福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

「真言宗義章」第二十九 問答決着章三

2022-02-22 | 諸経
第二十九 問答決着章三 (善無畏三蔵、一行禅師の両祖を付法の相承の正嫡に加えていないのは弟子がなかったり,師が違ったりしているからで、両祖をくわえて「住持の八祖」を守覚法親王が大師の略付法伝の意を汲んでつくられている)   問。何故に善無畏三蔵、一行禅師の両祖を付法の相承の正嫡に加えざるや? 答。古来二種の八祖を立つ。いはく付法の八祖、伝持の八祖、これなり。付法の八祖とは両部の大 . . . 本文を読む
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竹島の日とロシアのウクライナ侵略の日と重なりました

2022-02-22 | 法話
今日は竹島の日です。奇しくもロシアがウクライナを侵略する日と重なりました。これは天の警告です。いつまで日本はカルタゴのような,また集団入水するレミングのような自殺路線を得意げに進むのかと天が愚かな日本人に必死で警告してくださっているのです。 https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&a . . . 本文を読む
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以呂波略釈和訳 覚鑁

2022-02-22 | 諸経
以呂波略釈和訳 覚鑁 (覚鑁上人は、大師御作の「いろは歌」は『涅槃経』の中の無常偈「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」や諸経のエッセンスに基つ゛いていると説明されています。   「(「色匂散 我世誰常 有為奥山今超 浅夢不酔」の歌の中に)二義あり。句と字なり。この句義に又四あり。大に分かちて二と為す。初めの二句(色匂散 我世誰常)は因行を修することを明かし、後の両句(有為奥山 . . . 本文を読む
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今日は一粒万倍日です

2022-02-22 | おすすめ情報
今日は一粒万倍日です . . . 本文を読む
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「真言宗義章」第二十九 問答決着章二

2022-02-21 | 諸経
第二十九 問答決着章二 (密教は龍猛菩薩が南天竺の鉄塔に入りて金剛薩埵より相伝されたとするが実在を確かめた人はいない、しかしこれは神力所変の塔なるがゆえに機あらば顕れ、機なければ隠る。隠顕出没自在である。) 問。真言密教を閻浮に流伝することは其の源、龍猛菩薩南天竺の鉄塔に入りて金剛薩埵より相伝したまへるに始まるといふ、しかるに謂うところの鉄塔は何れの世に誰人の所造といふこと分明ならば古来、入竺 . . . 本文を読む
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「真言宗義章」第二十九 問答決着章

2022-02-20 | 諸経
第二十九 問答決着章 (根本佛たる大日如来が密教の教主であり、顕教の教主たる釈尊は大日如来の変化身である。) 問。真言の教主は大日、顕教の教主は釈迦とは? 答。大日如来は能現の法身(すべてを生み出す主体としての佛)、釈迦は所現の法身(生み出された客体としての佛)なり。 問。顕教に依れば三十二相の応身佛(衆生教化の対象に応じて現れた仏)とみるも、八万四千の相好尊持の報身佛(修行をして成仏した . . . 本文を読む
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維摩詰所説經弟子品第三

2022-02-20 | 諸経
維摩詰所説經弟子品第三 (以下部分的には聖徳太子の「維摩経義疏」等より解説すると、 まず舎利弗は「安座」の意味を維摩詰に心身に三界を現ずることなければどこにいても安座である、山林に入る必要はない、煩悩を断ぜずして涅槃に入る、これが「安座」のことである、と教えられ、 大目犍連は、「説法は無説無示。其の聽法者は無聞無得」と教えられ、 大迦葉は「凡夫も聖人も空であるから凡夫に食物を施してもそれは . . . 本文を読む
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「真言宗義章」第二十八 十善助行章

2022-02-19 | 諸経
第二十八 十善助行章 (密教の身口意の三密の行には罪障消滅の功徳も備わる故に罪業深重の者も一たびこの法に入り菩提心を生じて真言念誦する時は無始以来の罪障は即消滅する、がこれから作る悪までも消滅することはできない。故に密教に入りて三密の妙行を修すれども恣に悪行を行ずれば覚る前に先ず地獄の罪人となる。大日如来はかかる初心の行者を憐み給ふが故に三密妙行を助ける戒として十善戒を説かれた。行者若し能くこの . . . 本文を読む
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昨日のダライラマ法王の法話「煩悩の克服」 

2022-02-19 | 法話
ダライラマ法王の法話「煩悩の克服」 http://www.dalailamajapanese.com/videos/overcoming-negative-emotions . . . 本文を読む
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「真言宗義章」第二十七 護持十善章

2022-02-18 | 諸経
第二十七 護持十善章 (十善は仏性に順じた行動、十悪は仏性に背く行動。一切衆生本来各々仏性を具すといえども無明煩悩に覆われて十悪を造りて三界に入って徒に身心を苦める。若し一旦十悪をやめ十善を修する時は苦患自然に消え、福自ら至る。一切の仏法はこの十善があって初めて成り立つものである。随って密教でも入壇の時は必ず十善戒を授からなければならない。)   本業瓔珞経(菩薩瓔珞本業經)に「理 . . . 本文を読む
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金光明最勝王経四天王護国品

2022-02-18 | 頂いた現実の霊験
金光明最勝王経四天王護国品聖武天皇は東大寺を世界的戒壇にするためにおつくりになりましたが、同時に護国の為に全国に国分寺国分尼寺をお造りになりました。此のもとになるのが、金光明最勝王経です。「・・金光明経の流布するところには一切の外敵を摧破する・・」と書いています。「四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天)すなわち座よりたちて・・・仏に白して言さく、『世尊、此の金光明最勝王経の未来世において若し国土 . . . 本文を読む
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「真言宗義章」第二十六 値遇密教章

2022-02-17 | 諸経
第二十六 値遇密教章 (人身受けがたく仏法遇ひがたし。真言密教に遇うのは更に難しい。過去無量劫の間、無量の善根を積み重ねたるもののみが密教に触れることができている。) 夫れ人身は受けがたく仏法は遇ひがたし。真言密教に遇ふは亦更に愈々難し。過去無量劫の間、無量の善根を積み重ねたるものにあらずんばこの名字をも聞くこと能わず。大日経に「秘密主、大乗の宿習なく、未だかって真言乗の行を思惟せざる者は彼れ . . . 本文を読む
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鈴木大拙「霊性的日本の建設」

2022-02-17 | 法話
鈴木大拙「霊性的日本の建設」「・・日本文化には世界といふ高堂に出陣して他の国民をして景仰せしむべきものがなくてはならぬ。・・事事無礙法界の曼荼羅(「全ては空」という覚りの世界から見れば現実世界のすべての事柄はお互いに独立しながら融通無碍である)にありては天皇も事であり、我等も事である。事事が無礙に交渉し得るには天皇も曼荼羅の外にあることは許されぬ。どうしてもその中に没入してこなくてはならぬ。曼荼羅 . . . 本文を読む
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昇沈の差別は心にありて、行にあらず

2022-02-17 | 諸経
「昇沈の差別は心にありて、行にあらず」 「往生要集」に「問ふ。 凡夫は勤修するに堪へず。 なんぞ虚しく弘願を発さんや。 答ふ。 たとひ勤修に堪へずとも、なほすべからく悲願を発すべし。 その益、無量なり。 前後に明かすがごとし。 調達(提婆達多)は六万蔵の経を誦せしも、なほ那落を免れず。 慈童は一念の悲願を発して、たちまちに兜率に生るることを得たり(注)。 すなはち知りぬ。 昇沈の差別は心にあり . . . 本文を読む
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今日は一粒万倍日です

2022-02-17 | おすすめ情報
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