<2月の鑑賞予定映画>
先日、友達と食事会がありました。
以前、このメンバーでワインバルに行き、けっこうリーズナブルで美味しかったから
「またあのお店に行かない?」という流れになったので、行ってみたのですが
あれ?こんな店の名前だったかな?いや、違うよね~~。
ってなり、確認してみたら、お店が変わっていました。
しかし、せっかく来たのに、他に行こうか。。。というのもなんなので結局入ることに。
創作和風バルといったお店で、ワインの種類は前のお店同様豊富にありましたが
加えて、日本酒銘柄もたくさん置いてありました。
日本酒好きな友人が、気になる銘柄を見つけて注文しましたが
この日はあいにく、どの銘柄頼んでも「すみません、今日はないんです」の返事ばかりで。
で、である中で選んで飲んでいましたが、揃えて置いて欲しかったな(笑)
お料理の方は、なかなか美味しゅうございました。
ポテトフライの付け合せに、自家製生バターは醤油が練り込んでありまして。
食感もホイップクリームみたいで、これはやみつきになる味でした。
写真、取り損ねましたが、生ガキやへしこのお茶漬けも美味しかったです。
女子会にピッタリのお店でした。 また行こうかな~。
板前バル 品川個室別邸
〒108-0075 東京都港区港南2-4-18 ルネッサンスビル5F
電話:050-5784-4456
営業時間:月~金 ランチ 11:30~14:30
月~木・土・祝日 ディナー 17:00~23:30
金・祝前日 ディナー 17:00~翌4:00
~暗闇にひときわ輝く、希望の光~
第88回アカデミー賞 作品賞&脚本賞受賞作品
2015年 アメリカ映画 (2016.04.15公開)
配給:ロングライド 上映時間:128分
監督:トム・マッカーシー
脚本:トム・マッカーシー/ジョシュ・シンガー
音楽:ハワード・ショア
衣装:ウェンディ・チャック
美術:スティーヴン・カーター
撮影監督: マサノブ・タカヤナギ
出演:マーク・ラファロ/マイケル・キートン/レイチェル・マクアダムス
リーヴ・シュレイバー/ジョン・スラッテリー/スタンリー・トゥッチ
ブライアン・ダーシー・ジェームズ/ジェイミー・シェリダン/ビリー・クラダップ
ニール・ハフ/ポール・ギルフォイル
<見どころ>
アメリカの新聞「The Boston Globe」の記者たちが、カトリック教会の醜聞を暴いた
実話を基に描くスリリングな社会派ドラマ。カトリック系住民が多いボストンで、神父に
よる児童への性的虐待事件を暴露した新聞記者らの困惑と共に、次々と明らかに
なる衝撃の真実を描き出す。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
などのマイケル・キートンが記者を好演。複雑に絡み合う事件の根の深さに慄然とする。
<ストーリー>
2002年、ウォルター(マイケル・キートン)やマイク(マーク・ラファロ)たちのチームは、
「The Boston Globe」で連載コーナーを担当していた。ある日、彼らはこれまで
うやむやにされてきた、神父による児童への性的虐待の真相について調査を開始する。
カトリック教徒が多いボストンでは彼らの行為はタブーだったが……。
<感想>
映画とわかっているんだが、出演者の演技力が凄すぎてドキュメンタリーって印象。
記者の事実を追い求める姿勢は、観ていて正義感を強く感じました。
目の前の起きていることはもちろんだが、根本的な原因をあぶりださなければいけない
そのブレない姿勢はお見事。ジャーナリズムの神髄を見た感じで、日本の
マスコミも見習ってほしいな~と感じました。
宗教に疎い私でも、このスキャンダルはびっくりだったから、カトリック信者の方々は
めっちゃショッキングでしょうね・・・・・しかも被害に遭った都市の数のなんと多いこと。
EDで都市名が出てきましたが、あまりの数に絶句しちゃいましたよ。
「加害者」である神父達も、『精神年齢が12歳程度』と診断されていたりするので、
彼らもある意味「被害者」なのかもしれません。だからと言って許されるわけではないけれど。
この問題は、映画でも語られてましたが、相当根が深いですね。
信仰心の厚い欧米で、ここまでよく描いたと拍手送りたいし、「沈黙は罪」というのを
強く感じた作品でした。
点数:8点 (10点中)
本日は、NAO夫婦24th結婚記念日&モモの15歳誕生日です。
なんだか今年は、夫婦一緒で撮っている写真が一枚もないんですよね。
(仲が悪いわけではないのですが)
今日は平日なので、お祝いは日曜日にケーキと海鮮ちらし寿司でお祝い。
ケーキは、ショートケーキとシュークリームとスイーツだらけ
モモは、大好物のいちご大盛りにご満悦でした。
24年目は、大学生2人抱えてしんどいNAO夫婦。
モモは、薬生活に入る年に入ります。
モモも私たち夫婦もふんばりの1年ですかね?
平穏な1年でありますように。
今日は、1日モモの精密検査でした。
レントゲン・甲状腺検査・超音波検査・尿検査を行い
結果、脊椎関節症・腎不全・胆泥症と診断されました。
時々、意味もなく体が震えていたのは、脊椎関節症から来る関節の痛みみたいです。
今は元気ですが、寒くなると関節が痛むのは間違いないので
サプリを投与しなくてはいけないらしいです。
肝臓のほうは、胆石になる前の胆泥状態だそうですがこれは様子見。
一番の問題は、腎不全。
そういうこの2年ほど、急に水を飲む量が増え、尿の回数も増えたんですよね。
これを見ている限り、腎機能が低下しているなぁ~とは思ってたのですが
やはり、かなり衰えていたみたいです。
これ以上悪化しないように、薬の服用が義務付けられてしまいました。
とりあえずお薬を飲んで様子見て、一か月後、また病院で検査して状態を見、
それからまた今後の対策を考えて行こう、ということになりました。
これから薬代がかかりそうですね。
でも、とりあえず、「がん」でなくてホッとしました。
先生がおっしゃるには、モモは痛みに強いらしくて
病院にいる間もおとなしく&元気に過ごしていたみたいですが
「その元気に惑わされないようにしてください」と注意がありました。
家族で細かくモモの表情をくみ取っていかないといけませんね。
もう少し長生きしてほしいので、上手に病気を付き合っていきます。
~はじめまして、【世界】~
第88回アカデミー賞主演女優賞受賞作品 (他3部門ノミネート)
2015年 アイルランド/カナダ合作 (2016.04.08公開)
配給:GAGA 上映時間:1時間58分
監督:レニー・アブラハムソン
原作:エマ・ドナヒュー 『部屋』
脚本:エマ・ドナヒュー
音楽:スティーヴン・レニックス
衣装デザイン:リア・カールソン
出演:ママ/ジョイ・・・・・・・・・・ブリー・ラーソン
ジャック・・・・・・・・・・・・・・ジェイコブ・トレンブレイ
ばあば/ナンシー・・・・・・ジョーン・アレン
オールド・ニック・・・・・・・・ショーン・ブリジャース
レオ・・・・・・・・・・・・・・・・・・トム・マッカムス
じいじ/ロバート・・・・・・・・ウィリアム・H・メイシー
<見どころ>
エマ・ドナヒューの小説「部屋」を、『FRANK −フランク−』などのレニー・アブラハムソン
監督が映画化。7年間も密室に監禁された女性が、そこで生まれ育った5歳の息子の
ため命懸けで脱出に挑み、長い間世間から隔絶されていた彼らが社会に適応していく
過程を描く。主演は、『ショート・ターム』などのブリー・ラーソン。生まれて初めて外の
世界に触れた息子の戸惑いを、子役のジェイコブ・トレンブレイがみずみずしく演じる。
<ストーリー>
施錠された狭い部屋に暮らす5歳の男の子ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)と、
母親ジョイ(ブリー・ラーソン)。彼女はオールド・ニック(ショーン・ブリジャース)に
よって7年間も監禁されており、そこで生まれ育った息子にとっては、小さな部屋こそ
が世界の全てだった。ある日ジョイは、オールド・ニックとの言い争いをきっかけに、
この密室しか知らないジャックに外の世界を教えるため、そして自身の奪われた
人生を取り戻すため、部屋からの脱出を決心する。
つい最近、似たような監禁ニュースがあったので、生々しさを感じました。
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監禁された親子の話なのだが、正直映画の焦点は、救出された後に置いてあり
中盤以降目が離せない展開でした。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/7e/b976017eb0422c76bf1f0b8a87070718.jpg)
主演女優賞を獲ったブリー・ラーソンの母親役はお見事でしたが、それ以上に
子役のジェイコブ君の演技がとにかく素晴らしい。演技がナチュラルすぎて
映画なんだけど、ドキュメンタリー?って錯覚するほど、繊細な表現力に脱帽です。
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初めて「世界」を見た時の表情が、もぅなんとも言えない・・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/b6/c3abffc4c851ae9a7fb0d4d333cec85c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b6/bf16ab79d9bf68f30540ba1291fdb687.jpg)
「世界」にあれほど戻りたかったママは、心無い世界の本音と建前に苦しみ
心が崩壊してしまい、「世界」に行くのを拒んでいた息子は、とまどいながらも
手に取るようにわかり、観ていて辛かったです。
でも、重苦しくまで感じなかったのは、やはりジェイコブ君演じる子供の器用さと
おばあちゃんや、おばあちゃんの再婚相手の存在かな。
つっこみどころはあるんですが、それさえも一蹴してしまうのは、キャスティングと
お涙頂戴にしない、現実の厳しさも描いているところにあります。
「おはよう」で話がはじまり、最後「さよなら」で締めくくるラストには泣かされましたね。
いいラストでした。
まだ4月ですが、今年度洋画のベスト3に早くも確定かも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
点数:10点 (10点中)
今月初めに、フィラリア検査と狂犬病予防接種の為、かかりつけの動物病院へ行きました。
で、もう超高齢犬の域に来ているので、同時に血液検査もやってもらいました。
検査結果が出たので、今日病院へ行きましたが・・・・・・・・うーん。
肝臓・腎臓・膵臓のほとんどで異常値が出ていました。
これだけ異常値があると、がんの可能性が高いらしいです。
というわけで、月曜日にさらに詳しい検査を行うことになりました。
体重も8、7キロと昔に比べると、はるかに細くなってきましたし
この2年で、水は飲むわ、おしっこの量は多いわと
腎臓機能が低下しているなぁ~~とは感じていましたが、散歩はガンガン歩くし
食欲も旺盛なので、まさかがんの疑いがとは思いもしませんでした。
今は、大事でないことを祈るばかりです。
先日、LINEで麺家いろは公式アカウントで、クーポンが当たったので
お昼、無料でラーメンを食べに行きました。
クーポンで、ブラック味玉ラーメンGET!
無料でいただいたから、美味しさもひとしおです
ぶっちゃけ、ここ最近LINEでのグループトークやタイムラインが
どうにもこうにもかったるくて、ため息つく毎日でしたが、こういうクーポンが当たると
お得な気分になっちゃいます。
というわけで、LINEのタイムライン、しばらく止めることにしました。
mixiでのつぶやき、ブログでのんびり書いている方が気が楽です。
麺家いろはHP
先日、娘が久々にアイシャドウを購入。
娘はルナソルがお気に入りなので、今回もルナソル春の新色を。
ルナソル:スパークリングアイズ
私も、ちょっくら拝借してつけてみました。
ルナソルにしては、少し薄付きですが、重ね塗りしても濁らないのがGOOD。
春らしいすっきりした印象になります。
普段、私に対してあまり褒めない娘からも、:「おかん、似合ってるよ」と言ってもらえたので、また借りようと思います。
やっぱルナソルは優秀だわ~。
~いきなり、20才~
2016年 日本映画 (2016.04.01公開)
配給:松竹 上映時間:2時間5分
監督:水田伸生
脚本:吉澤智子
音楽:三宅一徳
劇中歌プロデュース:小林武史
主題歌:anderlust 『帰り道』
美術:磯見俊裕
衣装:篠塚奈美
出演:多部未華子/倍賞美津子/要潤/北村匠海/金井克子/志賀廣太郎
三鴨絵里子/越野アンナ/久保佑太/Kilt/ 温水洋一/小林聡美
<見どころ>
2014年公開の韓国映画『怪しい彼女』を、『舞妓 Haaaan!!!』『謝罪の王様』などの
水田伸生監督がリメイクしたコメディー。73歳の頑固な女性がひょんなことから20歳
の姿に戻り、失われた青春を取り戻していく姿を描く。ヒロインの20歳時を多部未華子が、
73歳時を倍賞美津子が演じる。多部による1960年代から1970年代のヒット曲の
熱唱や倍賞の毒舌など、一人の女性を演じる二人の女優に期待が高まる。
女手一つで娘を育て上げた73歳の瀬山カツ(倍賞美津子)は頑固でおせっかいな
性格のため、周りからは敬遠されがち。ある日、ふと入った写真館で写真を撮り
店を出ると、20歳のときの若々しい姿のカツ(多部未華子)になっていた。
カツはヘアスタイルやファッションを一新、名前も節子にし、人生を取り戻そうと決意。
その後、のど自慢大会で昭和歌謡を歌ったことから……。
オリジナル版鑑賞⇒感想記事
もし、リメイクするなら、主人公は多部未華子さんか二階堂ふみさんが適役だろうなぁ~と
個人的に思っていたので、まずキャスティングは合格。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/f6/046e5ac7cfa2a321fdabf5323368fd16.jpg)
オリジナル版がとにかく良かったので、日本版はどうなるのか?と少々心配しましたが
元の造りがしっかりしてるので、日本版も安心して観ることが出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
多少細かな設定や、エピソードは変えてますが、違和感なく鑑賞。
多部未華子さんは、もともと演技上手な方ですが、更に幅を広げた感を受け
ますます今後が楽しみです。その脇を倍賞美津子さん・小林聡美さんががっちり
支え、3女優の演技に魅入られました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/db/ae154bb3e83e31ce499f4822f1f4d42b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f3/474051767b355570c67b7e1faf6c70bc.jpg)
この作品の見どころの一つは、「音楽」。60年代中心の曲が全体的に流れましたが
選曲が本当によかったです。「見上げてごらん夜の星を」「悲しくてやりきれない」
この2曲に、やられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
多部未華子さんは、3か月のボイストレーニングを経て挑んだそうですが
透明感ある声に心が洗われるようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/mike.gif)
恋の切なさや、母の苦労さはオリジナルの方が説得力がありましたが
音楽シーンは、日本版の方が楽曲が良かったです。
リメイク版としては、大成功な作品だったと思います。
オリジナル、観てない方はぜひご覧ください。
点数:8点 (10点中)
~あなたの愛で、本当の自分になれた~
2015年 イギリス/ドイツ/アメリカ合作 R15+指定 (2016.03.18公開)
配給:東宝東和 上映時間:120分
監督・製作:トム・フーパー
脚色:ルシンダ・コクソン
原作:デヴィッド・エバーショフ
『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』(講談社刊)
衣装デザイン:パコ・デルガド
メイクアップ・ヘアデザイン:ジャン・スウェル
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:リリー/アイナー・ヴェイナー・・・・・エディ・レッドメイン
ゲルダ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アリシア・ヴィキャンデル
ヘンリク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ベン・ウィショー
ヴァルネクロス・・・・・・・・・・・・・・・・・セバスチャン・コッホ
ウラ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンバー・ハード
ハンス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マティアス・スーナールツ
<見どころ>
世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人画家リリー・エルベと、その妻ゲルダとの
愛を描いた伝記ドラマ。メガホンを取るのは、第83回アカデミー賞の4部門で受賞した
『英国王のスピーチ』などのトム・フーパー。性別違和に苦悩する主人公には
『博士と彼女のセオリー』でオスカー俳優となったエディ・レッドメイン、一番の理解者と
して夫を支え続けた妻を『コードネーム U.N.C.L.E.』などのアリシア・ヴィキャンデルが
演じる。共演にはベン・ウィショー、マティアス・スーナールツらがそろう。
1926年デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は、
同じく画家の妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)に女性モデルの代役を依頼される。
その際に、自身の内面にある女性の存在を感じ取る。それ以来リリーという女性として
生活していく比率が増していくアイナーは、心と体の不一致に悩むことに。
当初はそんな夫の様子に困惑するゲルダだったが、次第に理解を深め……。
<感想>
主人公のアイナーが、ある日ドレスを着て絵のモデルをやってみたのをきっかけに
リリー・エルベにだんだん変化。夫の変わりゆく姿を苦悩しながら見守る妻と
やがて女性の体になるために世界初の手術を受ける、ストーリー。
全編通して、エディ・レッドメインとアリシア・ヴィキャンデルの卓越した演技に圧倒。
二人の複雑な心情が、画面を通して観ている観客にも強く感じることが出来ました。
繊細な演技力に驚きです。映像も絵画的な美しい映像で、さすがフーパー監督。
個人的には、ハンス役のマティアス・スーナールツに目が釘付け。
「君と歩く世界」では、髭もじゃもじゃでしたが、髭無い方が絶対良いです。
それにしても、プーチン大統領にちょっと似てません?(笑)
トランスジェンダーは、性の多様化した今ではさほど珍しくないですが(娘の同級生にもいましたし)
当時は、精神異常者扱いですよね。劇中にも描かれましたが、精神病院送りや
街中で暴行受けたりとか、差別も激しい時代にリリーは、理解ある妻や友人が近くに
いて、ある意味幸せだったのかもしれません。
反対にゲルダは、自分が夫が女性になってしまったきっかけを与えてしまったことに
後悔したかもしれませんね・・・。
などと考えると、とっても心が苦しくなる映画でした。
ちょっと綺麗に盛りすぎた感が否めませんが、二人の演技は必見です。
「キャロル」同様、こちらも女性向きの映画のように感じました。
点数:8点 (10点中)