高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

師走の善光寺

2022年12月04日 | お出かけ

 先月、NHKのブラタモリで善光寺編が放送され、興味深く番組を視聴しました。ガーデンストーリーから善光寺までは、車で50分ほどで行けます。という訳でもありませんが、2年ぶりに善光寺を訪れました。

 善光寺は6世紀に建立された古いお寺で、本尊の一光三尊阿弥陀如来は、西暦552年、仏教伝来の折に百済から日本へ渡った日本最古の仏像と言われています。654年に秘仏になって以来は誰も見たことがなく、鎌倉時代に、代わりの本尊として前立本尊が作られましたが、この前立本尊も、7年に一度の御開帳の期間しか参拝できません。何かと秘密が多い善光寺ですが、宗派を問わず受け入れる庶民のお寺として知られ、毎年およそ600万もの人が参拝に訪れるそうです。

 

↑千曲川の氾濫による水害を受けないよう、善光寺は長野市の高台にあります。

 

↑私が子供の頃は、参道は雑多で必ずしもきれいではありませんが、その後の景観整備で、今は見違えるようにいい雰囲気になりました(^^)

 

↑緩やかに登る参道の途中、仁王門が見えてきました。

 

↑仁王門と山門の間には、お参りをする人が泊まるための宿坊が、建ち並んでいます。

 

↑これまで二度焼失し、大正7年に再建された仁王門。仁王像は高村光雲と米原雲海の作品。

 

↑仁王門をくぐると、おみやげ屋さんが並んでいます。

 

↑海外からの観光客が、戻ってきていました。

 

 

 

↑立派な山門は重要文化財。平成14年から6年をかけて、大修理が行われました。

 

↑山門をくぐると、ようやく本堂が見えてきます。

 

↑これが、善光寺の本堂。本堂も長い歴史の中で何度も焼失し、現在の建物は1707年の再建ですが、江戸時代中期を代表する仏教建築として、国宝に指定されています。

 

↑日本の国宝建造物の中では、東大寺大仏殿、三十三間堂に次ぐ規模を誇ります。

 

↑初詣の期間はごった返す境内も、まだ閑散としていました。

 

↑境内には、本堂の他にもたくさんの建物があります。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする