フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

疲れすぎたのでしょうか?昔々の事を懐かしんでいました。

2021-05-10 23:08:29 | 老人一人暮らし

緩やかな風が吹く暖かい朝でした。
ガラス戸を開けて外の空気を部屋に入れた瞬間、シーツを外し洗濯機に。
何故か急に洗いたくなったのです。

月曜日にシーツを洗おうと思うこと自体、今まであり得ない事でした。
夫が心地よく家で寛げるように、週末の前日が洗濯日に。
土曜日がお休みでは無かった頃は、土曜日が大忙しでしたし、
土日がお休みになってからは、金曜日を洗濯日に変更しました。

その頃は、家族中のシーツや布団カバーを洗い、お布団はベランダに干し、
洗ったシーツやカバーには、全てアイロンをしていました。
夫が脱サラして”フォンテーヌ”を開業すると、家事仕事は手抜きになり、
閉店しても元には戻さず、何故か手抜きのママに。

怠け癖?それとも歳?理由は不明。
ただ、娘が”糊のきいたシーツが嫌だった”という言葉もですが、
それ以上にシーツの素材が変わり、糊付けの必要性が無くなったのでは?


時々、その当時を想い出すことがあります。
娘たちはベッドにマットレスを敷き、その上に綿布団を敷いていました。
ベランダの手すりに広げる作業が一寸きつかったです。
尤も夫とわたしは、ベット・パッドでしたから扱いは楽だったのですが。

4人分の布団を干し、更に4人分のシーツ等を洗い、干していました。
その様子は壮観でした。洗濯物が広がる光景を眺めながら幸せ感を満喫。
その頃が一番幸せだったような気がいます。

大変でしたけれど充実していました。
わたし達夫婦と独立前の娘たち。
4人家族、全員そろっていました。
娘たちがどんな大人になるのかしら?と思いながら、幸せでした。

今は、その家にわたしだけが残っています。
プライベートのスペースでした2階は、物置場になって居ます。
”寂しい”けれど、寂しいと思うのは我儘かもしれない…。

コメント
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