福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

昨日の定例会の記録をIさんが作ってくださいました。

2014-07-20 | 開催報告/巡礼記録
7月19日定例会の記録です。

 梅雨も終わり近づき、大変じめじめした暑い日でした。本堂から出て風にあたると涼しく感じられます。護国寺定例参拝会は、6名の参加者でした。
 いつものとおり、全員で般若心経、観音経、諸真言をお唱えし、その後、しばらく瞑想の時間をとりました。前回、同様、諸真言をお唱えするとき、講員が一人づづ導師席に移り、焼香している最中、他の講員が後ろから真言を唱え導師席の講員の心願成就を皆で祈りました。導師席に座っていると、後方から御真言が聞こえてくるので、大変神秘的な感覚がします。
 その後、飯田橋に移り、懇親会となりました。高原講元から、在家では読経や阿字観など限られた修行法しかない一方、出家すると、様々な修法を段階的に学ぶことができ、出家者中心に組み立てられているが、実際には、なかなか出家する場合の師匠になってくれる僧がいないとの話がありました。高原講元が求聞持法の修行をなさったときのお話を聞くことができました。
 また、高原講元の経験では、日常生活では四弘誓願の「衆生無辺誓願度」をお唱えするか書写するのがよいとのことです。自分が辛いときは、自分のことで頭がいっぱいで、とても他人のことを考える余裕すらないのですが、衆生の中には自分も含まれているとして他の幸福を願うのが迂遠の様ですが、かえって自身の境地が高まって心願成就のためにも一番効果的のようです。 講元は「衆生無辺誓願度」をお唱えすることで難行の求聞持行も成満できたとおしゃっていました。
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