<1月の鑑賞予定映画>
~君といれば、無敵~
2015年 アイルランド/イギリス/アメリカ合作 PG12指定 (2016.07.09公開)
配給:GAGA 上映時間:1時間42分
監督・脚本:ジョン・カーニー
原案:ジョン・カーニー/サイモン・カーモディ
編集:アンドリュー・マーカス
主題歌:アダム・レヴィーン
出演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ(コナー)/エイダン・ギレン(ロバート)
マリア・ドイル・ケネディ(マリア)/ジャック・レイナー(ブレンダン)
ルーシー・ボーイントン/(ラフィーナ)
<見どころ>
『ONCE ダブリンの街角で』などで知られるジョン・カーニー監督の半自伝的青春ドラマ。
1980年代のアイルランド・ダブリンを舞台に、さえない日々を送る14歳の少年が一目ぼれした
少女を振り向かせるためバンドを組み、音楽活動に没頭する姿を描く。
主題歌を、カーニー監督作『はじまりのうた』に出演したマルーン5のアダム・レヴィーンが担当。
音楽がつなぐ出会いや少年たちの青春を、デュラン・デュラン、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムなど
当時のヒット曲が彩る。
<ストーリー>
1985年、ダブリン。両親の離婚やいじめで暗い日々を過ごすコナー(フェルディア・ウォルシュ
=ピーロ)は、音楽好きな兄と一緒にロンドンのミュージックビデオを見ることが唯一の楽しみ
という14歳。ある日、ラフィナ(ルーシー・ボーイントン)を見掛け瞬く間に恋に落ちた彼は、
思わず「僕のバンドのPVに出ない?」と口走ってしまう。慌ててバンドを組んだコナーは
彼女を振り向かせようと、クールなPVを撮るため音楽活動に奔走する。
<感想>
80年代が舞台のお話でしたが、80年代が青春だった世代、特に洋楽好きだった人には
たまらない映画だったのではないでしょうか?もちろん、私もその一人。
前作「はじまりのうた」を見逃してしまったので、今回は絶対観ないと!と思い、公開早々に
鑑賞しましたが、見て良かった。のっけから、当時大ファンだったデュランデュランの
「RIO」が流れた時、超ハイテンションになっちゃいましたよ。
主人公たちが、その当時はやったバンドの格好をするたびに、心の中で「あったあった」
なんて楽しめました。
カーニー監督の半自伝的な作品ですが、のU2メンバーの経験なども織り込まれて
いるそうです。当時のダブリンの閉塞的な雰囲気が醸し出されていたのも良かったし
改めて、80年代の音楽って良かったなぁ~と感じました。
ファンクラブまで入っていたデュラン・デュランを始め、A-ha、ザ・クラッシュ、ザ・ジャム、
スパンダー・バレエ、ザ・キュアーの曲が流れていて、当時を懐かしく感じながら
映画を楽しむことが出来ましたね。
終わり方は、おい!と突っ込みたくなるような感じで、?な部分もあったのですが
そんなのも吹っ飛んでしまうぐらい、音楽と映像がマッチしていて私ら世代には
甘酸っぱく感じる青春映画でした。
久しぶりに、80年代洋楽を聴き直してみよう!!
点数:10点 (10点中)
鵠沼で超人気のかき氷のお店「埜庵」が、期間限定で
さいか屋藤沢店に出張出店してる、ということで電車に乗って行ってきました。
湘南ライフスタイルフェアの一環で出店。
臨時なので、メニューは2つのみですが、やはり今回もかなり並んで待ちました。
以前にも行きましたが、ほんとにここのかき氷おいしいのよね。
夏イチゴ(1000円)
天然氷に、果肉たっぷりのシロップがたまりません!
山盛りですが、ふわふわだから、あっという間に完食。
並んだ甲斐ありますわ。
さいか屋でのフェアは26日までなので、気になる方はぜひ!
さいか屋藤沢 HP
先日、上半期の最大イベント、ピアノ発表会が無事終了しました
今年の会場は、スタインウェイのフルコンサートピアノだったので、とても良い音色
やはり良いピアノで弾くと、より一層素敵です。
実は、前日、またもやぎっくり腰になってしまい、湿布とか貼って当日臨んだわけですが
加齢のせいか?思ったより治りが悪く、思うように裏方作業が出来なくて
本当に申し訳ないなぁ・・・・という気持ちでいっぱいでした。
最後の講師紹介の時なんか、お辞儀する時、よろめいたからカッコ悪いのなんの。
かるーく今、落ち込んでます。
そんな私のトラブルはさておいて。
今年は、演奏前のコメントをみんなに書いてもらいました。
「え~文章まとめるのやだー!」とぶぅぶぅ言ってた割には、みんなしっかり書けてましたよ。
上級生になるほど、聞いてほしいポイントを的確に書いていて、さすがだなと思いました。
*****
Mちゃん(小2) 「舟歌」 ハック
左手の分散和音が1小節ごとに変化するので、そこがとても苦労したみたいです。
そのせいか、一番仕上がりが遅くて心配しましたが、後半ものすごく練習したおかげで
本番は、堂々と自信を持って弾けていて良かったですね(^^)
Rちゃん(小3) 「五月のそよかぜ」 ロルセーズ
楽屋では、ものすごく緊張していましたが、舞台に出ると堂々と演奏。
本番に強いのかもしれません。来年も楽しみです(^^)
Aちゃん(小3) 「祭り」 ギロック
習い始めて1年でこの曲は難しいかな?とも思いましたが、カンのいい子で
要求したら、割と素早く音に出来る子だったので選曲しましたが、Aちゃんに
合っていたみたいで、当日とても上手に演奏出来ました。
来年も楽しみ~(^▽^)
Yちゃん(小3) 「インディアンの戦いの歌」&「いつか王子様が」
以前から本番のメンタル面の弱さが課題でしたが
今年は、ぜんぜん緊張しなかったみたいで、楽しく演奏が出来たみたいです。
大好きなディズニーの曲を選曲したからでしょうかね?
選曲も大事だな、と感じさせてくれました。
Sちゃん(小5) 「ポルカーマズルカ」 エステン
3連符やトリオの歌うような流れの部分でだいぶ練習では苦戦していましたが
頑張って練習したおかげで、当日は余裕を持って演奏出来ていたように感じました。
来年はメジャーな曲にチャレンジしてもいいですね。
Rちゃん(小5) 「妖精の踊り」 エステン
けっこう早くから取り組んだので、当日は余裕を持って演奏することが出来ました。
うまく脱力が出来なくて、なかなか思うように響かないところがあるので
それが今後の課題ですね。
Hちゃん (中1) 「ワルツ」/カバレフスキー 「大雷雨」/ブルグミュラー
全然タイプの違う2曲を選曲したので、気持ちの切り替えなどが難しかったようです。
それとシンプルな曲ほど伝えるのが難しい~というのを痛感したようで
どちらの曲もそれぞれに演奏することの難しさを学んだみたいです。
それがわかったのが、Hちゃんの今回の大きな収穫ですね。
当日の演奏は、一番音質が良く且つ堂々と演奏出来て、私も満足でした。
*****
発表会終了後は、毎年書いててもらう「自己採点シート」に
どうみんなが書くのか、来週のレッスンが楽しみです。
私は、1か月後に控えた自分の演奏会に、これから気持ちを切り替えて頑張ります
~あの日から20年。決戦に備えていたのは、人類だけではない~
2016年 アメリカ映画 (2016.07.09公開)
配給:20世紀フォックス映画 上映時間:2時間
監督・脚本・ストーリー・キャラクタークリエイト・製作:ローランド・エメリッヒ
脚本・ストーリー:ニコラス・ライト/ジェームズ・A・ウッズ
脚本・ストーリー・キャラクタークリエイト・製作:ディーン・デヴリン
製作:ジェームズ・ヴァンダービルト/ハラルド・クローサー
音楽: トーマス・ワンダー/ハラルド・クローサー衣装デザイナー:リジー・クリストル
出演:リアム・ヘムズワース/ジェフ・ゴールドブラム/ビル・プルマン/マイカ・モンロー
ジェシー・アッシャー/トラヴィス・トープ/ウィリアム・フィクナー/ブレント・スピナー
シャルロット・ゲンズブール/ジャド・ハーシュ/セーラ・ウォード/ヴィヴィカ・A・フォックス
アンジェラベイビー
<見どころ>
地球に攻めてきた侵略者と人類の激突を描いたSF大作『インデペンデンス・デイ』の続編。
前作での闘いから20年後を舞台に、地球防衛システムを完備した人類が再び侵略者と
対峙する。『ホワイトハウス・ダウン』などのローランド・エメリッヒ監督、『ロスト・ハイウェイ』
などのビル・プルマン、『ディープ・カバー』などのジェフ・ゴールドブラムと第1作のメンバーが
再結集。新たに『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのリアム・ヘムズワースらが加わる。
壮大な物語と圧倒的な映像技術に息をのむ。
<ストーリー>
エイリアンによる地球侵略に人類が立ち向かい、およそ30億人もの命を失いながらも
勝利を収めてから約20年が経過した。人類はさらなる襲来に備えようと、エイリアンが残した
宇宙船の技術を転用した地球防衛システムを作り上げる。2016年7月、そんな人類を試すよう
にアメリカ全土を覆うほどの大きさを誇るエイリアンの宇宙船が出現。彼らは重力を自在に
操る圧倒的な科学力で、ニューヨーク、ロンドン、パリといった都市を次々と襲撃する。
猛攻撃は止むことなく続き、人類存続の要であった防衛システムも無力化してしまう。
<感想>
20年前に公開された前作を観ているので、今回も公開早々に鑑賞してきました。
主役のリアム・ヘムズワースは、クリス・ヘムズワースの弟さんなんですね。
めっちゃそっくりで、お兄ちゃんと間違えちゃったよ^^;
前回主役だったウィル・スミスはお亡くなりになった設定に・・・・。
前作からの登場人物、かなり出ていましたが、20年分皆さん年とられてましたね(笑)
しかし、前回以上のご都合主義には、ちとびっくり (というか半分呆れ)
兵器とかは多少近未来を感じたが、文明的なのは今とほとんど変わんないし、中国資本が
ここでも目立ったのが気になりました。あの女優さんキレイだが、別にいなくてもよかったし・・・。
そういや「オデッセイ」もでしたよね。良くも悪くもハリウッドは、中国抜きには出来ない状況なんだな
・・・・ってことを実感しました。
おまけに、宇宙船がデカすぎ(笑)4800キロが地球にかぶさったら、それでもぅダメじゃん。
いろいろ設定がありえなさすぎて、苦笑ばかりの2時間でした
前作&今作とも一番カッコ良かったのは、前大統領ですね。
点数:5点 (10点中)
先日、久しぶりに丸の内で食事会がありました。
今回は、蕎麦料理のお店「石月」。
国内産のそばの実を毎朝石臼で挽き、手打ちにした二八そばを使用。
お蕎麦を揚げたの初めて口にしましたが、けっこうクセになる味で手が止まらなかったです(笑)
どれも美味しかったですが、新丸ビル内ということもあり、
全般的に少々お値段高めかな?
料理も全般的に、年齢層ちょい高めの方の方が喜ばれるメニューが多いように感じました。
だから、私達世代には良かったんですね(笑)
手打ちそば 石月
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル 5F
電話:03-5879-4680
営業時間:昼:11:00~17:00(LO)
夜:17:00~23:00(LO22:00)
日祝17:00~22:00(LO21:00)
定休日:無休(但し、1/1及び法定点検日は除く)
週末、娘の通う大学のオープンキャンパスに行ってきました。
娘が高校で美大を志望してから、毎年オープンキャンパス見学してましたが今年がこれで最後。
娘も4年生、なんて月日の経つのが早いんでしょう。
最後というわけで、少々しんみりしながらの見学でした。
1年生で、そういや竹細工の課題もやってたなぁ。。。。
そんな娘も、今では4年で卒制準備。 どんなのを作るのか、今から楽しみです。
受験生もたくさん来場しているので、過去数年の入試合格作品も展示されていました。
私は絵心がちっともないので、描ける人がほんとに羨ましいです。
今年は絵画棟にも足を運んで作品を鑑賞しました。
館内入ると、油絵の具の匂いがふわっと来て、デザイン棟とはまた違う独特の空間がありました。
最後の学食体験もちゃっかりと
日替わりラーメン(380円)
この日は、冷やし担担麺でした。暑い夏にはもってこいのお食事ですね。
意外にといっちゃ失礼ですが、イケましたよ
あと大学見学できるのは、学園祭と、卒業式の2回かぁ~
~日本警察史上、最大の不祥事。ヤツらは何をしたのか?~
2016年 日本映画 R15指定 (2016.06.25公開)
企画・製作・配給:日活 上映時間:2時間15分
監督:白石和彌
原作:稲葉圭昭
脚本:池上純哉
音楽:安川午朗
美術:今村力
主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ
出演:綾野剛/YOUNG DAIS/植野行雄/矢吹春奈/瀧内公美/田中隆三/みのすけ
中村倫也/勝矢/斎藤歩/白石糸/青木崇高/木下隆行/音尾琢真
ピエール瀧/中村獅童
<見どころ>
『凶悪』などの白石和彌監督と『新宿スワン』などの綾野剛がタッグを組んだ、日本の警察に
おける不祥事をモチーフにした作品。2002年に覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕され
“黒い警部”と呼ばれた北海道警察の警部の、逮捕までの26年間が描かれる。
脚本は『任侠ヘルパー』などの池上純哉、音楽を『八日目の蝉』などの安川午朗が担当。
白石監督の演出と、劇中で体重を10キロ増減させ衝撃的な実話に挑んだ綾野の壮絶な
演技に引き込まれる。
<ストーリー>
柔道で鍛えた力を買われて、北海道警察の刑事になった諸星要一(綾野剛)。裏社会に
入り込んでS(スパイ)をつくれという、敏腕刑事・村井の助言に従い、Sを率いて
「正義の味方、悪を絶つ」の信念のもと規格外の捜査に乗り出す。こうして危険な捜査を
続けていった諸星だったが……。(以上シネマトゥディより)
<感想>
「稲葉事件」基に描いた本作は、主人公・諸星の26年間を描いた一代記的な内容。
「稲葉事件」は、当時ニュースや新聞で取り上げられていたので、記憶にはありますが
犯人がどういう経緯でこのようなことになってしまったのかは、新聞では当然書かれていないので
映画を観てビックリでした・・・・。
この世から悪を失くしたいと思っていた警察官が、どんどん悪い方に染まっていくんだけど
堕ちていく様を綾野剛君、見事に演じてました。こういう狂気めいた役を演じるの
本当にうまい。覚せい剤を初めてうつシーンがあったが、あのシーンはかなり強烈だったな・・・。
脇を固めたピエール瀧さん中村獅童さんもよかった。特にピエール瀧さんの
静かだけど、奥に秘めた怖さを持つあのオーラは、さすが。
実話ベースのフィクションとはいえ、あんな不正がまかり通っていただなんて
笑うに笑えない。警察の根深い腐敗を感じずにはいられません。
そういやこの映画公開直前に、北海道警察の不祥事がまた発覚してましたよね。
おいおい、隠蔽体質は相変わらずなんですね。
綾野剛君の演技力を再認識した作品でした。
でも、基本的にこういう映画は苦手なので、もう1回観たいとは思わないな~(笑)
点数:8点 (10点中)
~ワンダーランドの“秘密”は<過去>に~
2016年 アメリカ映画 (2016.07.01公開)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン 上映時間:1時間53分
監督:ジェームズ・ボビン
製作: ティム・バートン/スザンヌ・トッド/ ジェニファー・トッド/ジョー・ロス
脚本: リンダ・ウールヴァートン
キャラクター原案: ルイス・キャロル
衣装: コリーン・アトウッド
音楽: ダニー・エルフマン
出演:ジョニー・デップ/アン・ハサウェイ/ミア・ワシコウスカ/リス・エヴァンス
ヘレナ・ボナム=カーター/サシャ・バロン・コーエン
アラン・リックマン(アブソレム)/スティーヴン・フライ(チェシャ猫)
マイケル・シーン(白うさぎ)/ティモシー・スポール(ベイヤード)
<見どころ>
「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をモチーフにした前作の続編で、アリスが
時間の旅に出るファンタジーアドベンチャー。帰らぬ家族をひたすら待っている
マッドハッターを助けるべく、アリスが時をさかのぼり奮闘する姿を活写。前作の
監督ティム・バートンが製作を務め、ジェームズ・ボビンがメガホンを取る。
ミア・ワシコウスカやジョニー・デップなど前作のキャストが続投し、時間を司る
タイムを、『ブルーノ』などのサシャ・バロン・コーエンが演じる。アリスをはじめ
チェシャ猫など人気キャラクターによる新しい物語に期待。
<ストーリー>
ワンダー号での3年に及ぶ船旅からロンドンに帰郷した後、青い蝶アブソレムに
マッドハッター(ジョニー・デップ)のことを聞いたアリス(ミア・ワシコウスカ)。
マッドハッターは、ワンダーランドで死んだ家族の帰りを待っていたのだ。
ワンダーランドに着いたアリスは、白の女王(アン・ハサウェイ)たちから頼まれ、
マッドハッターの家族をよみがえらせるべく、過去を変えようとする。時間の番人
タイム(サシャ・バロン・コーエン)から時間をコントロールできる“クロノスフィア”を
盗み、時間をさかのぼったアリスだったが……。(以上シネマトゥディより)
<感想>
前作「アリス・イン・ワンダーランド」の続編。
「鏡の国のアリス」が原作だけどかなり違う内容に変わっていましたが、それはよしとして。
前回監督だったティム・バートンは製作にまわって、監督はジェームズ・ボビンだが
前作でもバートン色薄かったのに、制作のみになったから、バートン色ゼロ・・・
個人的に、ミア・ワシコウスカの顔がちっとも好みじゃないので、アン・ハサウェイを
もっと観たかったのですが、今回出番少なめでしたね。
今作は、姉妹の確執の原因が描かれてますが、あれは妹が悪いよね。。。。
赤の女王がひがんでしまうのもわかります。
「ごめんね」の一言謝ればよかったのにね、妹の方も。これって大事。
姉妹の確執、親子の確執が時間を通してわかり、そして解決するのわけですが
過去は変えられないからこそ、そこからどう学ぶか?というのをアリスが学び
成長していく様は、見て共感出来ました。
失敗を生かすも殺すも、全て自分の気持ち次第ですね。
タイム役のサシャ・バロン・コーエンが生かし切れてないような感じがして
もったいなかったのと、アブソエルの声を担当したアラン・リックマン、これが
遺作になってしまったのが、なんとも悲しかったです。
声だけでしたが流石!アラン・リックマン。これだけでも観た甲斐がありました(´;ω;`)
~地獄へようこそ!!~
2016年 日本映画 (2016.06.25公開)
配給:アスミック・エース/東宝 上映時間:2時間5分
監督・脚本:宮藤官九郎
美術(地獄):桑島十和子
美術(現世):小泉博康
音楽:向井秀徳
主題歌作曲:KYONO
衣装: 荒木里江
特殊メイク・造形:中田彰輝
出演:長瀬智也/神木龍之介/尾野真千子/森川葵/桐谷健太
清野菜名/古舘寛治/シシド・カフカ/皆川猿時/古田新太
宮沢りえ/坂井真紀/荒川良々/みうらじゅん/cher/野村義男/ ゴンゾー
マーティン・フリードマン/ROLLY/烏丸せつこ/田口トモロヲ
平井理央/中村獅童
<見どころ>
『ピンポン』『舞妓 Haaaan!!!』などの脚本を担当してきた宮藤官九郎が、
監督と脚本を務めて放つ異色のコメディー。事故が原因で地獄に来てしまった
男子高校生が、ロックバンドを率いる鬼と共に奇想天外な冒険と抱腹絶倒の
騒動を巻き起こす。主演を務めるのは、『ヘブンズ・ドア』などの長瀬智也と
『るろうに剣心』シリーズなどの神木隆之介。ユニークな設定とギャグ満載の物語も
さることながら、特殊メイクを施して鬼にふんした長瀬の怪演や、猛特訓したという
神木のギタープレイにも注目。
<ストーリー>
修学旅行で乗っていたバスが事故に遭ってしまった男子高校生・大助(神木隆之介)。
ふと目を覚ますと、炎が渦を巻く中で人々が苦しめられている光景が目に飛び込ん
でくる。地獄に落ちたと理解するも、同級生のひろ美に思いを告げずに死んで
しまったことに混乱する大助。そんな彼の前に、地獄農業高校軽音楽部顧問にして
ロックバンドの地獄図(ヘルズ)のリーダーである赤鬼のキラーK(長瀬智也)が現れる。
彼の指導と特訓のもと、地獄から現世に戻ろうと悪戦苦闘する大助だが……。
<感想>
クドカンワールド全開でしたね~(笑)
好きな子とキスも出来ずに事故死してしまった大助(神木隆之介)が
地獄に落ちて、地獄ロックバンド“ヘルズ”の力を借りて、思いを遂げようとする
お話だが、笑える中にも好きな子に対しての純愛さが見られ、最後
ちょっとウルっときちゃいました 神木君、年齢的に高校生役はちと厳しく
なってきたが、今回はまだ見れましたね。でも、もぅそろそろ・・・・だな
しかし、特殊メイクが凄すぎて、長瀬君や桐谷健太さんはわかるものの
他の方は、よーーーーく見ないとわからない人が多かったです。
特に、死神の尾野真千子さん、テロップ出てくるまでわかんなかったよ~
あと、中村獅童さん、どこに出てた???今でもわからん・・・・
音楽関係ネタが、至る所でちりばめられていて、個人的にはめっちゃ笑えました。
長瀬君の格好もよーくみると、歌詞に合わせてるしね(笑)
演奏する時は足元スニーカーっていうのもツボでした。
あと、鬼野楽器は、どうみてもY野楽器をパロッテるし、何気にcherやマーティン・
フリードマンが出てたのにもビックリでした
音楽も良かったし、ギターやバンドやってる人にはかなり楽しめるのではないでしょうか?
ツッコミ満載ですが、何も考えずに観た方が楽しめる映画です。
あんな形から始まる人間道には行きたくないなぁ・・・(笑)
点数7点 (10点中)
~人間か、人工知能か~
本年度(2016年)アカデミー賞視覚効果賞受賞作品
2016年 イギリス映画 R15指定 (2016.06.11公開)
配給:ユニバーサル映画 上映時間:1時間48分
監督・脚本:アレックス・ガーランド
音楽:ベン・ソーリズブリー/ジェフ・バーロウ
衣装デザイン:サミー・シェルドン・ディファー
出演:ケイレブ・・・ドーナル・グリーソン/エヴァ・・・アリシア・ヴィキャンデル
ネイサン・・・オスカー・アイザック/キョウコ・・・ソノヤ・ミズノ
<見どころ>
『28日後...』などの脚本家として知られるアレックス・ガーランドが映画初監督を
務め、第88回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したSFスリラー。
人間と人工知能が繰り広げる駆け引きを、限られた登場人物と舞台設定や
目を引くビジュアルで活写する。美貌の女性型ロボットのエヴァを、『リリーのすべて』
でオスカーに輝いたアリシア・ヴィキャンデルが好演。IT企業の社員と社長には、
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のドーナル・グリーソンとオスカー・アイザックが
ふんする。
<ストーリー>
検索エンジン世界最大手のブルーブック社に勤めるプログラマーのケイレブ
(ドーナル・グリーソン)は、ほとんど人前に姿を見せない社長のネイサン
(オスカー・アイザック)が所有する山荘に招かれる。人里離れた山間の別荘を
訪ねると、女性型ロボットのエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)が姿を現す。
そこでケイレブは、エヴァに搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能の
実験に手を貸すことになるが……。(以上、シネマトゥディより)
<感想>
「エクス・マキナ」・・・・ラテン語で「時計仕掛け」の意味だそう。
登場人物が4人しか出なくて、しかも密室サスペンス。
序盤から謎に満ちた展開だったので、久々に一睡もせずに観ることが出来ました
アカデミー視覚効果賞をもらっただけあって映像がとにかく凄い。
景色もきれいだし、何と言ってもアンドロイドの映像がとにかくリアル。
エヴァを演じたアリシア・ヴィキャンデルは、「リリーのすべて」で助演女優賞受賞しましたが
こちらの演技も素晴らしかったし、可愛かった。
AIとわかっていても、ああいう姿で現れたら、男性はやっぱり好きになっちゃうよね。
「検索エンジンは人間の脳みたいなものだ。衝動が起こり行動へと繋がる」
と、ネイサンの台詞は、妙にリアルに感じました。検索エンジンの情報量が、脳のような
役目を持って、あのようなAIが出来たら・・・・そして、性別を持ったら・・・と考えると
空恐ろしく感じます
クールな映像に、閉塞感な空間、4人しか出てこない登場人物という設定も良かった。
より一層、緊迫感があり、スリラー作品として見応えありました。
英語が話せないキョウコも、始めはただのチョイ役かな?と思ってましたが、どうしてどうして。
話せないのもちゃんと意味があり、存在感ありましたわ。綺麗な裸体も見れたし
エヴァがあの後、どういう風にしているか?気になります。
個人的に今年度の洋画部門上位早くも確定?の作品かな。
点数:9点 (10点中)