・・・善いことをしたら此の世も得、己も得、子孫も得、我家も得、社会も得、凡てが得である。悪は反対でことごとく損害する。 . . . 本文を読む
華厳経巻二世間浄眼品一の二「衆生は愚痴におおわれており業をつくり高慢で放蕩を尽くし、結果自らを悲惨な境涯におく。これに対し如来は全ては空であると説く。これを衆生は歓喜し喜んで能く見ることが出来る。仏は衆生を苦から救ってくださる。衆生が仏を仰ぐのは満月が高い山に顕れるようなものである。諸仏の境涯は不思議であり、一切の法界もまたこのように不思議なものである。諸々の法力が働いて衆生済度の為の禅定と智慧の . . . 本文を読む
八正道について
「八正道(正見、正思惟、正語、正業、 正命、正精進、正念、正定)の中で第一から第七まで(正見、正思惟、正語、正業、 正命、正精進、正念)が第八の沈思瞑想(三昧、正定)のための補助手段であり、予備段階に過ぎない。それではこの三昧(正定)そのものが何にとって予備段階になっているのか。増支部経典第四巻では正定の後に正しい認識(正智)とそのあとに正しい解脱をのべている。修行の目的は解脱であ . . . 本文を読む