
ポルディ・ペッツオーリ美術館から裏に回ると、ちょっと素敵にカーブする小道があった。

個人的に、こんな一見迷路風な道が大好きだ。

その先にはオメノーニの家。堅固な建物の壁に8人もの巨人が並ぶなかなかの光景。

それぞれの表情は結構怖い。建物の主を守る役目があったのかも。

こんな顔でにらまれたら、泥棒に入ろうなどという気持ちはすぐに消え去ってしまいそうだ。

さらに、その先の広場にあった建物にも、怖そうな親父たちがずらりの顔をそろえていた。

眼が白目だと、一層怖さが引き立つ。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリアに向かう途中、レオナルド・ダ・ヴィンチ像にあいさつ。

ガレリアの入口。ここもいつものように人であふれている。

ガラスの天井。19世紀後半、当時の流行の最先端である鉄とガラスを使ったモダンな構造物として注目を集め、今もミラノっ子の社交場になっている。
そのガレリアで目立っていたのは、ルイ・ヴィトンの店のディスプレー。著名な画家の絵画をバッグのデザインとしてあしらった作品が陳列されていた。

レオナルドの代表作モナリザがバッグになっている。

それだけでなく、こちらはゴッホ。

さらに、ルーベンス。

陳列の仕方は、作品の大きな画面をバックにして前面にカバンが置かれる形だ。多くの市民や観光客の注目を集めていた。

その隣の広場では、モデルの撮影が行われていたので、遠目から1枚。