神楽坂にあるセレクトショップ「la kagu」は、新潮社の倉庫だったものをリノベーションした商業施設だ。ファッション、本、家具など多角的に展開する店。その正面入り口にこの階段がある。
階段はとても広く長い。しかも木製とあってこれだけの堂々とした階段にはなかなかお目にかかれない。
良く見ると、ステップとステップの間はすき間になっている。それだけ軽快さが際立つ。
さらに上に上る階段も設置されていた。
たまたま雨だったせいもあって、濡れた板の感触がとてもやさしく感じられた。
すぐ近くにある赤城神社を訪ねた。
こちらはがっちりとした石の階段。神社に向かって一直線に段が続いて行く。
ここではさらに雨が強くなったが、その雨によって石段の輝きが一層鮮明になった。
脇の建物には木材が多用されていた。実はここ、あの国立競技場を設計した隈研吾の設計。やっぱりここでも木材を効果的に使っている。
神社にはめずらしく、この1階にはカフェもあり、さすが神楽坂という場所ならではのロケーションだ、と納得した。