ヴォガロンガのスタートを見送った後、一旦ホテルに戻り朝食を摂ってから散歩がてら歩いてカンナレージョ側に移動した。というのは、レース中水上バスは運航中止になっているので、車の一切ないヴェネツィアでは自分の足しか移動手段はないため。
トレアルキ(3つのアーチ)という橋のところが離島を回って戻ってくるボートたちがヴェネツィア本島の運河に再進入する場所になっている。この辺は運河の幅が狭くなっているので、なお一層ボートと観客との距離が近い。
続々とボートが帰ってくる。
それぞれが皆思いっきり楽しんでいる雰囲気が伝わってくる。
同じチーム内でも年齢や性別など色々の混成チームも多い。
そんな中で、一人我が道をゆく仙人のようなシニアを見つけた。
このチームのボートは、先頭に龍がついた特別製。
橋の上に昇ってみた。ここだと全体が見渡せる。
外洋からの入口がラッシュ状態だ。
給水ポイントもある。係員がそれぞれのボートにペットボトルを投げて受け取ってもらう形式。でも、しばしば受けきれずにペットボトルが水中に落ちてしまう。
それで、ボトルを回収する専門の係員も配置されていた。
水だけではなく補助食品としてバナナも提供された。この写真で、2つの船の間に見える黄色い棒のようなものが、係員から投げられたバナナ。見事ボートの中に着地した。
赤縞ユニフォームのチームは、掛け声もそろってチームワーク抜群。
運河脇の家の2階から声援。
そんな声援に応えて手を振る女子リーダー。
女子チームのピンクユニフォームは一番目立っていた。
運河沿いでは声援を送る観客たちが鈴なり状態。こんなに両者が近いレースなんてなかなかない。
各チームはゴールのサンマルコ広場を目指して走ってゆく。そんな光景をたっぷり堪能して観戦を終えた。
楽しかった!