ゴールデンウイークが今日が最後の日と言う人と、
まだ3日残っている人も居られるのでは?と、ふと古い事を想い出しました。
夫も仕事柄、ゴールデンウイークをフルに休めない事が多かったのです。
娘たちが幼かった頃、ご近所のお子さんが”家のお父さんはお休みだよ”と、
得意げに言われ、無言で聞いていた娘たちが不憫に思った事を想い出します。
父親が居ればどこかに連れて行って貰えますから、一寸可哀そうでした。
その後、突然夫は脱サラして”手作りパンと焼き菓子の店”を始めました。
商売をする身になり、ゴールデンウイークとは関係の無い生活になりました。
ゴールデンウイークはパートさん達のお休みが多いので、
私などは何時もより忙しくなり、家族との時間も作れませんでした。
尤も、娘たちは高校生と中学生になり、それほど親を求めませんでしたが。
こんな風に国の祭日が重なのも、偶然とはいえ素晴らしいですし、
其れを”ゴールデンウイーク”と命名しているのも素晴らしいと思います。
日曜日と祭日が重なった時は、月曜日が休日にするように決まった時、
会社員は良いけれど、自営の人たちには関係「無い」と思いましたし、
逆にパートさんたちのお休みする方が増え、自営業者は困りました。
わたしの仕事が増えました。
自営業者がカレンダー通りに休業すると、困る人が発生します。
”山の上の焼きたてパン屋”は、日曜祭日は特に重宝なのです。
夫が脱サラする前のわたし達家族がそうでした。
サラダやスープを作り、フランスパンの焼ける時間を、待って居ました。
焼きたての”フランスパン”と”チーズクッペ”は、最高でした。
フランスパンの中に、サイコロの様に切ったチーズが、入ったチーズクッペ。
毎週、日曜日が楽しみでした。
其れなのに、夫はパンを買わずにそのお店を買ってしまいましたので、
焼きたてのフランスパンもチーズクッペも、食べられ無くなりました。
焼きたてのフランスパンは、お客様に食べて頂く事になりました。
”ゴールデンウイーク”と言う言葉から、古い事を想い出してしまいました。
今では、懐かしい良い想い出 になって居ます。