SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

「赤福餅」とマスヤ「おにぎりせんべい」

2014-05-12 | Weblog
会社の隣の席のT君と何かの話で「おにぎりせんべい」の件が出たのだった。
「そうそう、あの3本ぐらいの海苔も懐かしいねえ。」ってな他愛の無い話。
でも、周りの人間は「おにぎりせんべい」を知らないと言う。
さっそく調べてみたら、西日本しか基本的には売られていない。
特に大阪や九州ではポピュラーで、東京ではほんの一部でしか売られていない。
そうなると余計に懐かしくなり、食べたくなる。
そうしたら昨日、T君がその「おにぎりせんべい」を会社に持ってきたのだ。
彼の実家は九州だ。
彼は九州、高松、京都で暮らした。私は奈良、大阪、千葉が長い。
だから子供のころの「おにぎりせんべい」はあまりにもポピュラーなのだ。






その「おにぎりせんべい」の写真だ。





裏面を見ると、製造元の㈱マスヤは伊勢市の会社だ。
実は何を隠そう、マスヤはあの伊勢名物「赤福餅」の人的関連会社なのだ。
社長の浜田吉司氏とは、赤福の浜田益嗣氏の次男だ。
そもそもマスヤを創業したのは赤福の浜田益嗣氏だそうだ。


ところがタイムリーなことに、今、赤福は跡継ぎに揺れている最中だ。
先日来、日経新聞でも興味深い記事が出ている。


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まさに仰天人事だった。
「伊勢の名物赤福餅」で知られる1707年創業の老舗和菓子、赤福(三重県伊勢市)で4月下旬に起こった社長交代劇。
臨時株主総会で社長の浜田典保が解任され、新社長に就いたのは実母の勝子(まさるこ)。
赤福といえば2007年に長年に渡る食品偽装が発覚し、3か月の営業停止となった記憶がいまだ残る。
存亡の危機に立たされた赤福を引き継ぎ、立て直してきた典保は功労者のはず。
なぜ解任されなければならなかったのか・・・・

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かいつまんで書くと、2007年にそれまで父親が大きくしてきた赤福の社長が息子(兄)になる。
息子は頑張って赤福の食品偽装問題から復活させてきた。
しかし、突然4月末に父親から社長を解任されて、母親が社長になる。
母親は臨時の社長だが、次期社長は次男のマスヤの社長である吉司氏かもしれないというのだ。
御家騒動のようなものだが、たまたまT君が件のマスヤの「おにぎりせんべい」を持ってきたので
なんだか面白かったという件。
さて、今後赤福の社長はどうなるんだろうな。






SONY NEX-6、 16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS




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コメント (2)
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