長女のお誕生日から昔の想い出に

９月７日　金曜日　晴れ

長女のお誕生日です。たまたま今日私の家に来ることになって居ました。
それで次女に連絡をして、近所に新しくオープンしたというカレーショップでランチをしました。
乾杯もせず、おめでとう　の言葉だけでしたが、美味しいカレーを頂いてきました。

食事の後、弘明寺商店街の入り口近辺を珍しくぶらぶらして、日用品を少し買いました。
この暑さですし、浮腫の症状も落ち着いていませんので、体力温存。タクシーで帰宅。
家に着いて、汗を流してほっと。お茶をしながらのんびり寛いで居ました。良い時間でした。

娘が帰ってから、ぼんやり彼女が生まれたときのことを思い出していました。
当時、生まれてまもなくの赤ちゃんを、病院出入りの写真屋さんがを撮って下さいました。
産着を着て、眠っている赤ちゃんの写真です。お世辞にも可愛い写真ではありませんでした。

ところが、あるじはその写真を会社に持って行き見せて歩いたのだそうです。
上司の部屋まで持って行ったと、後で聴き驚きました。
と言いますのは、あるじは「子供はいらない」と常々言っていたのですから。

学生の頃、叔母が２人目を出産した時、わたしは上の子を預かり副え寝をして居ました。
２歳のその子は、小さい手でわたしの耳を触りながら眠りに入っていったものです。
帝王切開での出産でしたから２週間、母親代わりでした。当時から子供は大好きでした。

あるじはともかく、わたしは赤ちゃをが欲しいと思って居ました。
それでも丸２年、赤ちゃんが出来ず多少あきらめていましたから、心底嬉しかったです。
わたしが喜ぶのは当然ですが、あるじがそんなに喜んぶとは思って居ませんでした。意外でした。

長女が生まれてからのことを次々と思い出し、気がついたときは辺りは薄暗くなっていました。
ぼんやりマッサージ器に座って、昔の楽しかった頃の想い出に浸っていたようです。
気持ち的には、女の子を３人欲しかったです。残念なことに２人だけしか授かりませんでした。

「娘を育て」ると言うより、娘たちと一緒に居ること、そのものが楽しかったです。
一日中一緒に居られるのですから、夏休みは最高でした。娘達のガキ大将をになって居ました。

当時わたしは週に３日仕事に出て居ましたから、一緒に連れて行ったりお留守番をさせたり、
大変と言えば大変でしたが、それはそれなりに、わたし流に随分楽しませて貰えました。
仕事場の隣に実家の母屋がありましたから、娘達は実家で遊んでいました。

現在の娘たちには、色々相談に乗って貰ったり、何かに付け世話をかけてしまっています。
わたしの母のようなわがままを言わないように心がけて居るつもりですが、
こればかりは自己診断出来ません。困った者です。

長女のお誕生日から、昔を思いだして独りで楽しんでいました。良い日になりました。