

スタッフは休みが決まってる上、有給の休みがある。
疲れたのとせっかくのお天気なのにお客さんが少ない。
きっと冬囲いや野菜取りに追われているのだろう。
予約もなく、これはチャンスと思い、スタッフと相談した。
閉店してもいいかと。
みんな大賛成。
そうと決まれば、カメラとリックを持って出かけた。

秋の林を枯葉を踏みしめて歩こう。
運動不足とストレス解消。
林内は紅葉の枯葉がキノコの匂いになっていた。
西日が射す幹にはナメコが輝いていた。

ハナビラタケ、汁にした。

倒木の裏にはナメコが隠れていた。

スッポンタケは臭いので見るだけ。

ヒラタケの赤ちゃんとクリタケが出ていた。


久しぶりの山歩きは時間が速く過ぎる。
月が輝きだした。
そんなときに限って、キノコが現れる。

最後はフラッシュをたかなければキノコは写らなくなった。
空の明かりでキノコを探した。
そのうち、カラスがなくから帰りましょうが聞こえ出した。
車まで1.5キロ。
暗い林は月明かりでおぼろに見えた。
何処かのカタログみたいに、イメージでといった感じで歩いた。
夜行性の熊に遭わないように、どきどきしながら熊より怖い叫び声を出しながら。
少しだけ、帰れなかったら、枯葉を集めて潜り込んで泊まっていってもいいかとも考えた。
話の種に。



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