9月30日 日曜日 晴れのち雨
昨日の疲れで、身体が言うことをきいてくれません。
今日も作品展やら友人たちの踊りの舞台を視させて頂くつもりで居ましたが、すべてお断りしました。
ぼんやり横になって居ましたら、昔の事が思い出され何となく書きたくなりました。
お彼岸を迎える頃から、朝夕は秋の気配になって来ましたが日中の陽射しの強さは健在です。
この時期なりますと、いつも何故か昔々の事を思い出すのです。
涼風が吹き始めるこの頃を、わたしは高校時代から苦手としていました。
わたしの高校は2期制でしたので、9月に期末試験でしたから集中出来ず往生したものです。
16,7歳の友人たちは元気いっぱいでしたが、わたしは血圧低下になりそれに伴ってでしょうか、
目眩が酷かったです。
もっと嫌だったのは、身体の柔らかい所に出てくるバラ色湿疹でした。
名前は綺麗なのですが直径3㌢くらいの綺麗なピンク色の湿疹です。
衣類で覆われているところには余り出来ませんでしたが、時には首筋や膝裏に出来たりしました。
それに胃が弱かったからでしょうか、食欲も無く無理して食べますと気持ちが悪くなったりで、
手の施しようも無く成り行きに任せるだけでした。
でも、元気な友人たちと同じ行動をしたくて、随分頑張りました。
元気そうに振る舞う術はその頃に習得したのでしょうね。
丁度そんな時期に、六大学の野球の試合を見に行こうと高校時代に友人に誘われたときの事です。
大学生ですから、もう着る物は大人と同じデザインの洋服を着ていました。
何月の事か忘れましたが、暑い日でしたので首元が少し空いているワンピースを
着ていこうと思ったのですが、その時もバラ色湿疹が首の周りにいくつか出来ていたのです。
誰もが、「これ何?どうしたの?」と言いたくなるような状態の湿疹でした。
結局、首の周りを隠すような洋服を着ていきますと、汗で酷くなり痒みが出ますので、
お誘いをお断りするしか無かったのです。
残念だったその時の気持ちは忘れられませんね。
今はバラ色湿疹は出来ませんが、それでも小さな湿疹はこっそり出て来てわたしを悩ませて居ます。
昨年あたりから特に酷くなり、皮膚科との縁が切れません。
もしかしたら今の湿疹は以前とは違って「老人性」のものなのかもしれませんが・・・。