新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

階段紀行・日本 東京編⑮ ワクワクやドキドキ! 銀座と新宿で階段がワンダーランド化している。

2021-09-11 | 階段紀行・日本

銀座8丁目には博品館劇場があるが、そのビルの1-4階には博品館TOYパークとして、おもちゃやゲーム、ぬいぐるみなどのショップが入っている。このスペースの階段が何とも楽しい。

 螺旋階段になっているが、おもちゃ屋さんの階段ということで側面にはキャラクターのイラストも。

 手すりには各地の風景写真も飾られている。

 と思えば、ゲーム写真もふんだんに並んでいる。

 中心にエレベーターがあり、その筒を階段が取り巻いているが、赤い階段の鮮明な色彩がとっても印象的だ。

 見上げると、手すりのゴールドのキラキラが改めて目に入る。さすが銀座のビル階段。すっかりワクワク気分になることが出来た。

 一方新宿にも変わった階段はある。新宿駅東口のルミネエスト。ビルの入口から改札口に降りる所にこんな階段があった。メインの通りではないのか、あまり人通りは激しくないため、無人状態の階段を撮影することが出来た。

 階段にはシマウマ、ヒョウ、ペリカンなど各種動物がちりばめられていて、なかなか楽しい気分で昇り降りすることが出来る。

 また、この階段を昇って東口の通りに出ると、不思議な”生物”が街頭に出現する。

 交差点の向こう側ビルには巨大な猫がムックリと起き上がる所に出会える。

 さらに歌舞伎町方面に進むと、商業看板の向こうにゴジラが顔を出しているのを発見できる。さすが新宿。突然だとちょっとドキドキさせられるかも。

 

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階段紀行・日本 東京編⑭ 冠婚葬祭に縁のある階段は、やはり一味違った雰囲気を身に着けていた

2021-09-07 | 階段紀行・日本

 乃木坂にあるブライダル関連のビルでファッショナブルな階段を見つけた。白壁に囲まれた空間に階段が優美に曲線を描いて上昇する。

 そのうねりも微妙にリズミカルで、心を弾ませるものを含んでいる。

 それが黄金色の手すりによって縁取りされることで、心拍数は一層跳ね上がる。

 人生の一大イベントでもある結婚という出来事を、さらに彩らせるための仕掛けといえそうだが、やはりそうした仕掛け人はツボを心得ているという証拠なのだろう。

 東京・赤坂にある神社「日枝神社」。都心にあるが境内は意外に静寂な雰囲気に包まれている。

 この神社の裏側にあるのが千本鳥居。

 一般的に鳥居の中はそれほどきつい傾斜はないことが多いが、ここの場合は完全な坂道になっており、必然的に階段が設置されている。

 通ると、朱の色に染められた鳥居アーチの中なので、自らの顔も少し赤く染まったような感覚。出口がとても遠く感じられるられるくらい長い階段アーチだ。

 下りきって上を見上げると、階上の出口が霞んで見えた。

 例年6月に江戸三大祭りの山王祭が行われており、この神社も「山王さん」として親しまれている。

 日枝神社周辺はビル群が広がっているが、その中にビルの外壁にしがみつくように付いている非常階段を見つけた。何ともあの階段を上下するのは怖いだろうなあ。

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階段紀行・日本 東京編⑬ 銀座と渋谷。二大盛り場の高層ビルには、夜華やかに変身する階段が設置された

2021-09-04 | 階段紀行・日本

 2018年日比谷にオープンした35階建て大型高層ビル「東京ミッドタウン日比谷」。ビル前には広々と区画されたステップ広場と呼ばれるスペースがある。この高台に上がる階段がユニークだ。昼間は特別に変わった感じはしないが、夜になると、一変して華やかな場所に変身する。

 最初は階段部分に光が入り始めた。

 それが、次には両サイドの花々にピンクの輝きが加わった。

 まるで大きな舞台に駆け上がるスターの卵に提供されたステップのように光を放っている。遠目で見ていても、心躍るシーンが今にも展開されそうな予感を生じさせる階段だ。

 それを見守るかのように高層ビルがそびえる。

 ビルのすぐそばでは、オレンジの衣をなびかせたゴジラの像が吠えていた。

 一方、常に変貌し続けている渋谷にも同じ2018年に新しい高層ビル「渋谷ストリーム」が誕生している。ここも地上35階建ての大型ビルだ。このビル内の店などを眺めながら、駅とは反対側の稲荷橋広場に出ると、変わった階段に出会う。

 ちょうど日も沈みネオンの点灯する時刻になると、目の前にある大階段にイルミネーションが出現する。

 水の流れのように上下左右に光が動いてゆくダイナミックな仕掛けで、まさにビルの名称そのもののようなストリーム状況が展開されていた。

 

 

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