うんでさぁ」
おとわが目指してきたものは〝奪わなくても人々が生きられる土地〟
木綿や木材や交易で潤い、薬が提供され、文字を学べて民が自ら考えられて、領主にも意見できる土地。
それがまもなく実現されそうだから、龍雲丸は問う。
「この先を見たくはないのか?」
そして、堺行きをやめさせるためこう突き放す。
「勝手について来んじゃねえ、婆ぁ!」(笑)
しかし、こうもつけ加えて、
「城も家もなくても、あんたは根っから、ここの城主なんだよ! だから戻れ!」
おとわも龍雲丸をよく理解している。
10年後、20年後の再会を期し、それまでおとわを待ち続けると言う龍雲丸に、
「待たずともよい! 頭にはやはり心のままに生きてほしい!」
素敵なふたりですね。
お互いのことを思いやり、相手の思いを尊重する。
一方で、龍雲丸はおとわのことを〝未練たらたらで鬱陶しい婆ぁ〟だと考えてるみたいだけど(笑)
………………
おとわ=井伊直虎という人物の総括も始まった。
龍雲丸の言葉を借りれば、直虎は
〝木綿、薬、文字の手習いなど、小さくても世の中を少しずつ変えていった人物〟
〝兵ひとつ使わず町を手に入れ、人をひとりも殺さず、いくさを乗り切った人物〟
毎度、批判になるけど、これを安倍晋三氏に伝えてやりたいね。
安倍ちゃんのやっていることは直虎とは正反対。
〝年金を投入して株価を上げて一部の人を儲けさせ、国家戦略特区をつくってお友達を優遇する〟
最近、〝教育無償化〟とか言い出したけど、これって絶対、選挙対策。
選挙に勝てば、適当にお茶を濁して別のことをやり始める。
戦争に関しても、軍隊を出したくてしょうがない。
それが彼にとって〝誇りある国〟だから。
直虎のように〝人をひとりも殺さず、いくさを乗り切って〟みろよ。
武田と徳川を両天秤にかけた、直虎の生き残り策もよかった。
武田が優勢な時は井伊が井伊谷を治め、徳川が優勢の時は近藤が治める。
しかし、裏で井伊と近藤は通じている。
これが知恵というもの。
転じて、現在の日本はどうするのかな?
ひたすらアメリカについていって、中国との敵対路線を取るのだろうか?
フィリピンの大統領ドゥテルテなんかは、この点、したたかだぞ。
もともとアメリカ嫌いというのもあるが、直虎のように中国とアメリカを天秤に掛けて両者から利益を得ている。
というわけで始まった直虎の総括。
ラストはどうなるのかな?
メロドラマっぽいけど、直虎と龍雲丸は同じ日に死ぬのだろうか?
このふたりはお互いによく理解し、それぞれの生き方を尊重し合っている。
龍雲丸はおとわに向かって、
「おらさぁ、あんたがやって来たことがようやく実を結ぶと思うんでさぁ」
おとわが目指してきたものは〝奪わなくても人々が生きられる土地〟
木綿や木材や交易で潤い、薬が提供され、文字を学べて民が自ら考えられて、領主にも意見できる土地。
それがまもなく実現されそうだから、龍雲丸は問う。
「この先を見たくはないのか?」
そして、堺行きをやめさせるためこう突き放す。
「勝手について来んじゃねえ、婆ぁ!」(笑)
しかし、こうもつけ加えて、
「城も家もなくても、あんたは根っから、ここの城主なんだよ! だから戻れ!」
おとわも龍雲丸をよく理解している。
10年後、20年後の再会を期し、それまでおとわを待ち続けると言う龍雲丸に、
「待たずともよい! 頭にはやはり心のままに生きてほしい!」
素敵なふたりですね。
お互いのことを思いやり、相手の思いを尊重する。
一方で、龍雲丸はおとわのことを〝未練たらたらで鬱陶しい婆ぁ〟だと考えてるみたいだけど(笑)
………………
おとわ=井伊直虎という人物の総括も始まった。
龍雲丸の言葉を借りれば、直虎は
〝木綿、薬、文字の手習いなど、小さくても世の中を少しずつ変えていった人物〟
〝兵ひとつ使わず町を手に入れ、人をひとりも殺さず、いくさを乗り切った人物〟
毎度、批判になるけど、これを安倍晋三氏に伝えてやりたいね。
安倍ちゃんのやっていることは直虎とは正反対。
〝年金を投入して株価を上げて一部の人を儲けさせ、国家戦略特区をつくってお友達を優遇する〟
最近、〝教育無償化〟とか言い出したけど、これって絶対、選挙対策。
選挙に勝てば、適当にお茶を濁して別のことをやり始める。
戦争に関しても、軍隊を出したくてしょうがない。
それが彼にとって〝誇りある国〟だから。
直虎のように〝人をひとりも殺さず、いくさを乗り切って〟みろよ。
武田と徳川を両天秤にかけた、直虎の生き残り策もよかった。
武田が優勢な時は井伊が井伊谷を治め、徳川が優勢の時は近藤が治める。
しかし、裏で井伊と近藤は通じている。
これが知恵というもの。
転じて、現在の日本はどうするのかな?
ひたすらアメリカについていって、中国との敵対路線を取るのだろうか?
フィリピンの大統領ドゥテルテなんかは、この点、したたかだぞ。
もともとアメリカ嫌いというのもあるが、直虎のように中国とアメリカを天秤に掛けて両者から利益を得ている。
というわけで始まった直虎の総括。
ラストはどうなるのかな?
メロドラマっぽいけど、直虎と龍雲丸は同じ日に死ぬのだろうか?
韓流でよく聞くのは「君を笑わせる」なんですか。
やはり、J-POPでよく使われる〝君を笑顔にする〟=〝幸せにする〟と同じなんでしょうね。
>今にして思うと「清盛」は主演の成長こそ遅かったですが、なかなか良くできていたと思います。
やっと気づいていただけましたか!
そうなんです! 清盛って名作なんです!
でも、megumiさんには〝名作〟ってほどではないんでしょうね。
信玄の退場はあっけなかったですね。
小池一夫原作のコミック『半蔵の門』では、服部半蔵が信玄を殺害して徳川家のピンチを救うという形になっています。
今作では、今川家の呪いでしたね。
megumiさんに教えていただきましたが、直虎は本能寺の変まで生きるようですから長篠の合戦とかは描かれるかもしれませんね。
残りの10話は信長絡みで盛り上がる?
ぜひ最後までがんばってみて下さい。
韓流で男性側から女性側への台詞で 飽くほど聞くのは
「君を笑わせる」です。
最初は意味が分かりませんでした。
韓国の男性はサービス精神旺盛で 面白いこと言って 女性を笑わせるのか?と思いました。
「君を幸せにする」という意味なんでしょうね。
>時間の流れがゆっくり過ぎますし
これは 数分チラ見した息子が 「ちょろい上にとろいドラマだね」と言ってました。
このドラマは たまに良い回もありますが
全体的に見ると え?と筋が通らないことが多々あるように感じます。
今までの常識(?)を破ってやろうという野心が裏目に出てしまったような気がします。
今にして思うと「清盛」は主演の成長こそ遅かったですが
なかなか良くできていたと思います。
信玄に関しては
山国の甲斐には海が無いから戦をしてでも奪う が納得でした。
治水事業など精力的やって石高を増やしたり内政にも力を注いだ信玄の本音だと思いました。
小林薫さんと松平健さんは
「峠の群像」での不破数右衛門と石野七郎次ですよね。
懐かしのツーショットでした。
いつもありがとうございます。
龍雲丸の存在意義。
おっしゃるとおり、今回の総括的なせりふを言わせるのが、ひとつの役割だったんでしょうね。
あとは直虎に〝武家〟というものを客観視させたり、〝何ものにも縛られない自由な生き方〟を教えた。
最終回ではどう絡んでくるんでしょうね。
おとわが〝井伊家〟ではなく、〝奪わずに生きていける土地〟を求めたのも面白いですよね。
彼女には〝家〟へのこだわりがない。
民が安心して豊かに暮らせることのみを求めている。
おっしゃるとおり、現代の政治家に教えてあげたいです。
そして僕は『おんな城主直虎』のこういう所を買っています。
おそらく、今後の物語は虎松(直政)を実質的主人公とする形で展開し、直虎は城主に復帰することはなく、あくまでも「元城主」、ただし
>「城も家もなくても、根っから、ここの城主」
であるような存在であり続けることでしょう。
龍雲丸の存在意義は何だったのでしょうね。
私の理解では、龍雲丸は
>おとわ=井伊直虎という人物の総括
を証言する役回りだったのではないかと思います。
おっしゃるとおり、彼の立ち位置は「直虎の最大の理解者」。
一時とは言えおとわの「夫」となることは直親にも政次にも無かったこと。
〝木綿、薬、文字の手習いなど、小さくても世の中を少しずつ変えていった人物〟
〝兵ひとつ使わず町を手に入れ、人をひとりも殺さず、いくさを乗り切った人物〟
〝人をひとりも殺さず、いくさを乗り切って〟見せた人物
しかし、一切のメンツはかなぐり捨て、今は「城も家もなく」した「一農婦」の境遇に甘んじ続ける。
この「メンツをかなぐり捨てる」などということは、どこかの国の総理大臣も、大統領も、総書記も、逆立ちしてもできない芸当でしょうね。
>メロドラマっぽいけど、直虎と龍雲丸は同じ日に死ぬのだろうか?
たしかに「我より先に死ぬな」という約束の念押し、ちょっと「フラグ」っぽいですね。
いつもありがとうございます。
>別れのラブシーンが長く感じられ 大河ドラマを見ている気がしませんでした。
『直虎』はハマらない方にはハマらない作品なんでしょうね。
特に、歴史を見たい方や従来の大河ドラマを期待している方には、龍雲丸との恋愛話は「何それ?」になってしまう。
相手よりは早く死なない、とかは韓流っぽいと思ったのですが、違いますかね?
僕は60%くらいのハマり方です。
作品の趣旨はわかるのですが、時間の流れがゆっくり過ぎますし、やはり歴史を見たい。
あと前回、megumiさんが指摘されていた信玄の描写は少し深められましたね。
南渓和尚との会話で、「お天道様のように地を照らし、大地を豊かにする存在になりたい」と言っていた。
少し信玄の人間性が垣間見えた気がしました。
龍雲丸推しのコウジさんのブログですから
コメントは控えようかと思いつつも・・・。
三方ヶ原の戦い(1973年)
直虎の死亡(1582年)
彼女が幾つで亡くなったのか分かりませんが
龍雲丸との同棲期間は 中年以降に間違い無いでしょうね。
充分過ぎる婆ぁですよね。
子を産めだなんて 祐椿尼さまも随分なことをおっしゃられたものです。
龍雲丸との4年間に尺を割くくらいなら
もっと描くことがあったはずと言うのが正直な感想です。
虎松の登場を早めるも良し いろいろ有ると思います。
龍雲丸が去って 私としては見易くなりました。
でも 死んだわけじゃ無いので また出て来ると思いますよ。
(柳楽さんが苦手なわけでは無いです)
別れのラブシーンが長く感じられ 大河ドラマを見ている気がしませんでした。
成長した虎松(15~16才くらい)が ラスト2ヶ月にして
ようやく登場しましたね。
若い彼に 徐々にバトンタッチしていければ良いのですが
主役の「おとわさま」は何かと口出ししてくることでしょう。
悶々としながらも 結局 惰性で見続けると思います。
失礼をお詫びします。