一闡提(たとえばプーチンやその一派やロシア兵)の殺害は「殺罪」に入らないこと。
涅槃経・梵行品「善男子、佛及び菩薩は殺に三種あるを知る。下中上を謂ふ。下とは蟻子乃至一切畜生。唯だ菩薩示現生の者を除く。善男子、菩薩摩訶薩は願因縁を以て畜生を受くるを示す、是を下殺と名く。下殺の因縁を以て地獄畜生餓鬼に堕して具さに下苦を受く。何以故。是の諸畜生は微善根あり。是の故に殺す者は具さに罪報を受く、是を下殺と名く。中殺とは凡夫人より阿那含に至る、是を名けて中と為す。是の業因を以て地獄畜生餓鬼に堕して具さに中苦を受く、是を中殺と名く。上殺とは、父母乃至阿羅漢・辟支佛・畢定菩薩、是を名けて上と為す。是の業因縁を以ての故に阿鼻大地獄中に堕し具さに上苦を受く。是を上殺と名く。善男子。若し能く一闡提を殺す者あらば則ち此の三種の殺中に堕せず。善男子。若し能く一闡提を殺す者あらば則ち此の三種の殺中に堕せず。善男子。彼の諸婆羅門等、一切皆な是れ一闡提也。譬ば掘地・刈草・斫樹・斬截・死屍・罵詈・鞭撻は罪報あること無きがごとく、一闡提を殺すも亦復た如是なり。罪報あることなし。何以故。諸婆羅門は乃至信等の五根(信・精進・念・定・慧)あることなし。是の故に殺と雖も地獄に堕せず。」