フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

重陽の節句の今日も、想い出にひたっていました。

2016-09-09 20:08:16 | 雑感
9月9日 金曜日 晴れ

重陽の日。あるじの父親のお誕生日です。
そして、わたしたち夫婦の娘が7日でしたので、何時も義父のお誕生日と一緒だったのです。
わたしたちには、やっと授かった娘ですので、合同では無い事を願いました。

義父のお誕生日は一緒にして、娘の祝いは事前に家ですれば良いでしょう、と言われたことがあります。
わたしの両親にとっては、初孫でしたから、孫のお誕生日を楽しみにしていました。
ところが、わたしたちの娘は7番目の孫でしたから、感覚が全く違うのは仕方が無かったのです。
義父のお誕生日の前に、わたしの両親とこっそりお祝いをするのは嫌でした。内緒は苦手です。

わたしたちには、初めての子どもですから宝物でした。
当然、義父のお誕生日がメインですから、「○○ちゃんも、おめでとう」と言って下さるのですが、
当然ですが、娘が食べられ、好きなお料理は、テーブルの上にはありませんでした。

あるじは末っ子でしたので、一番上の姉とは12歳と6ヶ月も歳の差がありましたし、
6人の孫のうち5人が男の子でした。歳も違いますから食べ物が違って当たり前です。
2つの大きな座卓に、びっしり並んで座っていたあるじの両親兄弟の大半が亡くなっています。

両親は当然ですが、生存者は4人の兄弟の一番上の義姉ご夫婦と義兄の奥様とわたしの4人だけ。
義姉は年明けの1月で90歳になりますし、ご主人は96歳か97歳になられるはずです。
一人でいますと、何気なく昔の事を懐かしく想い出すことが度々あります。

義母は、食べる事が大好きな人で、春には摘んできたよもぎで作った、よもぎ餅を喜んで下さいましたし、
夏には、缶詰のミックスフルーツの寒天流しや、あんこの寒天流しもとても喜んで下さいました。
ゼラチンより、寒天がお好きでした。義母のお誕生日(8月26日)には、きんつばをお供えしました。

家にいた頃の娘の想い出を楽しみ、婚家の家族を懐かしがる、そんな事が多くなりました。
コメント
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