ドブロヴニクはクロアチア南部・アドリア海に臨む風光明媚な都市だ。中世から地中海貿易の拠点として繁栄、「アドリア海の真珠」とも称される。 そんな都市の、海に突き出した旧市街は、街全体が世界遺産に登録されている。
交易拠点の宿命ともいえるが、常に侵略の脅威にさらされてきた。そのため自治と自由を守るために市街地部分は要塞に囲まれており、今ではその要塞を一周する城壁巡りが観光ルートになっている。
城壁に上る急階段。ここの入口で入場料を払って観光が始まる。
旧市街は急な傾斜に造られており、その一番の低地がメインストリートになっている。
その道路は大理石(多分)。路面がピカピカに磨かれていることに、初めて足を踏み入れた時ビックリした。
大通りから横道に入ると、どこでも階段に突き当たってしまう。
その脇道は至る所に。
トンネルのようなポルティコを通って階段の上り降りもしょっちゅうだ。
坂道に沿ってレストランや土産物店などが軒を連ねる。そんなレストランの1つに飛び込みで入って食べたムール貝のワイン蒸しは絶品だった。