フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

【森村泰昌「美の教室、静聴せよ」展】を見て、悩んで・・・、歳・・・?

2007-09-14 22:01:09 | 日記
9月14日、晴れ。

天気予報は雨が降るかもしれないと言うので、
洗濯物は藤棚に掛けたり軒下の竿に干して横浜美術館に出かけました。

近いのにわたしにとっては、あまり縁の無い美術館だったのです。
【森村泰昌「美の教室、静聴せよ」展】を鑑賞しに行ったのです。

本の表紙などの絵を見るぐらいで、
森村という人の知識無しで行ったのですが、驚きました。

作者本人がフェルメールの絵に入っているのです。
描かれた絵と全く同じように部屋のなかの家具調度品のすべて模倣して作り、
絵の中の人物と同じ服装をし同じ格好で、本人(森村氏)がそこに居る・・・。

お化粧をして女性も男性も全部彼が扮しています。
それを写真に撮って、合成して一枚の絵のように作り額に入れてあるのです。
本物の絵は記載されているページを開いて、本がおいてあって・・・。

ゴッホの自画像も彼の顔になっています。

モナリザが妊婦のお腹で洋服も無しの写真絵。顔は作者本人です。
これも芸術?・・・、ただのナルシスト?・・・悩んでしまいました。

無料で説明のイヤホンを貸し出していましたが、
だんだん聞くのも嫌になって来ました。

見ているのが辛くなって、早々に退出。
全部を見た人(実は講義というのですが)は卒業試験を受けるようにと、
係の人から言われました。
受けた人は全員卒業証書と記念品を下さるとか・・・。

美術館に行って今日ほどハングリーになったことはありませんね。
わたしが歳だからなのでしょうか。
芸術を理解できないからなのでしょうか。

帰宅し、長女と一緒に昼食。一休憩後、長女からリコーダーの指導を受けました。
久しぶりに2本のアルト笛の曲を吹きました。
良い音でした。一人で吹くときの何倍も楽しめました。

わたしは楽譜を追いかけるだけで必死、疲れましたが幸せ感を満喫しました。
長女に感謝、リコーダーに感謝!
コメント
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