太陽の位置が日ごとに高くなり、陽ざしが部屋に届かなくなっています。
3年前にお隣の土地に2軒の家が建ちましたが、お庭がありません。
太陽の出る位置は季節で多少違います。
陽ざしは太陽が低い時は届き、高くなりますと建物に遮蔽されます。
朝陽は、元気の源のような気がしていますので、残念です。
でも、朝日もですが、空き地よりお隣さんが出来たことの方が嬉しいです。
お隣さんは、ご夫妻と今年小学生になった男児と6年生のお嬢さん。
大きなランドセルを背負った新1年生が登校する時出会いますと、
なんとも照れくさそうな表情をします。とても可愛いです。
わたしの家の近辺には、小学生は全く存在しなくなっていました。
わたしが”行っていらっしゃい”と声を掛けますと、恥ずかしそうに
小さな声で”行って来ます”と言います。
”おはよう”と言いますと、”おはよう”と蚊の鳴くような声でご挨拶。
元気な子でしたら、”おはようございます”でしょう?と注意したいです。
でもそれを言ったらもう声が聴けなくなりそうで、とても注意できません。
”おはよう”と言えるようになっただけで、褒めてあげないと、です。
母親が一緒でしたら、親の後ろに隠れてしまう”ボク”ですから。
わが家の娘たちは、これ程恥ずかしそうな表情は無かったと記憶してます。
わたしは子供が大好きです。
両親は毎年、5人の子供の家族全員を温泉旅行1泊に招待していました。
12人の孫と5人の子供とその伴侶で、22人。
その他に母の妹、わたしの叔母も仲間入り。将に団体旅行の様でした。
お酒を飲まないわたしは、宴会中は子供たちの遊び相手でした。
何をしていたか覚えていませんが、ハンカチ落としは良くしていましたネ。
わたしが行かれない時、”え~、おばちゃんが行かないの~?”と子供たち。
子供たちの言葉は嬉しくもありましたが、行きたいのに行かれない、
わたし自身の寂しさはなんとも言葉になりませんでした。
懐かしい切ない想い出です。
年のせいでしょうか、ちょっとした事でずっと昔のことを想い出し、
一人で懐かしがっているわたし自身に、戸惑う今日この頃です。