ドゥカーレ宮殿の別のスペースで、新鋭作家の作品展をしていたので、ちょっと覗いてみた。これが、意外に面白かった。
渦巻く何かが目の前に迫ってくる。これは何だ?
それが赤、青、白などの色の組み合わせだったり、
赤一色だったりして、グンと突き出てくる。
これは鉛筆。その芯の先の色も何色か変化して、
見る者に突き刺さるかのようにとんがる。
ただ、よく見ると微妙な揺らぎも含んでいる。
見ているうちに、なんだかリズムが聞こえてきて、気分が高揚してくるのを覚えた。
鉛筆だけではない。これは綿棒!
綿棒なのに、近づけると結構な迫力を生ずる。
ちょっと遠目にすると、まるでヤマアラシが身を縮めているようにも見えた。
その他にも、紙を使ったアートや、
様々な国旗を組み合わせた作品なども展示されていた。
ドゥカーレ宮殿本体ではちょっと残念な気分になっていたのを解消させてくれた楽しい展示だった。
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