
「cavalcata sarda」のもともとの意味は「騎馬隊の行列」。名前の通り、馬のパレードがそもそもは主体だったようだ。パレードの後半は馬の行列が続いた。

その騎馬隊を見てみよう。馬に架けられたカラフルな飾りも華やかだ。

足並みも軽やかに進む。

町ごとにその衣装も様々。

なかでも白馬隊はひときわ目立つ存在だった。

その先頭に立つ女性騎手がまたカッコいい。

かと思えば子供連れの騎手も。

サルディーニャの人達のルーツについてはこんな説もある。アジア、アルタイ高原の遊牧民族が6000年前に馬でメソポタミアに移り、さらにエジプトまたはトロイ経由でサルディーニャに移住したという。
そうした祖先の血が今でも彼らの中に脈々と受け継がれているのかもしれない。
有名なシエナで開かれるパリオの騎手の中にもサルディーニャ出身者が多く含まれているということだ。

馬に着けられた金具も多分祭用の特別製があしらわれている。

たてがみもきれいに整えられて祭仕様になっている。

顔に紅白のポンポン見たいなお飾りをつけた馬も。

あら!馬君が美人さんを乗せた喜びでいなないている。

カップルで寄り添うように乗馬する姿も見られた。

最後に登場した騎手は優勝旗のような旗を掲げていた。