<12月の鑑賞予定映画>
~生き抜け、若者たち~
2017年 イギリス/アメリカ/フランス合作 (2017.09.09公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:1時間46分
監督・脚本・制作:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス
美術:ネイサン・クロウリー
衣装:ジェフリー・カーランド
音楽:ハンス・ジマー
出演:フィオン・ホワイトヘッド/トム・グリン=カーニー/ジャック・ロウデン
ハリー・スタイルズ/アナイリン・バーナード/ジェームズ・ダーシー
バリー・コーガン/ケネス・ブラナー/キリアン・マーフィ/マーク・ライランス
トム・ハーディ
<見どころ>
第2次世界大戦で敢行された兵士救出作戦を題材にした作品。ドイツ軍によって
フランス北端の町に追い詰められた連合軍兵士たちの運命と、救出に挑んだ者たち
の活躍を描く。監督は『インセプション』などのクリストファー・ノーラン。トム・ハーディ、
『プルートで朝食を』などのキリアン・マーフィ、『ヘンリー五世』などのケネス・ブラナー
らが出演。圧倒的なスケールで活写される戦闘シーンや、極限状況下に置かれた者
たちのドラマに引き込まれる。
<ストーリー>
1940年、連合軍の兵士40万人が、ドイツ軍によってドーバー海峡に面したフランス
北端の港町ダンケルクに追い詰められる。ドイツ軍の猛攻にさらされる中、トミー
(フィオン・ホワイトヘッド)ら若い兵士たちは生き延びようとさまざまな策を講じる。
一方のイギリスでは民間船も動員した救出作戦が始動し、民間船の船長ミスター・ドーソン
(マーク・ライランス)は息子らと一緒にダンケルクへ向かうことを決意。さらにイギリス
空軍パイロットのファリア(トム・ハーディ)が、数的に不利ながらも出撃する。
<感想>
公開早々に鑑賞しましたが、ワンコの件でUPが遅くなり・・・・
1940年5月に実際あった「ダンケルクの大撤退」の話。
過去に何度か映画化されてるみたいですが、いずれも観ていないし、この事自体も
この映画で初めて知りました。
ドラマというよりは、状況を伝えることのみに徹したつくり。
バックに流れる音楽を控えることにより、戦争の恐怖さを感じ、一切敵の姿が見えない
ことがより恐ろしさを際立たせているように感じました。
☆脱出をはかる兵士 、☆救出に向かう民間ボート 、☆脱出を援護するスピットファイアーのパイロット
この3つの視点から描かれていて、ちゃんと最後に時間が合うようになっていたのは良かったな~。
淡々としたつくりで、過剰な台詞もなく話は進むのですが、眠気は一切来なかったです。
ハンス・ジマーの音楽は、映像にマッチしていて溶け込んでいたのが凄く良かったし
この音とCGを使用していない映像は、スクリーンで観るべき。
しかし、キリアン・マーフィ出てたんですね・・・。セリフが少なすぎたので、ED見た時驚きました(笑)
点数:7点 (10点中)
はなを飼うにあたって、ペットショップをいろいろみてきましたが
最近のペット事情ってすごいですね。
モモの時にもペットショップ行ってましたが、必要なもの以外
あれこれ見て回っていなかったので、半分浦島太郎気分でした。
まず、ワンコを飼う契約時の説明がめっちゃ長い!
保障がどうだの、保険がどうだのと、述べ2時間もかかりましたよ。
モモの時は、代金だけ支払って「はい、おしまい!」って感じでしたが
16年も経つと、ペット産業をとりまく事情も変化しているんですね。
マイクロチップはわかりますが、ペット保険も今じゃ当たり前の風潮。
あとフードの説明もありましたが、え?なに?こんなに種類混ぜて食べさせるの!?
って思うぐらい、細かいフード指定にまたまたびっくり粉ミルクまで、買わされました。
これで、2400円。お~高い!
モモの時は、こんなの入れなかったぞぉ~。
あの頃も「お犬様時代やなぁ」と思っていましたが、今は更に・・・・なんですね。
時代の波についていけず、呆然と説明を聞いていたNAO夫婦でした。
モモ以上にお金のかかる子育てになりそうです( ̄▽ ̄;;)
はなが我が家に来てから、数日が過ぎました。
モモの時より、多少お転婆さんでしょうか?
モモ同様、夜泣きもせず、ご飯もモリモリ食べてくれて、その点は助かってます。
まだケージ中心の生活ですが、時々出して、リビング空間に慣れさせていまして
昨日は、モモの定位置だった場所に、ちょこんといました。
だからでしょうか?
困ったことに、家族一同、1日数回は必ず、
「はな」ではなく「モモ」と呼んでしまう有様です。
やっぱ16年呼び続けてたからなんですかねぇ・・・・・。
「まちがえるなよぉ~」byはな
呼び慣れるまで、まだ時間かかりそうです。
モモが旅立って、百か日を過ぎました。
あれから、いろいろ家族で悩み考えて、二代目コーギーを迎える決心をしました。
モモの妹分コーギー、名前は「はな」ちゃんです。
モモの時のは全部処分したので、またグッズ新たに買い直しです。
モモは、美犬とよく言われてましたが、今度はアイドル顔のようです。
(早くも犬バカ?)
モモと違って、お転婆さんになりそうで、また暫く私のドッグブルーが
復活するかもしれませんが、前回よりは経験値もあるので
ゆったり見て行きたいと思います。
当分お出かけは控えめになっちゃいますね。
というわけで、皆様どうぞ宜しくお願い致します。
所用で都内まで行き、久しぶりに飲み会。
数日前にLINEのグループやり取りで、どこのお店にする?なんて話になり
ホットペッパーで検索して、HPなどを見て、良さ気だったので予約していったのですが
なんだかね、HPの写真でみたお店の内装と全然違うんですよ。
HPで見たら、和のデザインで少し小洒落た感があったのですが
実際に行ったら、ふつーの居酒屋のような安っぽい作りで
個室になっているのですが、立て付けが悪く、隣の個室を利用している方が
ドアを開閉するたびに、こちらに振動がきてしまう有様。
しかも、通路に物が置いてあるんですよね。
おまけに、店員さんの接客態度も良くない。
ちゃんと応対してくれる方も1人はいましたが、
あとはぶっきらぼうな方とかだまって配膳する方ばかり。
これでは、いくら美味しいものを出されても美味しくいただけません。
予定より早々に引き揚げて帰ってきました。
申し訳ないが、もう行きません。
え~ここのところ、ブログ更新が滞りがちですが・・・・私は元気です。
ちょっと今あることに向けて、ばったばたしている毎日なのでブログさぼっています。
なんでばったばたしているのかは、
今月末にはお伝えできるかと思いますので今しばらくのお待ちを。
と、もったいぶっております( ̄▽ ̄)
その前に、映画記事だけは更新しないとぉ~。
~犯人は捕まった。真実は逃げつづけた~
2017年 日本映画 (2017.09.09公開)
配給:東宝/GAGA 上映時間:124分
監督:是枝裕和
脚本:是枝裕和
編集:是枝裕和
撮影監督:瀧本幹也
美術監督:種田陽平
衣装デザイン:黒澤和子
音楽:ルドヴィコ・エイナウディ
出演:福山雅治/役所広司/広瀬すず/斉藤由貴/吉田鋼太郎
満島真之介/松岡依都美/市川実日子/橋爪功
<見どころ>
第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作『そして父になる』の福山雅治と
是枝裕和監督が再び組んだ法廷サスペンス。死刑が確実視されている殺人犯の
弁護を引き受けた弁護士が、犯人と交流するうちに動機に疑念を抱くようになり、
真実を知ろうとするさまを描く。弁護士や検事への取材に加え、作品の設定通りに
実施した模擬裁判で出てきたリアルな反応や言動などを脚本に反映。
福山ふんする主人公が弁護を担当する殺人犯を、役所広司が演じる。
<ストーリー>
勝つことを第一目標に掲げる弁護士の重盛(福山雅治)は、殺人の前科がある
三隅(役所広司)の弁護を渋々引き受ける。クビになった工場の社長を手にかけ、
さらに死体に火を付けた容疑で起訴され犯行も自供しており、ほぼ死刑が確定して
いるような裁判だった。しかし、三隅と顔を合わせるうちに重盛の考えは変化していく。
三隅の犯行動機への疑念を一つ一つひもとく重盛だったが……。
<感想>
なんだか「藪の中」みたいな終わり方でしたねぇ・・・・・・。
供述を二転三転させる被告人よって、敏腕で冷徹な弁護士が翻弄されていく話。
被告人・三隅を演じた役所さんがとにかく不気味。「関ヶ原」でのデフォルメな演技とは
正反対の抑えた演技が秀逸。福山VS役所の対決はなかなか見ごたえありましたが、
やはり役所さんの演技は、今回なんだか凄かった。あんな役所さん初めて見たような
気がします。たぶんアカデミー賞で男優賞いくんじゃないかな?
真実を明らかにすべき法廷で、誰も真実を語らない。心象操作や法曹界の事情(都合)で
変な言い方だが、どうとでもなってしまう。これ、現実でもまかり通ってるんですかね?
映画EDで法務省が協力で書かれてましたが、この辺どうなんですか?と聞きたいです。
タイトルの「三度目の殺人」、劇中では2つの殺人事件しか出てこないので「三度目」は
観客側に委ねられた形。正直、ほとんど丸投げ状態で終わるので、なかなか賛否
わかれるところ。個人的に、こういう終わり方はあまり好きではないので、かなり消化不良。
個人的には、三度目の被害者は三隅で、自分で自分を葬ったと考えるか、法曹界の
事情で殺されたか?そのどちらかかな?と思いました。
にしても、十字架の意味や、咲江がなんでわざわざ北海道大学を受験するのか?
この辺はわからずじまい。。。 すべてに核心つかないまま終わるので、もやっと
したままですが、これも監督の作戦なんでしょうね。
人が人を裁く難しさを問う、重く苦しい作品でした。
斉藤由貴さんの役柄、現実と妙にリンクしていて、彼女の演技もある意味不気味でした^^;
点数:7点 (10点中)
~2人っきりで、空を飛ぶ!?~
2017年 日本映画 (2017.09.01公開)
配給:ショウゲート 上映時間:1時間38分
監督・英勉
原作:中村航 『トリガール!』(角川文庫刊)
音楽:遠藤浩二
主題歌:ねごと 「空も飛べるはず」
美術:塚本周作
人力飛行機総合監修:大澤克俊
衣装:白石敦子
出演:土屋太鳳(鳥山ゆきな)/間宮祥太朗(坂場大志)/高杉真宙(高橋圭)
池田エライザ(島村和美)/矢本悠馬(古沢)/前原滉(横原)/佐生雪(メガネ女子)
ナダル(ペラ夫)/羽鳥慎一(アナウンサー)轟二郎(轟二郎似の住職)/ひこにゃん
<見どころ>
「100回泣くこと」「デビクロくんの恋と魔法」などで知られる作家・中村航の小説を
実写化した、青春ラブコメディー。ふとしたはずみで人力飛行サークルに入会した
女子大生が、2人の先輩の間で揺れ動きながらコンテストに挑む。
メガホンを取るのは、『ヒロイン失格』などの英勉。土屋太鳳が、毒舌キャラのヒロイン
を快演する。笑いとときめきが詰まったストーリーや、爽快感に満ちた飛行シーンの
数々が魅力。
<ストーリー>
鳥山ゆきな(土屋太鳳)は、一浪を経て理系の大学に入学する。理系独特のノリに
戸惑いを覚える中、高橋圭(高杉真宙)というイケメンの先輩に心を奪われてしまう。
彼に誘われて人力飛行サークルに入会し、コンビを組んで鳥人間コンテストへの
出場を目指そうと期待に胸を膨らませる。しかし、組むことになったのは圭の
元飛行パートナーであるヤンキーっぽい先輩の坂場大志(間宮祥太朗)だった。
坂場に対し嫌悪感を募らせ、トレーニングなどでも彼と張り合ってしまう
ゆきなだったが……。 (シネマトゥディより)
<感想>
最近、彦根ロケの作品が続きますね(笑)
実家のある彦根に住んでいた頃は、7月過ぎに松原水泳場近くを車で通ると、
鳥人間コンテストの土台を組み始めていて、それを見るたびに、「あぁ夏が来たな」
と思っていたものです。あの頃は、このコンテストがこんなに長く続くとは思いも
しませんでしたよ(笑)
コメディエンヌとしての土屋太鳳さん、なかなかぶっとんでて面白かったです。
間宮くんの暑苦しい?演技も笑えたし(笑)でも好みは、やはり高杉くんと
イライザちゃんかな?彼女の「ん?」の表情は、同性から見ても可愛い~~~
あと、矢本悠馬くんは、最近ほんとに良く出演してますね。
内容は、2時間ドラマ的ですが、大空を飛ぶ雄大なシーンは、映画館で観たほうが
迫力ありますね。ただ、CGって一発でわかってしまうのが残念でしたが^^;
自信も体育大の大学生である太鳳ちゃんのガチ演技は、見ていて爽快。
鳥人間コンテストに出るまでには、飛ぶ側・作る側それぞれが己のやるべきことに
真摯に向き合い本番に備えてるんですね。ちょっと感動しましたよ。
ひた向きに取り組む姿って素敵☆ これぞ青春!って感じの作品でした。
おば様の私としては、ひっさびさの轟二郎さんにも感動した~(笑)
点数:7点 (10点中)
~「愛」と「野望」、激突!~
2017年 日本映画 (2017.08.26公開)
配給:東宝/アスミック・エース 上映時間:2時間29分
監督・脚本:原田眞人
原作:司馬遼太郎 『関ヶ原』(新潮文庫刊)
音楽:富貴晴美
美術:原田哲男
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
衣装:宮本まさ江
殺陣:森聖二
馬術指導:田中光法
馬担当:芳川透
出演:岡田准一(石田光成)/有村架純(初芽)/役所広司(徳川家康)/平岳大(島左近)
東出昌大(小早川秀秋)/中越典子(花野)/北村有起哉(井伊直政)/蛇伯(伊藤歩)
音尾琢真(福島正則)/和田正人(黒田長政)/滝藤賢一(豊臣秀吉)/キムラ緑子(北政所)
西岡徳馬(前田利家)/大場泰正(大谷刑部)/山村憲之介(島信勝)/中嶋しゅう(赤耳)
堀部圭亮(八十島助左衛門)/生島翔(宇喜多秀家)/中村育二(増田長盛)
春海四方(安国寺恵瓊)/麿赤児(島津維新入道)/三浦誠己(島津豊久)
辻本晃良(上杉景勝)/天乃大介(本田忠勝)/吉村界人(松平忠吉)/松角洋平(加藤清正)
関口晴雄(細川忠興)/松山ケンイチ(直江兼続)/壇蜜(尼僧妙善)
<見どころ>
司馬遼太郎の著書を、『日本のいちばん長い日』などの原田眞人監督が映画化。
豊臣秀吉亡き後の天下をめぐり、徳川家康を総大将とする東軍と、石田三成率いる西軍が
激突した「関ヶ原の戦い」を描く。これまで描かれてきた人物像ではない三成を岡田准一、
策略を駆使し三成を追い詰めていく家康を役所広司、三成への恋心を胸に彼を支え続ける
忍びを有村架純が演じる。日本の戦国時代における重要な合戦が、どのような切り口で
映し出されるのか注目。
<ストーリー>
豊臣秀吉の死後、豊臣家への忠義を貫く石田三成(岡田准一)は、天下取りの野望に
燃える徳川家康(役所広司)と対立を深めていく。そして1600年10月21日、長きにわたった
戦国時代に終止符を打った歴史的合戦「関ヶ原の戦い」は、早々に決着がついた。
有利と思われた三成率いる西軍は、なぜ家康率いる東軍に敗れたのか……?
(シネマトゥディより)
<感想>
原作=未読
日本史で必ず学ぶ「関ヶ原の戦い」の話。
佐和山城のあった彦根出身の私としては、興味深い映画でした。
映画冒頭の「三献の茶」のシーンは、彦根にある天寧寺でのロケ。五百羅漢が有名で
映画にも映っていましたね。佐和山城のあった佐和山は、今は城もないので人気もなく
寂しいですが、小さい頃、よくふらっと登りに行ってました。佐和山から見る彦根城の景色が
なかなか素敵なんです。ここに五層の天守閣があったとは今では想像もつきません。
映画に話を戻しますと、原作が膨大で149分によくまとめたなぁとは思いましたが
いかんせん、台詞の読み回しが早すぎて、何を言ってるのかわからないところが
結構ありました。私の耳が衰えたのかな?なんて思ってたが、他のブロガーさんの所を
見ていると、同じような感想を述べてる方が多かったので、ちょっと安心^^;
あと、登場人物がとにかく多いのでセリフ早読みも加えると、歴史背景をあらかじめ
きちんと把握して観たほうが楽しめるかと思います。でないと、たぶんちんぷんかんかも?
個人的に、島左近を演じた平岳大さんがイメージぴったりだなぁと思いました。
お父様に似てらっしゃいますが、お父様より好みの顔です(笑)
どういう原因で、天下分け目の合戦になったのかという説明がほぼ無かったのが
かなり不満でしたが、面白く観ることは出来ました。
ただ、これは時代劇初心者には、少しハードルが高いかと思います。
点数:7点 (10点満点)
先日、横浜へ行った時に「Foundry」に立ち寄り、国産林檎のバターサブレを購入。
サブレと言うよりは、一口パイっていう食感でしたが(笑)
でも、酸味と甘みのバランスが最高
トースターで軽くあっためると、サクサクしてよりおいしいです。
手土産にちょうど良いお菓子かも
ファウンドリーHP