福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

天地麗気記その10

2013-09-12 | 諸経
11、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと・・天孫瓊瓊杵尊と木花開耶姫の子。別名火折尊,『古事記』では火遠理命とされる。海彦・山幸の山彦のこと)
天津彦彦火瓊瓊杵尊の第二王子。母は木花開耶姫。大山祇神(おおやまつみのみこと)の女なり。
捧物左の如し。

彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)彦火火出見尊の太子、母は豊玉姫。海童の二女なり。渡し奉る左の如し。

凡そ天照太神天地の太冥之時、日月星辰の像を現して虚空を照らす之代に、神足地を履きて、天の瓊戈を豊葦原の中つ国にたて、上に去り、下に来たって、六合(あめのした)を鍳(てらし)天原を治しめ、天を輝かすことひさし。皇孫杵独王(きどくのみこと)、人寿八萬歳のとき、筑紫の日向高千穂の槵触之峯(くじふるのたけ)に天降りましまして以降、彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)の終年に至る迄、三主(にはしらの)百七十九萬二千四百七十六歳をしろしめす。凡そ神陰陽太神等(めがみおがみおほんかんたち)五大竜王百大竜王の上首に坐す。面顔は天帝釈と梵王との如し。
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