昨日からの予報通り、今朝は曇天でいかにも寒そうでした。
でも、今日は20年以上前まで、ご近所に住んでおられた方との新年会の約束の日です。
年に何度か会食会を計画して下さり、わたしに声を掛けて下さいます。
以前はわたしと彼女と二人だけでしたが、その後、転居なさった方と3人になりました。
とてもお洒落なお二人なのに、”おしゃれ”とは縁遠いわたしに何故か声を掛けて下さる?不思議。
義姉やわたしの妹やわたしの長女の婿殿の叔母様からも、不要の衣類を頂いていました。
読書会をしている頃は、メンバーにも診て頂き、気に入った物が有ればお持ち帰り頂きました。
わたしには大きすぎたりで、補修できるときは補修しましたし、
処分するのが、もったいない高価な物はプロの方に補修して頂いた事も有ります。
終戦後の何もない時代を経験していますので、何となく”捨てる”事に罪悪感を感じてしまう、
困った性分になったわたしです。
わたしが小学3年生の頃、ご近所の同級生が、当時、配給された果物の缶詰に巻いてあった、
果物の絵が描かれた紙を奇麗にはがし、その果物の絵の裏をノート代わりにしていました。
当時は紙不足で、ノートなども白い紙では無く、灰色のざら紙でした。
わたしの娘たちに、わたしが小学校に入学した頃の事を話しても、想像できない様でした。
わたしが大学生の頃、神奈川県の座間市に住んでいた友人に急な連絡事項が発生した折り、
電話局に電話して、先方の電話番号を伝え受話器を置き、局からの電話を待ち、早くて30分位、
遅い時は1時間位待ちました。
今は携帯電話でいつでもどこでも連絡が取れますから、当時の話をしますと
「それ、何時頃の事?」と問われ、事実を話しますと、びっくりしていました…。
幼い頃、防空壕の入り口から見た、飛行機から焼夷弾が落とされるあの景色は鮮明に記憶してます。
幼かった頃の色々な記憶が、”捨てられない”困った性分になってしまったのだと、思っています。