南京町には竜があふれている。
中国人にとっては龍は吉祥の印で、民族のシンボルでもあるようなので、当然ともいえる。
今年の干支はは辰年だし、この町で龍を探してみた。
まず目についたのが、像になった龍。見事に上方を向いて上り龍になって行こうかという感じの姿だ。
柱に巻き付いて吠えている、勇壮な龍。
お互いに向き合っお見合い中。一見ユーモラスだが、舌のベロベロがちょっと不気味。
こちらも店名を挟んで向き合う白龍。
ムーンドラゴンは、愛嬌たっぷりでとってもユーモラス。
シャッターにも立派な龍が描かれていた。
こちらはちょっとペラペラ風であまり強そうじゃないかなあ。
一方、立体的に構成されたこの龍は、いかにも強そうだ。
これをかぶって遊ぶ、子供向けの龍なのかな。
長安門の柱にもちゃんと龍様がにらみを利かせていた。
ほんの十数分間気をつけて見ただけなのにこんなに見つけてしまった。南京町はまさに「龍の住処」だということがよく分かった。