駒形石灰工業(株) 大釜工場を見て、その先の林道を通って、県道200号線に降りて、
葛生に戻るルートだ。
いきなり林道になる。
それも本格的な林道。
林道に入ってしばらくすると道は二股に別れる。
右に進んだ。
未舗装でぬかるんでいる。
途中に写真のような施設があった。
ここは何をしてるんだろうか?
土の何かを作ってるんだろうか?
例えば腐葉土とか。
何を見ても不明だ。
なんだか怖いし、道を間違ったようなので引き返し、二股の違う道に進む。
15年ほど前に女房とフォレスターで走ったことがあるルートだが、
想像以上に荒廃しており、擦れ違いが困難な林道だが、1台もすれ違わなかった。
忘れられたような林道で、途中には道にキジも居たりした。
それにイメージよりもずっと長い距離で、県道200号線に下りた時はほっとした。
林道の出口間際。
200号線を右折してずっと奥まで走ると、ザゼンソウの群落地もあって、かつて女房と行ったことがあるが、今回は奥地までは行かない。
かなり長い距離の林道風の道だから時間が無いと辛い。
実は蔵の街「栃木市」に寄って帰るつもりだったからだ。
戻りは秋山川沿いのバイパスを通らずに、旧道で葛生駅に向かった。
羽鶴専用線跡に沿って帰るイメージだ。
日軽興業栃木事業所となっている。
昔は違う会社だったと思う。
ここには中腹にトロッコが居たと記憶している。
山を越えると、そこは駒形石灰工業(株) 大釜工場の位置だ。
逆側も日軽興業栃木事業所となっている。
途中で不思議な遊具を見かけた。
かなり古いと思われる。
葛生の市街に入る。
昔とそれほどは変わっていないものの、建物は新しくなっているな。
立て看板で「葛生を第二の足尾にするな!」というのが見受けられたが
どういう意味だろうか?
東武葛生駅の変貌にはちょっと驚いた。
駅前がまったく変わっている。
お寺さんの敷地になっているのだ。
お寺さんが土地を買い増したようだが、駅前に何も無い風景には驚いた。
それだけ鉄道文化が衰退したということか。
記憶では駅前にはタクシー会社もあったような気がする。
そんな写真ももう無い。
広大なヤードの跡地。
駅前の左側。
ここは昭和な感じがちょっとだけ残っている。
しばらく待っていると8000系の改造車の850系が3両編成で入ってきた。
MMT編成で従前の8000系のMT編成よりも余裕がある。
さらに先頭にパンタを振りかざしているので、勇ましい。
8000系列の中では最も好きな編成だ。
ホームに入って850系を撮る。
この葛生駅の広大なヤードでは、凸型電機のED4010形などが居て、入れ替えをしていたなあ。
さて葛生駅を辞して、栃木駅方面に向かう。
懐かしい住友セメント。
ここからナローの割と重軌条の専用線が山(唐沢鉱山)に向かっていた。
しばらくは東武の貨物線と並走もしていた。
軌間の違う2本がまるで複線のように並んでいたのだ。
先日の「1」でも出した画像だけれど、左が東武の貨物線、右が住友セメント唐沢鉱山へのナロー。
参考。
村樫石灰を超えて、国道を走って行く。
(つづく)
SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 (Model A09) (LA-EA4経由)