SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

ブルーリボン賞は誰の手に

2014-05-21 | 鉄道・バス

(写真は昨年のもの)

毎年この時期になると気になることがある。
鉄道界の新車に与えられる「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」なのだ。
映画界でも「ブルーリボン賞」がある。俳優などに与えられる賞だ。
ブルーリボン賞は言わば、アカデミー賞、グラミー賞、ノーベル賞、芥川賞、カーオブザイヤーみたいなもので、
大変な栄誉があり、プレートが運転席の裏の仕切り部分に堂々と掲げられる。
それもずっと掲げられるので、目にする機会も多い。
実は毎日のように「ローレル賞」は見ている。
東急の8500系がローレル賞を取っているので、いつも見る。
ブルーリボン賞は主に特急のような派手な車両の贈られ、ローレル賞は主に通勤電車に贈られるイメージだ。
オリンピックのメダルのようでもあるので、逃したくないのだ。
今年はブルーリボン対象車両が多いのだ。
主に次の3車両が僅差だと思う。
しかしながらブルーリボン賞は一つにしか与えられないのだ。(ローレル賞は複数受賞あり。)
・JR東日本 こまち用E6系
・JR九州 ななつ星
・近鉄 50000系しまかぜ

過去56回のうち、国鉄と分割後JR各社を合わせて22回、近鉄が7回、小田急が7回というのが突出している。
やはり華やかな車両が多いのが特徴的だ。
小田急や近鉄はデビューする特急がことごとく受賞している。






さて、近鉄フェチの私としては近鉄50000系しまかぜを推したい。
3車両のうち、唯一乗車もした。
その豪華なシートは1脚で軽自動車分のコストだそうだが、それなのに一般の特急に820円を追加するだけだ。
いわばグリーン料金が820円なのだ。
マッサージまで付いている3列シートだ。
食堂もあり、スタッフのサービスも素晴らしい。


JR九州のななつ星は話題性がある。TVや雑誌でも引っ張りだこだ。
しかし、3泊4日で38万円 - 95万円という金額は話題性はあっても評価はできない。
そして、DF200形7000番台と77系客車という組み合わせなので、受賞するのは1車種ではなくセットになってしまう。


JR東日本のE6系スーパーこまち は、一昨年にはやぶさ用E5系がブルーリボンを受賞しているのでご遠慮願って、
ローレル賞で我慢していただく。







しかし、ドキドキするもんだ。

まあ、こんなことにドキドキするのは鉄道会社の係りの人と私ぐらいか。





コメント
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