9月9日 日曜日 晴れ
今日は「重陽の節句」です。そして亡くなったあるじの父親のお誕生日でした。
わたしたちの初めての子供のお誕生日が、9月7日でしたので、
同居して居たわけでは無いのですが、父のお誕生日と一緒にお誕生日のお祝いをしたのです。
わたしも若かったので、申し訳無いのですが、父のお誕生日の”おまけ”のようで嫌でしたね。
せめて初めてのお誕生日くらいは、娘だけのお誕生日をしてあげたかったです。
そうすればわたしの両親も祝の席に着いてくれたはずです。若かったと言うことなのでしょうね。
不思議なのですが、父の命日とお誕生日の両方を思い出し、手を合わせるようにしています。
生前の父はとにかく末っ子のあるじが可愛くて堪らなかった人でした。
お正月の一族の顔合わせの時、「幾つになった?」と必ずあるじに歳を聞いていましたね。
40歳になったとき、「歳はもう聞かないで欲しい」というような事を言ってお終いになりましたが。
甥や姪そして娘達の手前、いつまでも「幾つ?」などと聞かれるのは、嫌だったのでしょうね。
朝から家事をしながらそんな事を思い出して、その時の父がちょっと可愛そうな気がしました。
逆らわず、「40になったよ」と言っておけば良かったのに・・・、と思いましたね。
今日は、ほぼ一日中、エクセルの関数にじゃれて居ました。
A,B,Cと言う文字を入力して、AはAでBはB、CはCで集まるようにしたかったのです。
何故出来ないのか、途中までは何とか行くのですが、最後の処理方法がどうしても解らず終い。
疲れてはマッサージ器に座って一休みをする、その繰り返しでした。
マッサージ器に座らないときは、墨をすって天声人語を小筆で書き写したりしていましたし、
レジ袋を入れて居るところの整理をしたりしました。そんな時も頭の中はエクセル一杯です。
孫は全く新しいことでも、説明書が無くても何となくクリアしてしまうと言うのに、
わたしは以前出来ていたことのに、どのようにしていたのか解らなくなるのです。
なまじ「前には出来たのに」と言う意識が邪魔をして居るのでしょうね。参りました。
途中諦めて、先日大学時代の友人の出版本が郵送されてきました。
とても読みやすく編集された国文学関係の本ですので、かなり読み進んでいます。
書をなさって居られる友人ですから、迷いましたが我流の筆文字でお礼状を書きました。
散歩方々ポストに入れてきました。今日はその時だけ、門の外に出ただけです。
エクセルにずっとじゃれていて、洋裁もしたいと思い布も準備出来ていますが手は出せませんでした。