悪天候の一日、静かに針仕事を楽しんで居ました。

昨夜から降って居ました雪は、積もるほどには降りませんでしたので、ホッとしました。
昨日の外出で、寒かったことも有ったのでしょうが、かなり疲れてしまいました。

着古した長襦袢で、”ウソつき”を作ろうと思い、ひとまとめにしてありましたので、
それを持ち出し、アイロンを掛けたり、寸法を測り印をしたり、ウソつきを作る為の準備開始。

今まで絹針を使わず、手元にある針を使っていましたが、先日買ってきました。
針に糸を通すのは大変ですが、流石に縫いやすいです。布と針の関係を実感しました。

母が着て居たメリンスの長襦袢がありましたので、少し手を入れれば、それも着られます。
メリンスは暖かいので、寒い時には重宝です。
”ウソつき”用の布がもう１着分ありますし、メリンスの布もありました。
娘たちに作ろうかと思っています。

今日完成したウソつき　
ただウソつきの身頃は、市販されている物を再利用しましたから、少し重いのが気になります。


針仕事をしながら、昼食を何にしようか､考えて居ました。
冷凍庫に生鮭のアラがありましたので、それを使って鮭ご飯を炊きたくなりました。

たっぷりの針生姜と出汁昆布と日本酒、醤油少々を入れ、炊いてみました。
鮭の細い針のような骨がありましたので、それを取り除き、食塩と醤油味の炒り胡麻を加えて完成。

庭に大葉がある頃は、大葉をたっぷり入れるのですが､今回は自家製のブロッコリーで我慢。
常備菜に作って有りました筑前煮とナマス、それと室蘭の友人から戴いたサバの開きで昼食。
以前はホッケでしたが、不漁なのでしょうか、この頃はサバになりました。

横浜のスーパーで売られているサバとは、味は全く違います。美味しいです。
食堂で針仕事をしながら、小雪が舞う庭を眺め､録画した物を視ながら、静かな良い一日になりました。