NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

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<12月の鑑賞予定映画>

「はたらく細胞」「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~」「私にふさわしいホテル」

「博士と彼女のセオリー」

2015年03月30日 | 洋画

~生きる希望をつないだのは、無限の愛~

2014年  イギリス映画   (2015.03.13公開)
本年度アカデミー賞 主演男優賞受賞
配給:東宝東和    上映時間:124分
監督:ジェームズ・マーシュ
製作:ティム・ビーヴァン/エリック・フェルナー
製作・脚本 アンソニー・マクカーテン
原作:ジェーン・ホーキング
出演:エディ・レッドメイン/フェリシティ・ジョーンズ/チャーリー・コックス
     エミリー・ワトソン/サイモン・マクバーニー/デヴィッド・シューリス

<見どころ>
車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた人間ドラマ。
将来を嘱望されながらも若くして難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症した彼が、
妻ジェーンの献身的な支えを得て、一緒に数々の困難に立ち向かっていくさまをつづる。
監督は、第81回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作『マン・オン・ワイヤー』など
のジェームズ・マーシュ。ホーキング役に『レ・ミゼラブル』などのエディ・レッドメイン、
妻ジェーンを『あなたとのキスまでの距離』などのフェリシティ・ジョーンズが演じる。

<ストーリー>
天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)は
ケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)
と出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は
2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを
選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。

<感想>
世界的に有名な理論物理学者ホーキング博士の半生を描いた作品。

 
いや~スティーヴン・ホーキングを演じたエディ・レッドメインに終始圧倒されました。

私がホーキング博士を知ったのは、もうl彼が人口音でを装着した姿ですが
ALSを発症したのが、学生時代と早く、また奥様がそれをわかって結婚したと
いうのも驚きでした。こうしてみると、彼女は「糟糠の妻」という感じですね。


体は不自由だけれど、しっかり3人の子供をもうけたのには、少し微笑ましく
感じましたが、とはいえ、余命2年と言われていたのが、何十年も続くと
長い夫婦生活、いろいろ心の変化が出てくるのは仕方のないこと。
妻は介護に疲弊するのもわかります。後半、介護の手助けにジョナサンが
加わったことで、三角関係なものが生まれ、更に、ホーキング博士に看護師の
エレインが看護について、さらに四角関係のような形になったあたりから
ちょっと切なくなってきましたね・・・・。

でも、二人が尊敬し、思い合っていたのは、まぎれもない真実。
ホーキング博士も、きっとジェーンを解放してあげたかったからの離婚では
なかったでしょうか?
それを最も感じたのが、エリザベス女王から勲章をもらった後の、ジェーンに
話した彼の言葉。  あの言葉は、私も胸が熱くなりました。

あの言葉が、全てを物語っているようにも感じましたね。

映像も美しく、なんといってもエディ・レッドメインの演技は必見。

伝記映画ですが、恋愛映画としても素敵な作品でした。

点数:9点 (10点中)

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奮発しました

2015年03月25日 | お気に入り


さて、これはなんでしょう?


石臼のように見えますが、違います。

 

 

正解はこれ ↓↓


歯ブラシスタンド


前々から、歯ブラシ置きをスッキリさせたいな~と娘と話していましたが
先日、娘とお出かけの際、これを発見。

これは、soilの珪藻土製品

吸水性のある珪藻土なので、ここに歯ブラシを立てれば
不要な水分を吸い取って歯ブラシを清潔に保ってくれます。


ただ、お値段が少々お高く、1個=1200円!!

4人分買ったので、結構なお値段ですよ~。

ちょうど給料日だったので、気を大きくして買っちゃいました。

色合いも自然の色を使用しているし、デザインもシンプルなので
他の製品も、小銭が貯まったら買い足して行こうと考えています。


soil 公式HP

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「イントゥ・ザ・ウッズ」

2015年03月22日 | 洋画

~“おとぎ話の主人公たち”のその後・・・・~

2014年  アメリカ映画   (2015.03.15公開)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン   上映時間:125分
監督・製作: ロブ・マーシャル
原作ミュージカル・作詞・作曲: スティーヴン・ソンドハイム
原作ミュージカル・脚本: ジェームズ・ラパイン
衣装デザイン: コリーン・アトウッド
音楽監修: ポール・ジャミニャーニ
音楽監修・音楽プロデュース: マイク・ハイアム
出演:メリル・ストリープ/エミリー・ブラント/ジェームズ・コーデン/アナ・ケンドリック
    クリス・パイン/トレイシー・ウルマン/クリスティーン・バランスキー
    ジョニー・デップ/リラ・クロフォード/ダニエル・ハットルストーン
    タミー・ブランチャード/ルーシー・パンチ/マッケンジー・マウジー
    ビリー・マグヌッセン

<見どころ>
「赤ずきん」「シンデレラ」「ラプンツェル」「ジャックと豆の木」といった世界的に有名な
おとぎ話の主人公たちのその後を描く、ディズニー製作のミュージカル。
ブロードウェイで上演され、トニー賞を受賞したミュージカルを基に、『シカゴ』『NINE』
などのロブ・マーシャルが映画化。魔女をオスカー常連のメリル・ストリープが演じるほか、
ジョニー・デップ、エミリー・ブラントらが出演。ハリウッドが誇る人気も実力も兼ね備えた
スタッフやキャスト陣による作品に魅了される。

<ストーリー>
魔女(メリル・ストリープ)に呪いをかけられたために子供のいない夫婦は、
「子を授かりたければ、四つのアイテムを森から持ち帰るのだ」と魔女に命令される。
夫婦は赤いずきん、黄色い髪、白い牛、黄金の靴を手に入れるべく森へと出発する。
一方赤ずきん、ラプンツェル、ジャック、シンデレラ、魔女、オオカミ、2人の王子も森に
足を踏み入れており……。

<感想>
ブロードウェイミュージカルの映画化。
裏おとぎ話って感じで、なかなかブラックな一面も何か所かありましたね。


予告編から楽しみにしてましたが、正直、音楽は冒頭の曲ぐらいしか印象に
残っていない・・・。ミュージカルなのに、音楽の印象が薄いって言うのもどうなの?

 
おまけに、ジョニー様、これってカメオ出演的な感じじゃん。
赤ずきん役の子、歌はうまかったが、あんまりかわいくないし。

 
おとぎ話のその後ですが、内容がかなりブラックな感じだから、大人向けかな?
シンデレラ探しの下りなんか、ちょっとエグいでしょ?
「ほんとは怖いグリム童話」を思い出しちゃいましたよ~。

ふたを開けてみれば、メリル・ストリープの独り舞台って印象。なんか全然格が違う。。
ジョニーは、やっぱりメイクした方がいいのかな?なんて再認識。
お姫様2人は、それなりに綺麗でしたが、シンデレラのドレスはやっぱり青が良かったな。
4月に公開される「シンデレラ」と区別したかったのかもしれないけれど、ゴールドって
感じじゃないです。

あと、一番爆笑したのが、王子2人が歌うシーン。
無駄にブラウスのボタンをはずして、胸板見せるって、なんなんでしょ?
どうも流れ的に、むりくりがあり、館内では失笑する方多数でした。 (私もその一人)

「アナ雪」といい「ベイマックス」といい、今作もそうですが、ディズニーいろいろ
試行錯誤しているのかな?と感じた作品でした。

メリル・ストリープの演技は必見。
さすが、何回もアカデミー主演女優にノミネートされるだけのことはあります。

点数:6点 (10点中)

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湘南T-SITE

2015年03月21日 | お出かけ・旅行

鎌倉でのレッスンの帰りに、今、湘南地区で話題の「湘南T-SITE」に寄りました。


(HPより引用)

本屋(蔦屋書店)と、テーマに即した30の個性豊かなショップがシームレスに繋がり
湘南ライフスタイルを提案する文化複合施設。

 
本屋のようで本屋の雰囲気が全くありません。


スタバやレストランもあり、お茶しながら自由気ままに本が読めます。

代官山にある代官山T-SITEのバージョンアップしたような形みたいです。

オシャレな空間で、娘が絶対行きたそうなスポットだわ。

と、娘に話したら、週末に美大の友人と行くみたいです。
美大生には、きっとアンテナが立ちっぱなしかもしれませんね。


湘南T-SITE
〒 251-0043 神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20番-1
営業時間:8時~24時

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「くちびるに歌を」

2015年03月20日 | 邦画

~大っ嫌いなあなたたちが、教えてくれたこと~

2015年  日本映画   (2015.02.28公開)
配給:アスミック・エース   上映時間:2時間12分
監督:三木孝浩
原作:中田永一  『くちびるに歌を』(小学館刊)
脚本:持地佑季子/登米裕一
美術:花谷秀文
音楽:松谷卓
主題歌:アンジェラ・アキ  『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』
合唱指導:和田一樹
ピアノ指導:西川幾子
出演:新垣結衣/木村文乃/桐谷健太/恒松祐里/下田翔大/葵わかな
    柴田杏花/山口まゆ/佐野勇斗/室井響/渡辺大知/眞島秀和
     石田ひかり/木村多江/小木茂光/角替和枝/井川比佐志

<見どころ>
シンガー・ソングライター、アンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を
題材にしたテレビドキュメントから着想を得た中田永一の小説を実写化。
輝かしい才能を持つピアニストだった臨時教員の女性が、生まれ故郷の中学校の
合唱部顧問として生徒たちと心を通わせていく。メガホンを取るのは、『ソラニン』
『ホットロード』などの三木孝浩。『ハナミズキ』などの新垣結衣がヒロインにふんし、
その脇を木村文乃、桐谷健太ら実力派が固める。オールロケを敢行した長崎の風景も見もの。

<ストーリー>
産休を取ることになった親友の音楽教師ハルコ(木村文乃)の代理として、生まれ故郷の
五島列島にある中学の臨時教師となった柏木(新垣結衣)。天賦の才能を持つピアニスト
として活躍したうわさのある美女だが、その性格はがさつで乗り回す車もボロいトラック。
住民たちの注目を浴びる中、彼女はコンクール出場を目標に日々奮闘している合唱部の
顧問に。そして部員たちに、課題として15年後の自分に宛てた手紙を書かせる。やがて、
部員たちがつづった手紙から、それぞれが抱える苦悩や秘密が浮き上がってくるが……。

<感想>
ガッキーが主演だし、合唱を題材にした映画なので、これは観ないと!と思って
観に行きましたが、いやぁ~予想以上に良い映画でした。

 
劇中、「マイ・バラード」や「COSMOS」が流れますが、そこですでに涙腺崩壊。
仕事柄、生徒さんに合唱伴奏していたし、自分も学生の頃、クラスメートに
合唱指導していたし、何より息子が中学の時、この2曲を合唱コンで歌っていたから
もぅ共感しっぱなしで・・・・(笑)

 
観ていて、ストーリーはなんとなく読めてしまいましたが、そんなの払拭してしまうほど、
生徒役の役者さんたちが素晴らしかった。 特に、サトル役の下田翔大君の演技は
新人賞あげたいほどの、素晴らしい演技でした。女子生徒役の4人もフレッシュで
これから先、期待できる女優さんたちだろうと思います。
ガッキーも、ピアノ経験があるので、指とかちゃんと音通り動いていて、安心して
観ていられました。ベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」第2楽章を弾いていましたが
やっぱり、この曲は良い曲だなぁ~~としみじみ感じました。


観てると、合唱やりた~い♪ ピアノ伴奏やりた~い♪思いに駆られちゃいますね。

でも、実際本編でめっちゃジーンときたのは、「手紙」ではなく
「マイ・バラード」と「COSMOS」なんだよなぁ~。この2曲はやっぱり素敵です。

個人的に、超ツボにはまった1本でした。 

点数:10点 (10点中)
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土古里 Colette・Mareみなとみらい店

2015年03月19日 | 美味しいもの

先日、お友達と焼肉を食べてきました。

お店は、みなとみらいにある、土古里 Colette・Mareみなとみらい店



景色を見ながらのお食事でしたが、あいにくこの日は雨で・・・。
雨の景色も風情があって、それはそれで良かったです。

お肉は、どの部位も美味しかった~。
あと、ローストビーフの握りが、個人的にツボにはまりました。
お代わりしたいぐらい(笑)

お値段もそれなりにしましたので、次回は夫と行きたいですね。

土古里 Colette・Mareみなとみらい店
TEL:045-640-6672
神奈川県横浜市中区桜木町1-1-7 Colette・Mare6F
営業時間 : ランチ11:00-16:30/ディナー16:30-23:00

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圏央道

2015年03月17日 | 日々の徒然

3月8日に圏央道が全線開通しました。

都内から湘南へ車で行くのがぐっと行きやすくなりましたが
私達湘南エリアに住んでいる者にとっても、北関東方面に行きやすくなり
また東名とも繋がるので、帰省にも便利になりました。

というわけで、週末、夫と一緒に娘の通う美大まで圏央道を使ったら
どれぐらいの時間で行けるか?ドライブがてらに行ってきました。

これからの2年間は、作品もでかいものになっていくので
場合によっては、車で作品を運ばなくてはならない事情も生じてくるからです。

 
いやぁ~しかし、高速使うと早いですよね。
あっという間に着いちゃいましたよ。


所用時間40分でした。

3月29日には、大学から一番近い相模原インターが開通するので
そのインターを使ったら、30分ほどで着いちゃうかも?ですよ。

でも、圏央道の料金高い。 わずかな距離で片道千円ですよ。

あんまり、おいそれと車で行く~なんて言ってほしくないなぁ。
車で行くのは、最後の手段でお願いしますね。


帰りは、丸亀製麺でランチ。

実は、丸亀製麺、これが初めて行くんですよ。

ネギ大好きなので、てんこ盛りで入れました。
ホントはもっと入れたかったんだが、ざるにネギがちょっとしか入ってなくて。。。
あとの方もいるだろうから、遠慮気味にとりました。
ネギ、常にたくさん置いといてください(笑)

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ホワイトデー

2015年03月15日 | 美味しいもの

昨日は、ホワイトデーだったので、夫からお返しのチョコを頂きました。

 
GODIVAの ホワイトデー2015シリーズ


GODIVAなので、文句なくおいしゅうございました。

だがしかし、↓ のように、私は鼻が最悪の状態で・・・。
そのせいで、今味覚がマヒ状態になっています。

昼、チョコを口にした時、全く味が感じられず・・・。

夜に口にした時は、だいぶ甘味を感じるようになりましたがそのほかは、まだだめですね。
コーヒーも、大好きなのに、今日はめっちゃ不味く感じましたもの。

チョコ、まだ少し残っているので、美味しく感じるまで、ちょい待つことにしようっと。

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今年は酷い(--;)

2015年03月14日 | 日々の徒然

花粉症になって、9年目となりました。

いつもはアレグラを処方し、薬さえ飲めば、ふつーに過ごせていましたが
今年は花粉の量が半端ではなく、一昨日ぐらいから、アレグラを飲んでも
効かない状態になってしまいました。

夜中も息苦しくて途中で起き、鼻水が止まらないから、ティッシュが瞬く間に
なくなっていきます。加えて、くしゃみの連発。

昨日のレッスンは、ぶっちゃけ仕事にならないくらい集中力かけていました。

あまりに辛いので、病院へ行って、薬を替えてもらいました。
今度は、「タリオン」という薬で、アレグラより少しきついお薬みたいです。

花粉のピークが過ぎれば、アレグラでも大丈夫というのが、先生の見解なので
ピークの3月末までは、この薬で乗り切りたいと思います。

今現在、とりあえず、薬の効果が出ているか?
鼻水は、だいぶおさまりました。
ただ、風邪も併発しているのか?若干、微熱があり、鼻炎のかったるさというよりは
風邪のかったるさのような状態になっています。

もし、風邪だったら、今シーズン3度目ですよ。


週明けは、飲み会もあるので、土日、しっかり休眠したいと思います。

花粉症の皆様、あともう少し耐え忍びましょうね。

というわけで、今日はもぅしんどいので、寝ます。。。

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「アメリカン・スナイパー」

2015年03月10日 | 洋画

~彼は帰ってきた。心は戦場においたままで~

2014年  アメリカ映画  R15+指定 (2015.02.21公開)
本年度アカデミー賞音響編集賞受賞作品
(作品・主演男優・脚色・録音・編集賞ノミネート)
配給:ワーナー・ブラザース映画  上映時間:2時間12分
監督・製作:クリント・イーストウッド
製作:ロバート・ロレンツ/アンドリュー・ラザー/ピーター・モーガン/ブラッドリー・クーパー
原作:クリス・カイル/スコット・マキューアン/ジム・デフェリス
脚本・製作総指揮:ジェイソン・ホール
美術:ジェームズ・J・ムラカミ/シャリーズ・カーデナス
衣装:デボラ・ホッパー
出演:ブラッドリー・クーパー/シエナ・ミラー/ルーク・グライムス/ジェイク・マクドーマン
    ケヴィン・レイスズ/コリー・ハードリクト/ナヴィド・ネガーバン/キーア・オドネル

<見どころ>
アメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれた、クリス・カイルの自叙伝を実写化したドラマ。
アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズ所属のスナイパーであった彼が、イラク戦争で
数々の戦果を挙げながらも心に傷を負っていくさまを見つめる。メガホンを取るのは、
『ミリオンダラー・ベイビー』などのクリント・イーストウッド。
『世界にひとつのプレイブック』などのブラッドリー・クーパーが主演を務め、プロデューサー
としても名を連ねている。戦争とは何かを問うテーマに加え、壮絶な戦闘描写も見もの。

<ストーリー>
イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル
(ブラッドリー・クーパー)。スナイパーである彼は、「誰一人残さない」というネイビーシールズ
のモットーに従うようにして仲間たちを徹底的に援護する。人並み外れた狙撃の精度から
レジェンドと称されるが、その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。
故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。
4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。

<感想>
イーストウッド監督作品なので、期待はしていましたが、確かに見ごたえある作品でした。
と同時に、現在の中東での戦場が、いかに混沌としているかが垣間見える作品でもあり
最後まで緊張感を持って鑑賞。

 
主役を務めたブラッドリー・クーパーの演技は素晴らしかった。
冒頭の撃つかどうか究極の判断を選択するシーンは、彼でしか出来ないなぁ~と感じました。
間違いなく、彼の代表作の一つになったと思います。


 
国を守るためには、時として敵国の人々を殺さなければいけないことも生じてきます。
彼らにも愛する人や家族がいる。だが、戦争という特殊な環境の中では、私情は無意味。
任務を遂行しなくてはならない。任務とはいえ、遂行していくうちに、彼の精神までもが蝕まれていく
様子は、本当に怖かったです。戦争の怖さは、私達には到底計り知れないことでしょう。

それにしても、「祖国や家族を守るため」から、やがて「戦死した仲間の報復」に変わっていく
主人公の気持ちの変化がなんとも不気味。そこが戦争の闇と言うべきなのかな?
こういう連鎖がある限り、戦争はなくならないんでしょうね・・・・・。


最後、病んだ帰還兵の相談に乗ってやって、その者に殺されるとはなんと皮肉な・・。

戦場での過酷な体験が、いかに大きな影響を兵士に与えるのか?
政治家の方々には、もっと認識してほしいですね。
そういう意味でも、観てもらいたい作品です。

あと、なんだかんだでやっぱアメリカ視点の映画かなと。

それと、あれだけ戦場シーンはリアルなのに、赤ちゃんがどこからどう見ても
人形を抱いてるのまるわかりなんですけどぉ~(笑)

点数:9点 (10点中)

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