世界的に有名な大聖堂だけに、この日も沢山の訪問客でにぎわっていた。神父さんたちも堂内のあちこちで待機し、来場者たちの案内をしたりしている。背後の絵はキリスト磔刑図。
様々な像やステンドグラスを見つめ、あるいは写真に収める人たち。
床にも19世紀の作家がデザインしたという模様が描かれていた。
沢山の装飾品に彩られた不思議な像が見つかった。
こちらは金属製の僧侶像。一身に祈りを捧げている。
見上げると頭上にも聖母と祈る人々の姿が。
そんな場所にあったロウソク台の前でたたずむ少女。どんな願い事をしているのだろう。
アギロルフス礼拝堂には黄金の衝立がある。ベルギー・アントワープで制作されたものだという。
十字架に架けられたキリストを中心に、無数の聖人らが配置され、聖書の物語が展開されている。
一部をアップしてみよう。本当に細かい細工が施され、その技術に圧倒されてしまう。