フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

吉川英明著「父吉川英治」を読みました。

2009-09-09 22:16:37 | 読書会
9月9日 水曜日 小雨後曇り

今日は晴れるという予報でしたので、早めにお洗濯をして2階まで干しに行きました。
なんと小雨が降って居るではありませんか。ビックリでした。
晴れるというので、干してみようかとも思ったのですがやっぱり辞めて、サンルームに干しました。

10時から読書会です。
玄関のドアーの鍵をあけ、蚊取り線香をドアの外と中の両方に置き準備完了です。
今日は、新しい方がお2人参加されます。

テーマ本は吉川英治さんの長男、吉川英明さんが書いた「父吉川英治」でした。
亡くなった父親の事は勿論、家族を暖かい心持ちで描いて居ます。

吉川英治さんは家族をとても優しい、温かい目で見ています。
明治生まれの男性ですから厳しさも当然あるのですが、それにしても素晴らしい父親像を感じました。
これはメンバー全員、同じ意見でした。

先々月読みました「火宅の人」の壇一雄さんと吉川英治さんを比べた意見も出ました。
片や家族に愛情があっても何故か家族と住まない著者。片や家族としっかり結びついている著者。
この2冊の本から見る限りでは、断然吉川英治さん側に軍配が上がりました。
わたしもそうです。やっぱり平和が良いです。

新しく来られたお2人の方も、何となく楽しんで下さっているようでした。
「月に1冊、とにかく本を読みましょう」がこの読書会の目標です。
文学論に触れることは殆ど無しという楽しい会です。
コメント
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