作家・三島由紀夫はこんなことを言っていたらしい。
「私は民主主義と暗殺はつきもので、共産主義と粛清はつきものだと思っております。
共産主義の粛清のほうが数が多いだけ、始末が悪い。
たとえば暗殺が全然なかったら、政治家はどんなに不真面目になるか、殺される心配がなかったら、いくらでも嘘がつける」
これを紹介すると「お前は暗殺を助長するのか?」と批判が来そうだが、
これが人間社会の実相である。
コンプライアンスとか不謹慎といったものが流布されて、社会がヤワになっただけ。
平和が続き、飼い慣らされて、皆がお花畑になっただけ。
これがむき出しの現実である。
三島が現在こんな発言をしたらメチャクチャ叩かれていただろう。
三行目なんかはまさに安倍晋三氏に当てはまりそう。
『たとえば暗殺が全然なかったら、政治家はどんなに不真面目になるか、殺される心配がなかったら、いくらでも嘘がつける』
何しろ公文書改ざん、データ偽造・隠滅、国会でのウソ、官僚の口封じ・忖度で長期政権を保って来た人物だから。
政商・竹中平蔵氏も「どんなに嫌われたって、この国では自分に危害が及ぶことがないから大丈夫」みたいな発言をしていた。
山上徹也を生んだのは統一教会だが、警察や検察の責任も大きい。
警察や検察がしっかり機能していれば、あんなことは起こらなかったかもしれない。
…………………………………
話を三島由紀夫に戻すと『三島由起夫VS全共闘50年目の真実』というドキュメンタリー映画がある。
三島は天皇を頂点とした日本という国家に身を委ねることを説き、
全共闘は国家や家族や因習から解放された個人の確立を主張した。
いわゆる右と左、水と油である。
こんな水と油の三島由起夫と全共闘が唯一、合意した点がある。
それは『反米』。
『反米』という点で右と左は一致した。
そして、これを現在に当てはめると『反統一教会』ではないか?
報道で知るかぎりだが、統一教会の政界への浸透は根深いようだし、信者の被害も大きい。
これに右も左も関係ない。
ちなみにどなたかが言っていたが、
オウム真理教は政治権力と敵対し、統一教会は政治権力を取り込むことを一義としていた。
なるほど、的確な指摘だ。
オウムの戦略は失敗したが、統一教会の戦略は山上事件が起きるまでは上手くいっていた。
「私は民主主義と暗殺はつきもので、共産主義と粛清はつきものだと思っております。
共産主義の粛清のほうが数が多いだけ、始末が悪い。
たとえば暗殺が全然なかったら、政治家はどんなに不真面目になるか、殺される心配がなかったら、いくらでも嘘がつける」
これを紹介すると「お前は暗殺を助長するのか?」と批判が来そうだが、
これが人間社会の実相である。
コンプライアンスとか不謹慎といったものが流布されて、社会がヤワになっただけ。
平和が続き、飼い慣らされて、皆がお花畑になっただけ。
これがむき出しの現実である。
三島が現在こんな発言をしたらメチャクチャ叩かれていただろう。
三行目なんかはまさに安倍晋三氏に当てはまりそう。
『たとえば暗殺が全然なかったら、政治家はどんなに不真面目になるか、殺される心配がなかったら、いくらでも嘘がつける』
何しろ公文書改ざん、データ偽造・隠滅、国会でのウソ、官僚の口封じ・忖度で長期政権を保って来た人物だから。
政商・竹中平蔵氏も「どんなに嫌われたって、この国では自分に危害が及ぶことがないから大丈夫」みたいな発言をしていた。
山上徹也を生んだのは統一教会だが、警察や検察の責任も大きい。
警察や検察がしっかり機能していれば、あんなことは起こらなかったかもしれない。
…………………………………
話を三島由紀夫に戻すと『三島由起夫VS全共闘50年目の真実』というドキュメンタリー映画がある。
三島は天皇を頂点とした日本という国家に身を委ねることを説き、
全共闘は国家や家族や因習から解放された個人の確立を主張した。
いわゆる右と左、水と油である。
こんな水と油の三島由起夫と全共闘が唯一、合意した点がある。
それは『反米』。
『反米』という点で右と左は一致した。
そして、これを現在に当てはめると『反統一教会』ではないか?
報道で知るかぎりだが、統一教会の政界への浸透は根深いようだし、信者の被害も大きい。
これに右も左も関係ない。
ちなみにどなたかが言っていたが、
オウム真理教は政治権力と敵対し、統一教会は政治権力を取り込むことを一義としていた。
なるほど、的確な指摘だ。
オウムの戦略は失敗したが、統一教会の戦略は山上事件が起きるまでは上手くいっていた。
記事の作成お疲れ様です
ま、若しも安倍晋三氏が暗殺未遂に終わり此れから先蔓延り続けたとすれば
統一教会と政治家の癒着は分からなかったのかも知れません。いや、検証されて
問題は同じかな‥ 何れにしても次々に自民党議員と統一教会の関係深さが発覚
してますね。愚劣な事で
三島由紀夫に関しては 衝撃的な事件が今でもテレビ等で流される時がありますね。
いつもありがとうございます
今回の銃撃事件でパンドラの箱が開きましたね。
結局、暴力でしか世の中は変えられない?
僕は常々、野党に対して言っているんですが、野党には法律すれすれの所で汚くしたたかに闘ってほしいです。
立民なんかはお上品すぎて……。
最近は闘う気力もないようですし……。
神は安倍に権力と長期政権を与えました。
安倍はそれが無限にあると勘違いした。
そして神の逆鱗に触れ、パンドラの箱が開いたと見るべきか。
岸信介が処刑されてれば、安倍政権は存在しなかったかもだし、”失われた20年”もモリカケも桜も、そして銃殺も国葬もなかったのだろうか。
三島由紀夫が令和に生きてたら、安倍を暗殺してただろうか・・・
歴史にタラレバは付き物ですよね。
いつもありがとうございます。
象転さんの『数学の無限』『数学と神』を論じたブログ、毎回楽しみにしています。
まさに因果応報ですよね。
安倍氏と統一教会の関係はいろいろ報じられていますが、少なくとも安倍氏が統一教会のイベントでメッセージを贈らなければ、ああいったことは起きなかったかもしれない。
何しろ山上徹也は安倍氏支持のネトウヨでしたし。
あるいは、おっしゃるとおり岸信介がGHQに許されず統一教会を招かなければああいったことが起こらなかったかもしれません。
三島由紀夫が生きていたら、現在の状況をどう発言したでしょうね?
少なくとも『hanada』や『Will』のエセ右翼を一刀両断していたと思います。
そうすれば日本の保守言論界も大きく変わっていたでしょうね。
これもまた因果応報ですよね。