EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

阪急京都線ダイヤ改正2

2006年12月19日 | 阪急
 本日は夕方ラッシュ時ダイヤについて検証してみたいと思います。
現行ダイヤ
30分サイクルに快速特急2、快速急行2、堺筋快急1、普通3、堺筋普通2
改正後ダイヤ(予想含む)
20分サイクルに通勤特急1、快速急行1、準急1、堺筋準急1、普通2、堺筋普通1

 夕方ラッシュ時ダイヤの骨格はニュースリリースからはあまり読み取れないが、堺筋準急が20分毎の運転になることから、30分サイクルから20分サイクルに変更される模様です。ここからは予想となりますが、20分サイクルとなると通勤特急を2本運転するわけにもいかないので、これは1本となる公算が大です。快速急行は2本になる可能性もありますが、こちらも1本にして、梅田発の準急を運転すればバランスが取れそうです。長岡天神で通勤特急及び快速急行と準急または普通が緩急接続をするという文言もあるので、おそらく梅田発で河原町へ直通する準急の運転はあるでしょう。

 夕方ラッシュ時上りダイヤ予想
通勤特急 梅田-河原町   20分毎
快速急行 梅田-河原町   20分毎
準急   梅田-河原町   20分毎
堺筋準急 天下茶屋-茨木市 20分毎
普通   梅田-河原町   20分毎
普通   梅田-高槻市   20分毎
普通   天下茶屋-高槻市 20分毎

 ピーク時にこの運転方法を取り、ピークを外した時間帯には準急のみが外れるという手法がとられるかと思います。かつてのデータイムダイヤを彷彿させるダイヤになるような気がしますし、トリッキーなダイヤとなるのは目に見えているのであまり気が進みません。ただ、現状の情報から推測するにはこのダイヤの確率は高そうな気がします。茨木市で堺筋準急が折り返すと言う点から高槻市で普通がそれなりの本数折り返すことが考えられるので予想の筋道としては間違ってないと思います。
 実際ダイヤを組んでみると高槻市以東で通特と快急で10分毎の運転となり、同じく準急と普通で10分毎の運転として長岡天神で緩急接続をするものと思われます。堺筋準急は淡路で快急と接続をするということですが、梅田準急の方は梅田発車時に快急と10分毎となるように設定し、通特の前を走らせ、淡路で通特の待避を行います。普通は梅田を通特の1分後に出発し、茨木市まで先着。茨木市にて通特待避を行うパターンと快急と緩急接続するパターンになります。普通のうち1本は高槻市止めとなり、同駅で準急と接続します。高槻市止めの普通は天下茶屋始発として淡路で梅田発北千里行きと接続と言う形になるかもしれません。
 堺筋準急は淡路で快速急行と接続して、そのまま茨木市まで先着。茨木市で普通に接続させたいところですが、時間的にまず無理。堺筋普通を別途設定にして、ピーク時間帯のみ運転するというのはありかもしれません。
 かなり無理があるダイヤですが、茨木市は快急と準急、堺筋準急がフォローし、高槻市は通特、快急、準急の3本立て、長岡天神、桂、西院、大宮、烏丸、河原町は通特と快急でフォローというシナリオが曲りなりにできるのではないかと思います。ただ、各駅とも所要時分の違う電車が走り、完全な等間隔になるのは高槻市以東のみとなるので、不便なところは各所に出てくると思われます。とりわけ茨木市、高槻市といった中間主要駅が不便になるのが最大の欠点です。1時間あたり最大21本の運転ではこのダイヤぐらいしか私には思いつきません茨木市ユーザーとしてはこのダイヤ予想が外れることを祈るばかりです。