<1月の鑑賞予定映画>
~退屈な毎日にさよなら。彼女が目指したのは・・・~
2019年 アメリカ映画 (2023.09.22公開)
配給:ロングライド 上映時間:108分
監督:リチャード・リンクレイター
原作:マリア・センプル
脚本:リチャード・リンクレイター/ホリー・ジェント/ヴィンス・パルモ
衣装デザイン:カリ・パーキンス
音楽:サム・リップマン
出演:ケイト・ブランシェット/ビリー・クラダップ/エマ・ネルソン
クリステン・ウィグ/ジュディ・グリア/スティーヴ・ザーン
ローレンス・フィッシュバーン
<見どころ>
『6才のボクが、大人になるまで。』などのリチャード・リンクレイター監督が、
マリア・センプルによるベストセラー小説を映画化。極度の人間嫌いで毎日のように
トラブルを起こす母親が、ある出来事をきっかけに家族の前から姿を消し、南極へと
旅立つ。夢を諦め息苦しさを抱えた主人公をオスカー俳優ケイト・ブランシェットが
演じ、ビリー・クラダップ、クリステン・ウィグ、エマ・ネルソンらが共演する。
<ストーリー>
アメリカ・シアトル。主婦バーナデット(ケイト・ブランシェット)は一流企業に
勤める夫エルジー(ビリー・クラダップ)と娘ビー(エマ・ネルソン)と共に
幸せな日々を過ごしているように見えたが、極度の人間嫌いで隣人やママ友たちと
うまく付き合えず、トラブルを起こしてばかりいた。かつて天才建築家として
もてはやされながらも、夢を諦めていた彼女は、主婦として過ごす日々に息苦しさを
募らせていく。そんな中、ある出来事をきっかけに限界を感じたバーナデットは、
突如家を飛び出し南極へ向かう。
<感想>
ケイト・ブランシェット主演ということで鑑賞。
てっきり新作かと思ったら、2019年の作品。コロナの影響で公開の
タイミングを逃したのでしょうかね?
それにしても南極まで行くまでが、なんかグダグダだった感が。
不満イライラはわかるが、主人公の侮辱たっぷりの看板事件は
共感ゼロだし、夫の方も愛情あるのかないのか、どこか感情薄めなのよね。。
南極行ってもいろいろやってるが、普通に考えたらあんな迷惑なお客
いませんよ。勝手に船から消えるだなんて^^;
おまけにFBI、なんか嘘っぽく見えましたけどいいのかなぁ・・。
反対に、母娘が車内で歌う「タイム・アフター・タイム」のシーンは
ウルっときましたねぇ・・・。シンディ・ローパーの名曲。
好きな曲だから余計にウルっときちゃいます。
また、娘がしっかりしてていい子なのよ。「ママは親友なの」って
言うシーンは、胸が熱くなりましたよ。
EDで南極基地を建築している映像が流れましたが、あれは2013年に
作られたイギリスのハリー第6基地。
新時代の南極基地の先駆け的存在らしいです。
確かにこれ以降の他国の基地を見ると、どれもかっこいいんですよね。
それと一般人でも南極旅行が出来るんですね。
めちゃくちゃ寒そうだし、船酔い絶対すると思うけど映像見ていて
あぁ~楽しそう~行ってみたいなぁ~(お金があれば)と思いました。
しかし、まさか童謡「ぞうさん」があんな形で出てくるとはびっくり!
あと尺八も(笑)つまらなくはないが、配信で十分かと。
点数:6点/10
夕方の散歩で歩いていたら
大きな音量で音楽が聞こえてきました。
今週、サザンオールスターズの野外ライブがありますが
この日、通しリハだったようで。
何歌ったいるのかわかるぐらいの音量だったので
更によく聞こえる方へ、はなと一緒に・・・。
サザンの生演奏聴きながらのお散歩~♪
ネタバレになるので言いませんが
ヒット曲のオンパレードでした。
私の周りでも何人かライブへ参戦する方もいらっしゃいます。
お天気も良好な様子なので盛り上がるんでしょうね。
それとともに、市内は期間中交通規制がかかるので
ちょっと面倒ですが・・・。
おかげで1時間半もお散歩していました。^^;
すっかり、秋の空ですねぇ~
<おまけ>
娘が巨峰を食べる準備していたら
匂いにつられてはながキッチンへ。
ぶどうはワンコNG!なので、強制退去させようとしたら
ガチ怒です・・
~この謎が、僕を放さない~
2023年 日本映画 (2023.09.15公開)
配給:東宝 上映時間:128分
監督:松山博昭
原作:田村由美 「ミステリと言う勿れ」(小学館)
脚本:相沢友子
音楽:Ken Arai
主題歌:King Gnu 「硝子窓」
出演:菅田将暉/松下洸平/町田啓太/原菜乃華/萩原利久/鈴木保奈美
滝藤賢一/でんでん/野間口徹/松坂慶子/松嶋菜々子/伊藤彩莉
尾上松也/筒井道隆/永山瑛太/角野卓三/段田安則/柴咲コウ
<見どころ>
一人の大学生が難事件とともに人の心の闇を解き明かす、田村由美の漫画を
原作にしたドラマ「ミステリと言う勿れ」を映画化。広島編と呼ばれる原作中の
エピソードを基に、広島を訪れた主人公・久能整が、代々遺産を巡って死者が出る
一族の謎に挑む。ドラマ版に続き、演出を担当した松山博昭が監督、相沢友子が
脚本を担当。主演の菅田将暉をはじめ、伊藤沙莉、永山瑛太らが続投し、
ドラマ「やんごとなき一族」などの松下洸平、『スキマスキ』などの町田啓太、
『はらはらなのか。』などの原菜乃華のほか、萩原利久、鈴木保奈美、滝藤賢一、
柴咲コウらが出演する。
<ストーリー>
美術展のために広島に来た大学生・久能整(菅田将暉)は、犬堂我路(永山瑛太)
の知人だという女子高生・狩集汐路(原菜乃華)と出会い、ある相談を持ちかけ
られる。それは彼女の家系・狩集一族の遺産相続を巡るものだった。
当主の孫にあたる汐路をはじめ4人の相続候補者たちは、遺産を手にするために
遺言書に記された謎を解かなくてはならないが、狩集家では遺産相続のたびに
死者が出ており、汐路の父親・弥(滝藤賢一)も8年前に交通事故で他界していた。
<感想>
原作=既読 TV版=視聴済み
原作を知っているので、整くんの俳優さんは、坂口健太郎君の方が
イメージに合っているように感じていましたが、菅田将暉君は
流石ですね。うまくキャラクターを落とし込んでいます。
ストーリーは、内田康夫の「~伝説殺人事件」シリーズのような感じで
「鬼の集」の朗読で犯人はだいたいわかってしまいます。
整くんの「僕は常々思うのですが」からの喋りは健在だし
「子供の心は乾く前のセメント」というのは、とても納得がいきます。
絶妙なタイミングで「カメレオン」が流れてきて、この作品は
この音楽が一番しっくり来ると改めて感じました。
映画化も良かったのですが、この作品はドラマの方がじわっときて
良いように思うので、映画ではなく是非ドラマで続編を希望!
点数7点/10
23日は、はながうちの子になってくれた日です。
6年前の9月23日、我が家にやってきたはな
おっとりの先代モモとは真逆のおてんばわがまま娘に成長し、はや6年。
子犬のころは、カメラ向けても仏頂面でしたが
今では、カメラにも慣れてくれたようです。
パパとごろごろしてご満悦のはな
来年、シニア年に入るのかと思うと
犬生ってほんとに短い・・・。
~この殺人事件の犯人は、人間か亡霊か~
2022年 アメリカ映画 (2023.09.15公開)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 上映時間:103分
監督・製作:ケネス・ブラナー
原作:アガサ・クリスティ 「ハロウィーン・パーティ」
脚本:マイケル・グリーン
音楽:ヒルドゥル・グーナドッティル
出演:ケネス・ブラナー/ミシェル・ヨー/ティナ・フェイ/ジェイミー・ドーナン
ケリー・ライリー/ジュード・ヒル/カイル・アレン
<見どころ>
アガサ・クリスティーのミステリーを原作に、『オリエント急行殺人事件』
『ナイル殺人事件』に続きケネス・ブラナーが監督・主演を務めて映画化した作品。
第2次世界大戦後のベネチアで、降霊会に参加した名探偵ポアロが超常現象の謎に挑む。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』などのオスカー女優
ミシェル・ヨーのほか、ティナ・フェイ、ジェイミー・ドーナンらがキャストに
名を連ねる。
<ストーリー>
第2次世界大戦の後、ハロウィーンを迎えたベネチア。一線を退き、ベネチアで
過ごしていた私立探偵ポアロ(ケネス・ブラナー)は、謎の霊媒師(ミシェル・ヨー)
が古ぼけた大邸宅で行う降霊会にしぶしぶながら参加する。そこで招待客の一人が
殺害されたことをきっかけに、ポアロは邪悪な世界へと足を踏み入れることになる。
<感想>
「オリエント急行殺人事件」感想記事
「ナイル殺人事件」感想記事
原作=未読
小学生の頃、アガサ・クリスティー作品にはまり、けっこう作品読んだのですが
この原作となる「ハロウィーン・パーティー」は知りませんでした^^;
今回は、夜の大邸宅での殺人事件ということで、全編とにかく暗い。
前半は、睡魔との戦いでした。アガサ・クリスティの作品って
登場人物がとても多いので、暗い画面の中、お顔をしっかり覚えるのに
少々時間がかかりましたし、けっこうホラーチックな仕上がりには
ちょっと驚きました。
原作自体、そんなに有名な作品でないせいか?キャストが過去作品に
比べるとミシェル・ヨー以外は地味な感じ。ホラー寄り路線のせいか?
謎解きも弱く・・・。早い段階で犯人がだれか推測できましたし。
あとで気づいたが、医師の息子を演じたジュード・ヒルは、同じく
ブラナー監督作品の「ベルファスト」の主人公を演じていたのよね。
監督によほど気に入られたのかしら?今作品のキーパーソンな役、
とても印象深い演技でした。先が楽しみな子役です。
というわけで、映画館で観るほどではなかったかも?
点数:6点/10
以前、ロクシタンのシャンプーを使用していましたが
年齢が上がるにつれ、だんだん合わなくなってきたので
ロクシタン製は諦め、ほかのメーカーをいくつか転々・・
と、シャンプー難民の状態になっていました。
市販のシャンプーもいろいろ試しましたが
どんなにサラサラを謳い文句にしていても
重たい仕上がりになってしまうので
今回は、ちょっと高めのサロン専用シャンプーを購入👛
資生堂 サブリミック エアリーフローシャンプー(サロン専用)
いろんなシャンプーを試しましたが
今回は、こちらのシャンプーが今の私の髪質に一番合っていました。
仕上がりが軽く、手触りもふわっとしていますし
こちらも湿気に強いを謳い文句にしているだけあって
うねりません!
仄かにピーチの香りがするのもGOOD。
これで、暫くシャンプー難民から解放されそうです。
~ようこそ、999人のゴーストが待つ❝あの館❞へ~
2023年 アメリカ映画 (2023.09.01公開)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 上映時間:122分
監督:ジャスティン・シミエン
脚本:ケイティ・ディポルド
衣装デザイン:ジェフリー・カーランド
音楽:クリス・パワーズ
出演:ラキース・スタンフィールド/ティファニー・ハディッシュ
ロザリオ・ドーソン/オーウェン・ウィルソン/ダニー・デビート
ジャレット・レトー/ジェイミー・リー・カーティス
声の出演:矢代拓(ベン)/片岡愛之助(ケント)/土屋アンナ(ハリエット)
温水洋一(ブルース)/小林幸子(マダム・レオタ)
田村睦心(ギャビー)
前田一世(アリステア・クランプ / ハットボックスゴースト)
<見どころ>
ディズニーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」を映画化。
引っ越してきた屋敷で怪現象に見舞われる親子を救うため、超常現象の専門家らが
屋敷に隠された真実に迫る。監督はかつてディズニーランドでアルバイトをしていた
という『バッド・ヘアー』などのジャスティン・シミエン。
『RENT/レント』などのロザリオ・ドーソン、『ミッドナイト・イン・パリ』などの
オーウェン・ウィルソンのほか、ダニー・デヴィート、ジャレット・レトー、
ジェイミー・リー・カーティスらが出演する。
<ストーリー>
シングルマザーの医師・ギャビー(ロザリオ・ドーソン)は、ニューオーリンズに
ある豪邸を破格の条件で入手し、9歳の息子・トラヴィスと共に引っ越す。
しかし屋敷はどこか異様な空気に満ちており、二人はたびたび怪現象に遭遇する。
そんな親子を救うため、神父や超常現象の専門家、霊媒師といったエキスパートたちが
屋敷にやって来る。不気味な現象を体験する中で、彼らは屋敷に隠された真実に迫っていく。
<感想>
1983年のディズニーランド開業当時からあったアトラクション、
「ホーンテッドマンション」。お化け屋敷だが、妖しさと美しさも兼ねた
今でも好きなアトラクションの一つです。
冒頭シーンは、ディズニーにしては意外にホラー強め感ありましたが
それ以降は、コメディ要素踏まええたソフトな感じでホラー苦手な方も
楽しめます。個人的には水晶玉のマダム・レオタのシーンは
テンション上がりましたねぇ~。
ストーリーは、良くも悪くも普通で、中だるみ部分も感じ睡魔が襲った
箇所もありましたが、楽しんで鑑賞できました。
でも、配信で良かったかも?^^;
これ見ると、TDLのホーンテッドマンションに行きたくなります~。
そういや、15年近くTDLに行ってないなぁ・・・。
点数6/10
台風が近づいてきているせいか、不安定なお天気が続いています。
先日も、朝方には止んでいましたが
夜中にけっこう降ったようで、路面は濡れていました。
そうなると、濡れるの嫌いなはなは、家から散歩拒否。
寝そべったまま、引きずられる有様。
全然行く気を見せないので、我々の方が諦めました。
嫌なものはいや!我の強いワンコです。
夜は、娘が大好きな巨峰🍇を食べていると・・・
すぐそばで、哀しそうな顔をしてお座りしています。
ブドウは、ワンコには毒なので食べさせてはいけないのです。
物欲しそうに、ひたすら待っていました。
しまいには、よだれではなく鼻水が・・・・
欲しい!と飛び掛かったりせず
無言で座っているところは、はなのお利口なところです。
さすがに可哀そうなので、豚皮を娘から少しもらえたようで。
前足出しておねだりしていました。
よかったねぇ~
8月は、娘の誕生日だったのでお盆に
ランチでも行こうと計画していたのですが
お盆の台風で、あえなく断念。
9月になってしまいましたが、ひと月遅れの誕生日ランチに行ってきました。
場所は、今年も 「モキチ トラットリア」
自家製ソーセージ、ドライトマトが入っていたのが美味しかったです。
しらすのピザはガーリックが効いていて美味。
シーフードサラダは意外にボリュームがあって食べ応えありました。
ここは、いついってもお客さんがいっぱいなので予約必須!
今回も満足してくれたようで良かったです。
気づけば、娘も20代最後。
早い、早すぎる!
そして未だシングル・・・・まぁこればかりはご縁だから仕方ないよね。
<おまけ>
夫が桃🍑を切っているのをすかさず気づいたはな
後ろから無言の圧をかけ、じーーっと待っていました。
~父が生涯かけて掴んだオファーは、息子宛の誤報だった~
2022年 フランス映画 PG12指定 (2023.08.18公開)
配給:GAGA 上映時間:88分
監督:ブリュノ・シュシュ
脚本:ヤエル・ラングマン/クレマン・ペニー/ブリュノ・シュシュ
美術:クレマン・ジョリヴェ
衣装:イザベル・マチュー
音楽:フロレンシァ・デイ・コンシリオ
出演:イヴァン・アタル/ピエール・アルディティ/ミュウ=ミュウ
キャロリーヌ・アングラーデ/パスカル・アルビロ
ニルス・オトナン=ジラール
<見どころ>
『コーダ あいのうた』などのフィリップ・ルスレが製作を務めたドラマ。
あるベテラン指揮者がミラノ・スカラ座から音楽監督就任の依頼を受けるが、
それが同じく指揮者である息子への依頼だったことがわかる。
メガホンを取るのは『バルニーのちょっとした心配事』などのブリュノ・シッシュ。
『マイ・ドッグ・ステューピッド』などのイヴァン・アタル、
『ベル・エポックでもう一度』などのピエール・アルディティのほか、
ミュウ=ミュウ、キャロリーヌ・アングラーデらが出演する。
<ストーリー>
ドニは指揮者としてパリのクラシック界で脚光を浴びているが、彼の父で
ベテラン指揮者の父フランソワは息子の活躍を素直に喜べずにいた。あるとき、
フランソワのもとにミラノ・スカラ座から音楽監督就任の依頼が届くが、
その一方でドニはスカラ座の総裁から呼び出され、フランソワへの依頼が
ドニへの依頼の誤りだったと知らされる。夢にまで見ていたオファーに
浮き足立つ父に、その真実をどう伝えるべきか、ドニは苦悩する。
<感想>
ポスターとタイトルで、半分ネタバレのような気がするんですが(笑)
この邦題、もう少しなんとかならなかったのか?
音楽を舞台にした映画だけあって、流れるクラシック音楽は素敵。
ベートーヴェン『交響曲第9番』をはじめ、モーツァルト『ヴァイオリン協奏曲第5番』
モーツァルト『フィガロの結婚 序曲』、シューベルト『セレナーデ』
カッチーニの『アヴェ・マリア』、ブラームス『間奏曲第7番
『アルビニョーニのアダージヨ』など名曲ぞろい。
若き日の小澤征爾の映像も映っていたのも嬉しかったです。
それにしても、ラストのあれはどうなんだろう?
トップ指揮者の葛藤の先の結論があの2人タクトというのは、どうも
モヤっと感が残るんですよねぇ。
おまけに、あれだけの大失態をしたのにも関わらず謝罪ひとつもなしの
秘書もどうなの??(ーー;)
それでも、世界最高峰のイタリアスカラ座で実際撮った演奏シーンは
見ごたえ十分で必見。
PG12指定は、フランスの恋愛観の点でなっちゃったのでしょうかね?
点数:6点/10